「隠された世界」は、ピッコマで連載中のMISHA先生原作のファンタジー漫画です。
大学3年生の芦田桃は何度も奇妙な夢を見るようになります。
夢の中で登場する男に会った事がある気がするのですが、毎回顔は絶対に見えません。そしてその夢を見たら必ず切らなければならないほど髪が異常に長くなってしまいます。
タロットカード占いがよく当たる友人がある男とぶつかった拍子に落ちたカードは悪い意味しか持たない「塔」のカードでした。これから何か悪い事が起きる予感がしていました。
ネタバレの話になりますので知りたくない人はこの先は読まないでください
隠された世界 前回のあらすじ
曉斗に蛇族の血を入れようとすると、桃が能力を使って止めます。
そして林田先生に、桃の青鳥の能力を目覚めさせるために神羽族の元へ行くように仕向けたのかと問います。
林田先生は桃を死なせたりするつもりはありませんでしたが、それは蛇族の為に桃が必要だからでした。
同じ蛇族の頼れる人が出来たと感じていた桃でしたが、自分が誰を信じたらいいのか分からなくなりました。
吹っ切れた桃は、これからは自分で決めて行こうと決心していました。
隠された世界【50話】ネタバレ
鳴りやまない電話の音を聴いて眠ったままの曉斗はうるさいと考えています。
桃は林田先生に連れ去られたのではないかと考えながらも目を覚ますことが出来ないでいる曉斗でしたが、あまりにもうるさい電話の音でやっと目を覚まし、勢いで電話を切ってしまいます。
その電話は曉斗の兄からのものでした。
意識がはっきりしてきた曉斗は、自分がどこにいるのだろうと考えます。
曉斗が目を覚ましたことに気づき、桃が話しかけてきます。
曉斗は桃が林田先生に何かされなかったかと心配しますが、逆に桃に病人なのだから大人しく寝ておきなさいとベッドに戻されます。
曉斗はもう少しで命を落とすくらい危険な状態でしたが、一日で動けるようになりました。
それを褒める桃でしたが、曉斗はその体勢にドキドキしています。
桃は記憶は全部覚えているようで、曉斗はは唄野に完全に制御されてはいなかったのかと考えます。
記憶があるはずなのに、お礼を言わずに文句を言う桃に曉斗は少し苛立ちます。
桃は、なぜ曉斗に青鳥の血が流れているのか、自分と曉斗の関係を問います。
曉斗は自分と桃は何の関係もないと答えます。
曉斗の父親は青鳥を捕まえるよう命を受けましたが、青鳥を連れて帰る事は出来ず、逆に青鳥から贈り物をもらったそうです。
その贈り物に隠されていたのが一滴の青鳥の血でした。
実は青鳥は死んだと言われていましたが、死体は行方知れずでした。
それにもかかわらず、最後に青鳥に会った曉斗の父親は神鳥を殺害したと反逆罪を着せられました。
桃は本当に青鳥が死んだのか、なぜ一滴の血を残して曉斗の父親を巻き込んでしまったのかと問いますが、それは曉斗も疑問に思っていた事でした。
青鳥は一旦体に傷を受けると能力を失うという事実を桃に伝えます。
それなのに血を残したのはなぜだろうと曉斗は不思議に思っていました。
そしてその血がなぜ桃の封印を解けるのだろうと考えていました。
自分たちの一族が没落してしまったのは、桃の存在が原因なのだろうかと曉斗は考えていました。
蛇族と神羽族の混血である桃の出現は何を暗示しているのだろうと思案します。
曉斗も一滴の血が鍵のように感じており、何かを解くことが出来るのではと思っていました。
そこで桃は、答えは蛇族の生息地にあるはずだと曉斗に告げます。
曉斗の父親も蛇族の土地で一滴の血をもらったのだろうと言い、曉斗が問題の全体像が見えていなかったのは、神羽族の視点でしか見ていなかったからだと桃は伝えます。
そして、曉斗も桃達と一緒に曉斗の疑問を解くために蛇族の生息地へ行かざるを得なくなったと言いました。
隠された世界【50話】感想
青鳥は死んだと言っていましたが、実際は死体は行方知れずだったのですね。
また唄野が青鳥を隠しているという事はないのでしょうか。
桃は曉斗から、自分を目覚めさせる事が出来た理由を聞きました。
やはり曉斗の父親に血を渡したことで青鳥の能力はなくなっていたのですね。
しかし青鳥はどこに行ったのでしょうか。
次回はやっと蛇族の生息地へ向かいそうですね。
続きが気になります。