3人の兄弟から妹と認めてもらえず肩身の狭い思いをしていましたが、やっと縁談が決まって家を出られると思ったら、なぜか目が覚めると幼少期に戻っていた!
「お兄ちゃんたちに気をつけて!」は、母親を亡くしてエルンスト公爵家の養子となった主人公、ハリがやっと縁談が決まって屋敷を出ていくことから話が始まる異世界ファンタジー漫画です。
ネタバレの話になりますので知りたくない人はこの先は読まないでください。
お兄ちゃんたちに気をつけて!前回のあらすじ
ユージンがロザベラ・ベロンティアと婚約をしたと聞いて、ハリは少し嫌な予感がしていました。
ルイーゼとハリとエーリッヒはキャベルやヨハンのいるアカデミーに向かっています。
アカデミーに着くと、キャベルが出迎えてくれました。
キャベルは相変わらず成長していないと感じたハリは、まだまだ自分が面倒を見ないといけないなと感じていました。
別れ際にヨハンはハリにあまり無理をしないように伝えます。
家に戻るルイーゼとハリは、とても楽しかったと話し合っていました。
→お兄ちゃんたちに気をつけて!35話ネタバレはここからチェック
お兄ちゃんたちに気をつけて! 36話 ネタバレ
アカデミーが休業期間に入ると、キャベルたちがバスティーエ邸に帰って来ました。
ルイーゼとエーリッヒがペニのお腹を触るかどうかで言い合っているのを聞いて、ハリは二人が親しくなっていることを感じています。
親しくなった分、エルンスト邸を離れて6年も経っているのだとしみじみとしています。
ルイーゼと教養を学び始めて、ハリはピアノが面白い事に気づきました。
それ以外にも、自分がレノルド夫人に騙されていた事にも気が付きました。
ハリはレノルド夫人に騙されて「体罰を受ける方が恥ずかしい」のだと思っていましたが、体罰自体が通常行われるものではないという事を知りました。
ハリが体罰を受けていた事を知った時のバスティーエ夫人は、初めて見るほどに怒っており、ハリ達がバスティーエ邸に預けられた理由を十分に理解したようでした。
ピアノを弾いていると、気づいたらヨハンが後ろで演奏を聴いていました。
ヨハンもピアノが少し弾けると言って弾き始めます。
ヨハンの演奏は繊細で、聴いていると温かい気持ちになり、ハリは演奏に性格が表れるというのはきっと本当だと感じていました。
そこへキャベルが怒りながらやってきます。
ヨハンがハリの元へ来た理由は、キャベルがハリを呼んで来るように頼んだからでした。
ヨハンと演奏を楽しんでいたハリを見てキャベルはヨハンに敵対心を抱き、自分もピアノを習うと言います。
キャベルはハリにユージンから何か届いていると伝えに来たのでした。
ヨハンはハリに夢中になったことを謝ります。
ハリはヨハンと一緒にピアノが弾けて楽しかったと言ってユージンの贈り物を見に行きます。
ユージンからの荷物とは、ハリへの洋服のプレゼントでした。
ずっとユージンに会っていなかったので、まだ子供だと思われているようで、ハリには少し小さい服でした。
バスティーエ夫人は裾を直そうか提案してくれましたが、ハリはそのまま持っておきたいと伝えます。
通信機を使ってユージンの顔を見ながら会話がしたいとハリは感じています。
通信機を使ってユージンと会話したのは3年も前のことでした。
奇襲を受けて大けがをしていた状態で2日後にハリと通信機で会話していたという事を知ったハリは、ユージンの負担にならないように通信機から手紙でのやりとりに変更したのでした。
夕食でキャベルがガッツいているのを見て、バスティーエ夫人はキャベルをたくましいと言い、「お帰りなさい」と伝えます。
その言葉に、エルンスト家の全員が反応し、心が温かくなっていました。
バスティーエ夫人は、エルンスト家の3人に、必ずエルンストに帰れるから安心しなさいと伝えます。
エルンストに帰れる事を実感しているハリの元へ、ルイーゼがやってきて一緒に寝たいと言います。
ルイーゼは、ハリと一緒にいられて楽しかったと言い、また遊びに来てほしいと頼みます。
ルイーゼが眠りますが、ハリは全然眠れなくて飲み物を飲みに行きます。
そこでエーリッヒに会いました。
エーリッヒも眠れなくてやってきたようでした。
ハリに会ったエーリッヒは、いきなりハリにヨハンの事が好きかと問います。
紳士的だから好きだとハリは答えますが、エーリッヒは異性として好きなのかと問います。
具体的な話をし始めるエーリッヒを止めて、自分たちにはまだそういう話は早すぎると言います。
エーリッヒは再度ヨハンには異性としての感情はないのかと確認し、ハリが当然だと答えると、それならばいいと言ってエーリッヒはその場を離れました。
お兄ちゃんたちに気をつけて! 36話 感想
キャベルやエーリッヒがアカデミーから戻ってきて賑やかになっていましたが、まだユージンだけ一人の状態で寂しいですね。
いまだにユージンは奇襲に会ったり、危険な目に遭っているようです。
どんだけ危険な一族なんだと不安になりますね。
ハリは、ヨハンと将来結婚した間柄なのに、エーリッヒには「異性として好きと言うわけではない」と言っていました。
私はてっきりヨハンの事が旦那様として大好きなのだと思っていたのに違ったのでしょうか。
次回はどのような事が起こるのでしょうか。
続きが気になります。