3人の兄弟から妹と認めてもらえず肩身の狭い思いをしていましたが、やっと縁談が決まって家を出られると思ったら、なぜか目が覚めると幼少期に戻っていた!
「お兄ちゃんたちに気をつけて!」は、母親を亡くしてエルンスト公爵家の養子となった主人公、ハリがやっと縁談が決まって屋敷を出ていくことから話が始まる異世界ファンタジー漫画です。
ネタバレの話になりますので知りたくない人はこの先は読まないでください。
お兄ちゃんたちに気をつけて!前回のあらすじ
春になるとヨハン達はアカデミーに戻りました。
ある日、ルイーゼがハリと一緒に花屋へ行きたいと言います。
二人は双子コーデで花屋へ向かいました。
花屋でそれぞれ買い物をした後、ハリはルイーゼが見つからないと探します。
そこで人とぶつかってしまいますが、それがなんとユージンでした。
ユージンはルイーゼがハリの名を呼ぶまで気づかない程ハリは成長していました。
ハリはユージンと再会したら言うセリフまで決めていましたが、実際は黙って涙ぐむことしか出来ませんでした。
→お兄ちゃんたちに気をつけて!37話ネタバレはここからチェック
お兄ちゃんたちに気をつけて! 38話 ネタバレ
ハリがあまりにも成長していたので、ユージンはハリの事を「お前」ではなく「あなた」とレディー扱いしてしまいます。
ユージンのお付きのスウォルツは、ハリを見て子供と聞いていたのに、立派なレディーじゃないかと口にします。
ルイーゼがハリの元へやってきて、そこにユージンがいる事に気づきました。
スウォルツが、場所を移動してゆっくり話をする事を勧めます。
ユージンはハリをエスコートするように言われますが、慣れていない仕草に、ハリに笑われてしまいます。
ハリは昔のように普通に手をつないで欲しいと頼みました。
席について、ハリとユージンは二人きりで会話します。
元気だったかと聞くハリにユージンは元気にしていたと言い、バスティーエ邸での生活が問題なかったか問います。
ハリは、バスティーエ家の人は自分たちを家族のように接してくれているから大丈夫だと言います。
ユージンは、バスティーエ夫妻がこれからもハリたちと一緒に過ごしたいと言っていたと言い、ハリが今の生活が気に入ったのならバスティーエにいるように言おうとし、ハリがそれをさえぎります。
ユージンが昔絶対に自分たちを迎えにいくと言ってくれたから、毎日ユージンを待っていたのだと伝えました。
ハリは、その約束を一日も忘れたことがありませんでした。
ユージンが迎えに行くのが遅れたことを詫びるので、ハリは心の中で責めたつもりじゃないと思っていました。
ハリは、ユージンがいつかの手紙で書いていた「ハリたちを見ていると自分が弱くなっていっている気がする」と言う言葉を思い出して、4年間一人で孤独に耐え続けていたのだろうと想像します。
ハリは、会いたかったとユージンに告げます。
それは、最初から言おうと思っていた言葉でした。
エルンストに帰れるという事実がハリにとってどれだけ幸せかを伝えるために、ハリはユージンのいるエルンストにずっと帰りたかったと伝えます。
約束を守ってくれてありがとうとハリがお礼を言うと、ユージンは待っててくれてありがとうとハリに言いました。
ハリたちは話が終わり、馬車へ向かいます。
そこでユージンは自分の補助をしているローウェングリーン・スウォルツを紹介しました。
ユージンはもう遅いから早く戻った方がいいとハリに促します。
別れ際にハリは買った花をユージンにプレゼントします。
ユージンは、鼻をもらうのは初めてだと笑顔を見せます。
その顔を見て、ハリは子供の頃のユージンを見ているようだと感動していました。
最後にハリはユージンにハグをし、またすぐ会おうと約束します。
ユージンも迎えに行くと約束をしました。
お兄ちゃんたちに気をつけて! 38話 感想
ユージンは社交界にも慣れていると思っていましたが、スウォルツにハリをエスコートするように言われてたじろいでいましたね。
あれは、ハリがこんなに大きなレディーに成長しているとは思っていなかったからでしょうか。
二人きりで話をした時に、やっとハリは自分がユージンに伝えたかった言葉を伝えることが出来ました。
最後にはユージンの久しぶりの子供のような笑顔も見ることが出来ました。
次回はユージンがハリたちを迎えに来るのでしょうか。
続きが気になります。