「影の皇妃」は、フランツェ大公の頼みで熱病で死んだ娘ベロニカの代わりになった主人公エレナのファンタジー漫画です。
皇妃として暮らしていると死んだはずのベロニカが現れ、エレナは殺されてしまうのですが、なぜか死なずに過去に戻っていた!
今度は以前のように殺されないように、自分を陥れた大公家への復讐を誓います。
ネタバレの話になりますので知りたくない人はこの先は読まないでください。
影の皇妃 前回のあらすじ
勝手に騎士を決めたエレナに、リアブリックは両親の話を出して脅します。
エレナがとても怯えたふりをすると、リアブリックは満足し、勝手な行動をしないように念を押しました。
エレナがリアブリックに生誕の宴用に作らせたギラギラのドレスを見せると、リアブリックはエレナが目立たないように、前もって準備していた地味なドレスを着るように命じました。
エレナはお茶をしながら、フューレルバードを困らせて楽しんでいます。
そしてフューレルバードにレン・バスタージュを知っているか問います。
エレナはレンがエレナに失礼な行動をしても止めないように命じました。
影の皇妃 23話のネタバレ
レン・バスタージュが失礼行動をとっても止めるなというのは命令なのかフューレルバードは確認します。
エレナが命令だと肯定すると、フューレルバードは承知してくれました。
エレナは他の者にまだフューレルバードの実力を隠しておきたいと考えていました。
初代当主ロゼルト公爵生誕の宴当日、いつもより気合が入っている宴だと侍女たちは話しています。
通常でも生誕の宴は盛大でしたが、今回はエレナが扮するベロニカ公女が社交界に復帰するので貴族たちも多くやってきていました。
噂話をしている侍女のそばをレンが通り過ぎますが、その姿のラフさに、貴族ではなくて不良ではないかと軽口をたたきます。
それを聞いたレンは侍女たちがコソコソ話すことにイラつき、つっかかっていきます。
逃げ去り際にさらっと謝った侍女に足を引っかけて転ばせ、自分はすごく傷ついたんだと言ってちゃんとした謝罪をさせようとします。
レンは侍女に、「おじ様はクソ野郎」と言えと命じ、訳が分からず侍女はその言葉を口にします。
侍女が逃げ去る後ろから、レンは「おじ様」とは、ここの主のことだと教えて侍女を追い詰めました。
レンはエレナの部屋へやってきて、中に入ろうとしますが、それをフューレルバードが止めます。
身分を明かしてほしいというフューレルバードに、レンは自分の名前を明かさず、勝手に入ろうとフューレルバードに暴力を加えます。
レンはフューレルバードに対して力で押し切ろうとしますが、そこへエレナが気づいてフューレルバードに下がるように命じました。
影の皇妃 23話の感想
やっとレンが登場しましたが、侍女が貴族に対して軽口を叩いているのも良くないですが、レンもかなり執拗に侍女をいじめていました。
大公家にさげすまされて生きてきたので、性格もねじまがってしまったのでしょうか。
フューレルバードに名前を聞かれても意地でも答えようとしませんでした。
それも、自分が「番犬」扱いされている身分だと知られるのが嫌だったのでしょうか。
エレナはフューレルバードの事をまだ内緒にしておきたかったのに、もうレンとトラブってしまいました。
まだ殴り合いになるまえでマシでした。
レンは前回はすぐにエレナがベロニカではない事に気づいたようですが、今回はエレナはバレないように何か対策をしているのでしょうか。
それとも、わざとバラしてレンと協力して大公家をつぶすつもりなのでしょうか。
続きが気になります。