3人の兄弟から妹と認めてもらえず肩身の狭い思いをしていましたが、やっと縁談が決まって家を出られると思ったら、なぜか目が覚めると幼少期に戻っていた!
「お兄ちゃんたちに気をつけて!」は、母親を亡くしてエルンスト公爵家の養子となった主人公、ハリがやっと縁談が決まって屋敷を出ていくことから話が始まる異世界ファンタジー漫画です。
ネタバレの話になりますので知りたくない人はこの先は読まないでください。
お兄ちゃんたちに気をつけて!前回のあらすじ
アカデミーの休業期間にキャベルたちはバスティーエ邸に帰って来ます。
ピアノを弾いているとヨハンが来てピアノを弾きます。
そこへキャベルがヨハンに怒りながらやってきて、ユージンから何か届いているとハリに伝えます。
それはハリへのドレスのプレゼントでしたが、成長していたため、サイズが小さくなっていました。
ハリはそれを直さずに大事にとっておこうと決めます。
夜に眠れなくて飲み物を飲みに行くと、エーリッヒに出会いました。
エーリッヒは、ハリにヨハンの事を異性として好きなのか問います。
ハリが異性としての感情がないと言うと、それならいいと言ってその場を去りました。
→お兄ちゃんたちに気をつけて!36話ネタバレはここからチェック
お兄ちゃんたちに気をつけて! 37話 ネタバレ
春になるとヨハン達はまたアカデミーに戻りました。
キャベルが自分も手紙が欲しいというので、ハリはキャベルにも手紙を送る事にしました。
ハリはキャベルが全科目落第で、卒業試験があることも知らなかったことに頭を悩ませます。
ハリは手紙を使ってキャベルが勉強するようにやる気を出させたことで、少しはマシになったようです。
ハリがユージンに書いた手紙を送ってもらうように頼んでいると、ルイーゼが一緒にお花屋さんに行きたいと誘います。
ハリはお花屋さんだけという条件で了承し、双子コーデで出かけます。
お花屋さんに着いた二人は、あまり遠くに行かないように注意をしながら、それぞれ分かれて買い物をします。
ルイーゼを見かけなくて心配して探そうとするハリは人とぶつかってしまいます。
その男性に助けてもらいますが、ぶつかった男性はユージンでした。
ユージンは成長したハリに全く気付いていないようで、ぶつかった非礼をハリに詫びます。
そこへルイーゼが声を掛けた事で、ユージンは自分がぶつかった女性がハリだと知りました。
ハリはユージンと再会する日を何度も想像し、再会したら笑顔で迎えようとセリフまで決めていましたが、実際に再会したら、黙って涙ぐむことしかできませんでした。
ユージンは部下と一緒に馬車の中でも仕事をしなければならないほど忙しい状況でした。
部下は、仕事がとても忙しくても毎回贈り物を自分で選んでいるユージンを大したものだと感心していました。
部下は成長期のハリへの贈り物に服や靴はやめて他のものにするように勧めますが、ユージンはそんなに成長するとは認識していませんでした。
さらに婚約者とも一度は食事をするように部下は勧めますが、政略結婚なら顔を合わせずに結婚式をするのも珍しくないと断ります。
そして、弟たちには政略結婚はさせないと断言します。
それを聞いた部下は、ユージンは自分の幸せをないがしろにしすぎだと言います。
運命の人にいつどこで出会うか誰にも分からないと伝えました。
お兄ちゃんたちに気をつけて! 37話 感想
ハリは、ユージンに想定外の再開をしてしまったため、ずっと決めていた言葉を伝えることが出来ませんでした。
ユージンも部下との話からも、ハリがそんなに早く成長しているとは考えていなかったようで、大きくなったハリを見て驚いていました。
ユージンの部下も心配していたように、ユージンは自分の幸せをあまり考えていないようでした。
ユージンは運命の人に会わないまま政略結婚をするのでしょうか。
続きが気になります。