「潰れる家門を生かしてみます」は放送作家だった奈緒が事故に合い、小説の世界へ飛ばされてしまう「異世界ファンタジー系マンガ」です。
小説の話のままだと一族は潰れて自分も死んでしまう!
なんとか運命を変えようと奮闘するヒロインの物語です。
ネタバレの話になるので知りたくない人はこの先は読まないでください。
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潰れる家門を生かしてみます 40話 ネタバレ
テラは、バーナードになぜジョシュ・ルーカスに興味を持ったのかを説明しています。
東洋から持ち込まれた「トリカブト」という毒草の根に鎮痛と鎮静、局所麻酔効果がある事をルーカスが明らかにするのだと説明します。
ルーカスが他の製薬会社に目を付けられていない今がエリオス製薬にとってチャンスなのだと言います。
そう言いながらテラは、エリオス製薬でなく、自分にとって必要なのだと考えていました。
ニックはカイル皇子に命じられてルーカスとテラが会っていた事を確認し、報告しましたが、テラとルーカスの会話までは聞き取れなかったようです。
カイル皇子はテラが3回接触をしたらルーカスを監視するように命じました。
そして、ニックはテラがダーボンへ行ってからも人を付けるかどうかの指示を仰ぎます。
本人からの報告も重要だが、監視者の報告も重要だと言い、カイル皇子は人をつけるように指示します。
ニックはテラがダーボンで耐えられるかを心配しますが、カイル皇子は選抜が性別不問であったように、仕事内容も性別で分けるべきではないと言い切ります。
それを理解していないニックに、カイル皇子は基礎訓練6時間の罰を与えました。
ニックが立ち去ったのち、カイル皇子は何かを思案していました。
その日の午後にテラに疑惑を抱いたカイル皇子はテラを問いただしていたのでした。
カイル皇子は、テラが自分の家庭の事情を突っ込んで聞いてこなかった事に対してあまりにも遠慮があるのではないかと問います。
テラはそれについて謝罪しながらも、多少の複雑な事情は誰にでもあるのではと伝えます。
人に言いにくい事は生きてきた時間に比例して増えていくと言い、自分もカイル皇子に負けない程複雑な事情を抱えているのだと話します。
立ち去ろうとするカイル皇子に、テラは軍部では今まで女性を受け入れたことがなかったことを知り、テラをダーボンへ送るのも、テラの事を考えての配置なのだろうと言い、非礼を詫びました。
そしてテラは与えられた任務をしっかりと遂行して戻ってくると伝えます。
そう言って立ち去ったテラの姿を見ながら、カイル皇子はテラの為の配置ではなかったが、その誤解を正す気もないなと笑っていました。
屋敷に戻ったテラは、エリオス家に残る部下たちに指示をしています。
ニルスには勉強をするように入学許可証と受講証を渡し、ピーターにはバーナードの代わりのマーク・グレント騎士のもとで斧を教えてもらうように伝えます。
ニルスは自分の仕事があるから勉強は出来ないと断ろうとしますが、テラは仕事場から一番近いアカデミーを選んだこと、当主の許可も得ている事を伝え、授業を受けるよう促します。
そして、屋敷の仕事をおろそかにしてはいけないと釘をさします。
自分に勉強を教えてもらう機会をもらったニルスがまだためらっていると、テラは第三者の目でエリオス家の動向を記録して送ってもらうためにはニルスが必要で、ニルスが読み書きを学ぶことはテラのためにもなると言って説得します。
テラは、ニルスなら1ヶ月で読み書きが出来るようになるだろうと予測し、充分に学んでから自分に報告を送るように頼みます。
テラは、自分の代わりに罰を受けて罪を被ってくれたニルスを信用していると伝え、ニルスは自分の仲間だと伝えました。
感動するニルスの横で、ピーターは自分はどうしたらいいかと聞きます。
テラは一緒に学んだピーターの師匠を自分のせいで連れて行ってしまうので、代わりの騎士を調達し、バーナードが戻ってくるまで熱心に学ぶように指示しました。
ピーターがテラの腫れた目はどうしたのだと聞き、説明をしている時にテラに呼びつけられたアリアがやってきます。
テラが自分が屋敷を歩き回れる顔ではないからだと答えると、アリアはその顔を見て爆笑します。
爆笑してバカにするアリアに、いい加減にしないとプレゼントを渡さないとテラが言い放ちます。
面接でテラの肩を持ってくれたことや、面接官が買収されていることを伝えてくれたお礼と、アリアだけ不合格だったことを申し訳なく思ってテラはプレゼントを用意していたのでした。
アリアは、カイル皇子との仲を取り持つ話をこのプレゼントでごまかすのではないかと疑います。
テラは自分がダーボンへ行くことになったので仕方ないだろうと言い、戻ってきたらカイル皇子との仲をなんとかするからと我慢するように説得します。
テラは、このプレゼントはお金を出しても買えない貴重なもので、プレゼントの本を読めば意中の男性の心を射止めることが出来るようだとアリアに言います。
テラは、アリアの愛情表現があまりにも猪突猛進でストレートすぎるのでその本をプレゼントしたのでした。
テラがプレゼントした本はオシリア皇族と、今人気の貴族の男性たちについての具体的なプロフィールなどが書かれており、カイル皇子の事も書かれているようでした。
その作者は第2皇子宮に所属する侍女のうちの一人ではないかという噂を聞いたアリアは、やっと読む気になったようでした。
テラは通常2~3年滞在するダーボンから6カ月以内に戻るつもりでいることをアリアに伝えます。
アリアは、手紙を送ってくれば返事くらいはすると言いながらその場を立ち去りました。
ベスはテラが本当に6カ月で戻ってこられるのかを問います。
テラは「オシリア帝国行政官昇進制度」を見せて「職遂行能力優秀者」か「職務外で大きな功績を立てた者」となって戻ってくると言います。
ベスはそれを見てとても難しそうに感じていましたが、テラは自分はやると言ったらやる女だと自信満々でした。
その2カ月後、テラはバーナードについてもらって訓練を続けていました。
潰れる家門を生かしてみます 40話 感想
初めにテラはバーナードに、ルーカスが将来発見すると未来の事を話していましたが、バーナードは全然ツッコミませんでしたね。
バーナードには一族が潰れてしまうかもしれないという未来の話もしているという事でしょうか。
テラはニルスに読み書きを学ぶように伝えていました。
ニルスをとても信用していて、ニルスからエリオス家の情報を伝えてもらおうと考えているようでした。
テラはダーボンから6カ月で戻ってくるつもりでいたようですが、どのように功績を立てるつもりでいるのでしょうか。
そこにはジョシュ・ルーカスは関係してくるのでしょうか。
続きが気になります。