「影の皇妃」は、フランツェ大公の頼みで熱病で死んだ娘ベロニカの代わりになった主人公エレナのファンタジー漫画です。
皇妃として暮らしていると死んだはずのベロニカが現れ、エレナは殺されてしまうのですが、なぜか死なずに過去に戻っていた!
今度は以前のように殺されないように、自分を陥れた大公家への復讐を誓います。
ネタバレの話になりますので知りたくない人はこの先は読まないでください。
影の皇妃 前回のあらすじ
生誕の宴がおこなわれている中、レンがエレナの元へやってきて、自分と踊るように言います。
レンと踊っていたエレナは、嫌がらせしか出来ないレンを哀れだと言い挑発します。
不満があるなら大公家にかみつけと言い、それが出来ないのはレンが根っからの下僕だからだと言ってわざと怒らせます。
エレナはわざとレンを転ばせて笑いものにします。
その状況で、レンはいきなり大笑いをしました。
影の皇妃 27話のネタバレ
大笑いをしたレンは立ち上がり、不思議と悪い気分ではないと言って立ち去りました。
レンが何を考えているのか理解できないエレナでしたが、エレナには他にもすることがあったので、気にせずに次の目的へ向かいます。
リアブリックはエレナをひとりにすることを不安に思い追いかけますが、貴族たちに阻まれエレナの元に行けませんでした。
移動中にエレナは貴族からお世辞を言われてますが、それが嘘だと理解しているので、相手をせずに目的の人間の元へ歩き続けます。
エレナはマダム・ド・フランローズに挨拶をします。
マダム・ド・フランローズは誠実さと礼儀作法を重んじ、貞節の象徴として社交界で尊敬されていました。
エレナは挨拶をし、マダムから貴族の貞操観念について教わりたいと言います。
その言葉にマダム・ド・フランローズは少し反応します。
エレナはマダムに近づき、マダムの不貞の事実を伝えます。
それを聞いたマダムは顔が青ざめます。
マダム・ド・フランローズは夫が戦死したという知らせを聞き、再婚をせずに一生亡くなった夫への愛を貫くと誓いました。
しかしその数年後、体は不自由になったが、ロンド伯爵は奇跡的に生還しました。
その美談から、マダム・ド・フランローズは皇室から「マダム」という称号を与えられました。
しかし実際には隠れて御者と通じており、その事実をエレナは前の人生で侍女が暴露したので知っていました。
その事実を暴露したマダムの侍女はとても優秀な人材だったので、エレナはその侍女を自分のものにしたいと考えていました。
皆に暴露されるのではと怯えているマダムに、近いうちに大公家に来て欲しいと言い、念押しに自分が刺繍を施したハンカチを渡し、次回家に来る時に感想とともにエレナに返すようにお願いします。
エレナは、これくらい伝えておけば、必ずマダムは大公家に来るだろうと計算しています。
話が終わった後に、ようやくリアブリックがエレナを見つけてやってきます。
リアブリックはそろそろ休むかエレナに問いますが、(自分のやりたい事が完遂出来て)言葉にできないくらい素敵な夜だからまだ休まないと言います。
影の皇妃 27話の感想
レンは大笑いした後に、吹っ切れた様子でした。
レンのもやもやがなくなったようですが、それによってエレナに危険が及ばなければいいですが、どうなるのでしょう。
エレナはフューレルバードの次に、マダム・ド・フランローズの侍女を手に入れたいと考えているようでした。
現在誰も知らない事実を利用してマダムを大公家へ招くことが出来ましたが、秘密を話さない代わりにお目当ての侍女を手に入れようと考えているみたいですね。
今回はリアブリックにも邪魔されずにうまくマダムと接触することが出来ました。
エレナは自分の目的が達成出来てとてもご満悦の様子でしたね。
次回はマダムが家に訪問されるのでしょうか。
リアブリックの驚く顔が目に移ります。