3人の兄弟から妹と認めてもらえず肩身の狭い思いをしていましたが、やっと縁談が決まって家を出られると思ったら、なぜか目が覚めると幼少期に戻っていた!
「お兄ちゃんたちに気をつけて!」は、母親を亡くしてエルンスト公爵家の養子となった主人公、ハリがやっと縁談が決まって屋敷を出ていくことから話が始まる異世界ファンタジー漫画です。
ネタバレの話になりますので知りたくない人はこの先は読まないでください。
お兄ちゃんたちに気をつけて!前回のあらすじ
のどの調子がおかしいと感じているハリに、母親が薬を飲ませに来ます。
その薬を飲んだ後、母親はハリにご褒美に飴を渡しました。
その後、ユージンがハリの様子をしばらく見るように母親に言われて部屋へやってきます。
そこでハリがアリナの好きだった飴をもらったことに反発し、ハリから飴を取り上げようと躍起になります。
そこへ父親が部屋へ来て事情を聞き、ユージンから飴を取り返そうとしますが、ユージンが抵抗したことから、父親に頬を叩かれてしまいます。
それを見て、嫌っていたはずの兄弟でしたが、ハリは胸が痛くなります。
→お兄ちゃんたちに気をつけて!7話ネタバレはここからチェック
お兄ちゃんたちに気をつけて! 8話 ネタバレ
父親が子供たちにおみやげを渡しています。
父親がハリに他に欲しいものがないかと聞いてきますが、昨日ユージンが頬を叩かれたのを見てからきまずい思いをしています。
父親は子供たちにプレゼントを渡しながら、プレゼントはいい子にしかあげない、ハリとも仲良くするように言います。
ハリはそこで何か違和感を感じたのですが、気のせいかと流します。
母親が寄ってきて、ハリにユージンとケンカしたと聞いたが、彼を許してあげてと言ってきました。
ハリは、わざと子供っぽくふるまい、気まずさを吹き飛ばそうとします。
そこでまたハリは気分が悪くなってしまい、父親に抱き抱えられて部屋へ向かいます。
それを見ているキャベルとエーリッヒに、ハリは後ろめたい気持ちになりました。
犬のペニと仲良くなったハリは、一緒に遊んでいますが、そこにキャベルと出くわします。
キャベルの頭にボールを当ててしまいましたが、ハリはキャベルに対しては後ろめたさや罪悪感があまりわきません。
ちゃんと前を向いて歩くように諭すハリでしたが、半べそをかいているキャベルを見て、当たった場所を調べようと頭を触りました。
当たった場所は少し腫れていました。
キャベルはハリに触られて照れています。
ちょうどそこへエーリッヒがやってきて、ハリに兄にくっつくなと文句を言います。
そしてペニがいる事に気付き、ペニは自分のものだとペニの事ばかりずっと主張しました。
ボールが当たって痛がっているキャベルの事を忘れたかのように…。
そしてエーリッヒはペニだけ連れてその場を去っていきました。
キャベルが、ハリに一緒に遊んであげると言ってきます。
チャンバラをしようと言いかけてやめ、かくれんぼをしようと誘います。
しかし、ハリはキャベルと遊んでも楽しくない、ペニと遊んだほうが楽しいと言い、遊びを断ります。
キャベルはそれに少し傷ついています。
キャベルは遊ぶのをあきらめて、ハリにお菓子を渡します。
ハリがガリガリだからちゃんと食べるように言います。
ハリが、キャベルが自分への敵意をなくしているのを見て、ちょろいと感じ、お礼に「ありがとう」と笑顔を見せます。
それを見てキャベルはドキドキしています。
そして話の途中で走り去ってしまいました。
ハリには全く意味が分かりません。
それを後ろから見ていたヒューバートが、二人が仲がいいのですねと話しかけてきます。
初めてヒューバートと名前で呼んだハリは、自分も早く大人になりたいと話します。
ヒューバートは、子供でいる方が幸せだと思うと言いながら、ハリの頭をなでます。
自分の事を心配してくれたのかなと、ハリは撫でられた頭を触りながらうれしく感じています。
お兄ちゃんたちに気をつけて! 8話 感想
キャベルは一度弱いハリをチャンバラに誘うのは「弱い者いじめ」になると言われたので、チャンバラをしたかったけど、諦めていましたね。学んでて偉いです。
ハリにお菓子をあげるのも、素直に渡さないで、ポケットに入れとくのが面倒だらなど言い訳をして、ツンデレみたいでかわいいですね。
キャベルは、ハリの笑顔を見た後にしゃっくりが出ていました。
感情が高まると出る癖があるのでしょうか。
ハリの笑顔でアリナを思い出したのでしょうか。
前回キャベルをターゲットにすると言っていましたが、キャベルは両親を取られることに対してはヤキモチを妬いてそうですが、ハリ自体に対しては遊びに誘ったり、体調を心配したりしていて、あまり敵視しているようには見えませんね。
ハリは3兄弟と仲良くなれるのでしょうか。
続きが気になります。