「潰れる家門を生かしてみます」は放送作家だった奈緒が事故に合い、小説の世界へ飛ばされてしまう「異世界ファンタジー系マンガ」です。
小説の話のままだと一族は潰れて自分も死んでしまう!
なんとか運命を変えようと奮闘するヒロインの物語です。
ネタバレの話になるので知りたくない人はこの先は読まないでください。
→「潰れる家門を生かしてみます」51話のネタバレはこちらからチェック!
潰れる家門を生かしてみます 52話 ネタバレ
部屋の奥の方の壁につなぎ目のようなものがあることにテラが気づき、ずる賢い組織だと男に話しかけますが、男は知らなかったフリをしています。
テラは、壁の向こうへ行く仕掛けがある場所を教えるように男を脅します。
斧を足首に落とすと脅された男は、仕掛けの場所をテラに伝えます。
その場所の仕掛けを押せばいいと教えられて一度その通りに押そうとしたテラでしたが、「過信をするな」と教えられたテラは、常に警戒して慎重になるべきだと考えていました。
慎重になろうと刺青を確認するために倉庫まで来てしまったテラでしたが、ここまでいった以上自分の身を守るしかないと言って刺青の男を仕掛けの前まで引っ張っていきます。
テラは何も考えずに手で押して罠に引っかからないために、男を使って仕掛けを開けようと考えていました。
男を使って仕掛けを押すと、何の問題もなく本当に扉が開きました。
扉の向こうには密室がありました。
そのころ、カイル皇子達もスコーピオンから帳簿の原本を押収していました。
他の帳簿は原住民がいる場所にあるようで、ガラン国とバロン国に協力を要請もしていました。
捕えられたスコーピオンの組織の証言によると、各拠点にそれぞれ帳簿と複製本がいくつか存在するようでした。
複製本とは、上部の人間を脅迫するためのトカゲのしっぽ切りの目的で作っていたものだったようですが、そのせいで証拠が多く出てきてしまって墓穴を掘ってしまった状態でした。
カイル皇子はこんなに毒がたっぷり塗られていたら奪おうとしたものは確実に死んでしまうと言い、スコーピオンがかなり悪質だと考えていました。
首都にいるオーランドは、スコーピオンの組織結成以来の大きな依頼が入ってほとんどのメンバーがそれに駆り出されていたためこの件に気づいていませんでした。
カイル皇子は、軍部機密漏洩に直接関与したスコーピオンメンバーの証言を確保するようにウォルターに命じました。
それは情報漏洩犯のイニシャルは手に入れましたが、それだけではシラを切られてしまうと考えていたからでした。
他の帳簿が原住民団地の社交クラブのうちの一か所にあることまでカイル皇子たちは突き止めており、カイル皇子はウォルターに指揮官として作戦を実行するように命じました。
カイル皇子はクリスに自分と一緒についてくるように命じ、一緒に安保協力部隊へ向かいました。
テラは男を自分の側から離さないようにと一緒に密室に連れて行きます。
テラは慎重に慎重を重ねて行動しようと考えていました。
周りを見渡し、棚がたくさんあることを不思議に感じます。
裏に出口がないかとテラは探しますが、見つかりません。
他の出口がないのならドアを開ける鍵があるはずだと考えたテラに、男は鍵の場所を教えます。
男を疑いながら引き出しを開けると、そこには鍵と帳簿の原本と複製が並んで入っていました。
テラは前に聞いていた帳簿とはこのことだと理解しました。
そこでテラは軍部と黒社会で同時に探しているものを黒社会に渡したら軍での特進の機会を失うと考えます。
一方帳簿を軍部へ渡したら黒社会の望んでいるものが手に入らなかったので、テラへの支援も期待できなくなるかもしれないと予想します。
テラは黒社会から任務として帳簿を探すように頼まれていないので、知らなかったフリをして軍部に渡そうかと考えます。
しかし密室まで入ってしまったので、帳簿に気づかなかったはずはないとアンドレに判断されるだろうと考え悩みます。
そしてテラは一人で悩んでも答えは出ないと考えて、正攻法で男に何の帳簿なのかを問い詰めます。
知らないと言う男に敬語を使うよう叱ろうとして、テラは死体が腐ったような臭いを感じます。
男の笑みに気づき、テラが違和感を感じていた引き出しを引っ張ってみると、そこには死体が収納されていました。
テラは初めて目の前で他人の死体を見て怖く感じ、何もかも放り出して逃げたいと感じました。
テラが男に確認すると、引き出し全てに遺体が入っているとのことでした。
テラがその死体となった男をよく見ると、それは軍部の失踪者でした。
それを見たテラの後ろで、タトゥーの男は笑っていました。
潰れる家門を生かしてみます 52話 感想
カイル皇子はアンドレよりも早くスコーピオンの組織の帳簿を見つけたようですね。
そして社交クラブのどこかに他の帳簿があることまで突き止めていました。
その帳簿がまさにテラが閉じ込められた密室から出てきました。
しかし、その密室から見つかった帳簿を誰に渡そうかとテラは悩んでいるようでした。
そんな中、テラが追っていた軍の脱走者が死体となって見つかりました。
テラは初めての死体に怖がっていましたが、そんななか男は笑っていました。
この後男はどんな行動に出るのでしょうか。
続きが気になります。