3人の兄弟から妹と認めてもらえず肩身の狭い思いをしていましたが、やっと縁談が決まって家を出られると思ったら、なぜか目が覚めると幼少期に戻っていた!
「お兄ちゃんたちに気をつけて!」は、母親を亡くしてエルンスト公爵家の養子となった主人公、ハリがやっと縁談が決まって屋敷を出ていくことから話が始まる異世界ファンタジー漫画です。
ネタバレの話になりますので知りたくない人はこの先は読まないでください。
お兄ちゃんたちに気をつけて!前回のあらすじ
ハリは未来の旦那様、ヨハネス・バスティーエに初めて会った日のことを思い出しています。
とても紳士的で、一緒にいて心地よかったので、数回会って結婚を決意しました。
エルンスト家を出たい一心での結婚の決意でしたが、なぜヨハネスのような人格者がハリを選んだのか、ユージンが彼を紹介した意図を出来ないでいました。
子供になったハリは、従者に自分が出来たことを伝えて、褒めてもらっています。
ハリは初めて誰かに褒めてもらう喜びを知りました。
しかし両親に褒めてもらおうとねだることは兄弟への後ろめたさがあるので、従者に褒めてもらっていました。
キャベルがハリにかくれんぼをしようと誘ってきます。
しかしハリは、「ホコリ女」と呼ばれるのが嫌だったので断ります。
もう呼ばないとキャベルが言いますが、それでもハリは寝不足だったので断ります。
しつこくキャベルが遊ぼうとせがみますが、ハリは眠くて眠ってしまいました。
→お兄ちゃんたちに気をつけて!16話ネタバレはここからチェック
お兄ちゃんたちに気をつけて! 17話 ネタバレ
目が覚めるとハリは暖炉の前のソファで眠っていました。
そばには大人の姿のユージンが座っていました。
ハリはユージンに手を伸ばしながら、ユージンが複雑な表情で無言で見つめてくるようになったのはいつからだっただろうと考えていました。
起こしてくれたらよかったのにといいながら、意識がはっきりしてきたハリは、ユージンが子供の姿のことに気づきます。
そこで未来に戻れていなかったことを理解しました。
ユージンは母親に頼まれてハリの様子を見に来ていました。
そしてハリのために暖炉に火もいれてくれていました。
ハリは家族で出かけた日以来、ユージンの態度が変わっているように感じています。
悪態もつかなくなり、20年後のユージンに雰囲気が似てきた気がすると感じています。
夕食だというユージンにハリは一緒に行こうと誘い、勇気を出して手をつなぎます。
ハリは20年後にはユージンと手をつないでいる経験がありましたが、ユージンは初めてだったので抵抗しようと考えているようでしたが、ハリのいたいけな子供作戦に負けてつないだまま夕食へ向かいます。
ハリがユージンと手をつないで食卓へ来たのを見て、キャベルとエーリッヒはハリを睨んでいました。
やはりエーリッヒが階段でハリの足をひっかけて転ばせます。
しかしそれを見たユージンが、ハリを抱き起し、エーリッヒを叱ります。
エーリッヒに一度は同情したハリでしたが、エーリッヒの性格が変わらないと理解しました。
ハリは、ユージンに自分は大丈夫だと伝えます。
そしてそこから立ち去ろうとするエーリッヒの足を蹴って転ばせます。
そしてハリが言われていたように、こんなのもよけられないのかと言い返します。
半泣きになっているエーリッヒに、ハリがさっき言われたことと同じ言葉を返します。
そして次から気を付けるようにと笑顔で言い添えました。
お兄ちゃんたちに気をつけて! 17話 感想
大人のハリは、兄弟のことが嫌いと言いながらユージンとは仲が良かったのでしょうか。
嫌いな人に手を伸ばしたり、手をつないだりとはあまりしないですしね。
悪態をつかなくなったユージンの雰囲気が20年後のユージンに似ていると言っていることからも、その頃にはハリの事を家族と思うようになっている感じがしますね。
ハリは自分からユージンと手をつないだのに、仲が良さそうと言った父親に「まさか」と言っていますが、ユージンが嫌ならなぜ手をつないだのでしょうか。よく分からなかったです。
ハリの最後の笑顔に込められたメッセージは、エーリッヒに届いたでしょうか。
子供の頃の兄弟の不遇さを垣間見て復讐心がなくなったハリでしたが、やられたらやり返す精神は残っていましたね。
自分がやっていた事と全く同じ事を返されて、エーリッヒはどう感じたのでしょうか。
これを機にエーリッヒからの嫌がらせはなくなるのでしょうか。
続きが気になります。