「姉が男主人公を拾ってきた」は、前世の記憶を持っている「エイミー」の姉が、前世で読んだ小説と同じ展開で森から男の子を連れて来ることから始まる恋愛ファンタジー漫画です。
姉の運命を変えるため、小説の主人公「リノク」の名付け親になったエイミー。昼は子供の姿、夜は大人の姿になるノクス(リノク)との生活が始まります。
ネタバレの話になりますので知りたくない人はこの先を読まないでください。
姉が男主人公を拾ってきた 前回のあらすじ
エイミーたちは、魔法使いの家の2階を見て回ります。
最後に見た部屋で、魔法の本を3冊見つけることが出来ました。
その本を持って帰ろうとした時に、本を落としてしまい、その間から魔法陣のような形をした首飾りを見つけます。
はさまっていた本に書かれていた言葉を唱えると、文字の光のようなものが現れ、エイミーの左手に魔法陣のようなものが浮かび上がりました。
エイミーは念のためその首飾りも本と一緒に持ち帰ります。
外に出ると二人はたくさんの魔物に出会います。
魔物から逃げ切るために、エイミーは「テテス」という毒草を探そうと提案しました。
→姉が男主人公を拾ってきた 10話ネタバレはここからチェック
姉が男主人公を拾ってきた 11話 ネタバレ
「テテス」は、「夜の森」に生息する毒草で、実がはじける時に出る煙と液体が猛毒だといいます。
人が通ると弾けてしまう実をどうやって利用するのかとリノクに問われて、エイミーは衝撃を与えないで枝を切れるかと難しい事をリノクに頼みます。
自分でも無茶を言っていると思っていたエイミーですが、リノクはそれを簡単にやってのけました。
リノクは剣の使い方を覚えていないけれど、剣を使うたびに使い方を思い出しているようです。
エイミーは二つの道の片方にしか魔物が集まっていないのを見て逃げる策を考えます。
グルリルースは嗅覚と聴覚が発達しているので、テテスを使って嗅覚を麻痺させて、石を投げた大きな音で聴覚を麻痺させ、その間に別の道から逃げようとリノクに伝えます。
エイミーの合図で石を投げたリノクの石は粉々になります。
エイミーはその力の強さに驚きます。
リノクはエイミーを抱えて急いで走ります。
エイミーは、重い荷物とエイミーを抱えながらとても速い速度で走るリノクを人間離れしていると感じます。
グルリルースが後ろから追ってきますが、なんとか逃げ切れました。
ケガはないか問うエイミーでしたが、テテスの実を素手で触って腫れていたので、逆にリノクに大丈夫かと聞かれます。
リノクのためにこんな目にあっているのに、それでもエイミーにとって特別な存在ではないのかとリノクはまた確認します。
子供のノクスが心配だから、特別な存在だとエイミーは答えますが、リノクは今度はその答えで満足しません。
エイミーが、リノクの言いたいことが分からない、望むことを言って欲しいと伝えると、リノクは自分の隣で寝てほしいと言います。
エイミーはその答えに驚きます。
リノクが今知っている人間はエイミーだけだから、何もしないから隣で寝てほしいと頼みます。
話している途中に倒れそうになったリノクを抱えると、リノクは背中に傷を負っていて血が出ていました。
姉が男主人公を拾ってきた 11話 感想
魔法使いの家からやっと帰ってこれました。
運がよく毒草を見つけられましたね。
でも、エイミー達が逃げられたのは、どちらもリノクの尋常じゃない能力のおかげでしたね。
テテスの実を衝撃を与えず切り、大きな岩を粉々に砕くほど大きな音を出し、超速でエイミーを抱えながら魔物から逃げ切る。
リノクの身体能力が高いのは、魔法かなにかがかかっているのでしょうか。
そして最後にまたエイミーを問い詰めていましたね。
でも今度は素直に、エイミーに側にいてほしいと、自分の気持ちを伝えていました。
これは、リノクがエイミーを好きという事でしょうか。それともノクスのように「寂しい」だけなのでしょうか。
魔物から逃げ切りましたが、リノクはケガをしているようです。
リノクの体は大丈夫なのか、続きが気になります。