「姉が男主人公を拾ってきた」は、前世の記憶を持っている「エイミー」の姉が、前世で読んだ小説と同じ展開で森から男の子を連れて来ることから始まる恋愛ファンタジー漫画です。
姉の運命を変えるため、小説の主人公「リノク」の名付け親になったエイミー。昼は子供の姿、夜は大人の姿になるノクス(リノク)との生活が始まります。
ネタバレの話になりますので知りたくない人はこの先を読まないでください。
姉が男主人公を拾ってきた 前回のあらすじ
リノクはエイミーが自分を襲った者ではないのかと疑い、リノクが子供になってしまうという朝まで一緒にいるように命じます。
しかし、朝が近づくにつれてリノクは眠気が強くなり、眠ってしまいました。
そしてエイミーが朝起きてみると、隣には子供の姿になったリノク(ノクス)が眠っていました。
ノクスは、エイミーにとてもなついていたので、エイミーがノクスの勉強と世話係となります。
そして夜になると、また大人になったリノクに事情を説明することになります。
姉が男主人公を拾ってきた 5話 ネタバレ
夜になり、またエイミーはリノクと対面しています。
上半身裸のリノクに、目のやり場に困るから服を着てほしいとエイミーが頼みますが、そもそもリノクに合う服がありませんでした。
リノクは、数日様子を見ていて、エイミーの言った事が嘘ではないと信じたようです。
そして、自分を連れてきた時の状況や、昼間の「ノクス」の行動をエイミーに問います。
エイミーは自分がリノクを連れてきたわけではないので、ごまかします。
エイミーは自分に姉と二人暮らしだったことやノクスの昼間の行動を話します。
甘えん坊のノクスの話を正直に話していたら、リノクの機嫌が悪くなっていってしまいました。
リノクは、自分が森で見つけられた時の状況を確認します。
エイミーは、小説の知識で知っていた「魔法」について話してしまいますが、詳しいことはごまかします。
そこに姉が話し声を聞いてドアの向こうから声を掛けます。
ノクスが、夜には大人の姿の「リノク」になっていることは、姉に死亡フラグがたたないように秘密にしています。
リノクにもそれを説明することが出来ないので、大人の男の人が女の二人暮らしにいるのは危ないと姉に思われるから秘密にしているという理由を考え付き、説明します。
それを聞いて納得をするリノクですが、意地悪でエイミーに「同じ部屋で過ごして大丈夫か」と聞いてきます。
それに気づいたエイミーが部屋を出ようかと考えますが、姉にバレたらダメなのでしかたなくずっと寝ないで起きています。
夜にぐっすり眠れなかったので、エイミーは寝不足気味で、姉に様子がおかしいことを指摘されます。
姉のディアナはハーブを取りに山奥の家に行ってきたといいますが、そこに何かの魔法の術が書いてあったと言います。
ノクスは、寝不足のエイミーを心配します。
そして、記憶はないけれど辛いことには慣れているから、代わりになってあげると言います。
それを聞いたエイミーは、ノクスやリノクにとって、苦痛とは空気のように当たり前のことなのかもしれないと感じました。
姉が男主人公を拾ってきた 5話 感想
エイミーの疑いが晴れて良かったですね!
もっと長く疑われるのかと思っていましたが、リノクは結構冷静に状況を判断していました。
でも毎日ノクスが夜に大人になっていたら、ドキドキで安眠できません。
エイミー、これから慣れていくのでしょうか。
エイミーはディアナが死なないように色々策を練っていますが、それと裏腹にまたディアナが山奥の家から魔法の術が書いてあるという重要なキーになりそうなものを見つけてしまいましたね。
リノクの存在を黙っていることで、本当にディアナの死は遠ざかっているのでしょうか。
記憶がないのに痛みに慣れているような言い方をするノクス。体に染みついているような感じで悲しいですね。
ディアナが死なずに、リノクの記憶を取り戻すことができるのでしょうか。
続きが気になります。