「ダメ貴族になりたい公爵令嬢」は、ピッコマで連載中のファンタジー漫画です。
交通事故に遭い小説の世界に入り込んでしまった主人公が、脇役キャラでも気にせずに公爵令嬢として豪華な暮らしを満喫していたら、様々なハプニングに巻き込まれます。
猫の姿のイケメン王子に見守られながらみんなをハッピーにしてしまう主人公アドリーヌの物語です。
ネタバレの話になりますので知りたくない人はこの先は読まないでください
ダメ貴族になりたい公爵令嬢 前回のあらすじ
アドリーヌは、自分の家から連れてきたクラウスと遊びながら、ペトルスの様子がおかしく、さらにファラディ家に来たことがあるようだった事を気にしています。
ペトルスだけが獣人の姿でも人間の言葉を話せることにも不思議に思っています。
晩餐会の会場に行くと、公爵が座る椅子の飾りが龍のモチーフで出来ている事に気付きます。
アドリーヌは、自分の肩に置かれたペトルスの手がとても冷たい事に気付きました。
そこにファラディ公爵が部屋へやってきました。
→ダメ貴族になりたい公爵令嬢13話ネタバレはここからチェック
ダメ貴族になりたい公爵令嬢 14話のネタバレ
公爵が一族の者と会うのは久しぶりのようでした。
公爵は、ファラディ家が龍の加護を受けて発展してきた一族だと言い、龍をたたえて乾杯します。
その言葉を聞いたペトルスが、椅子を強く握りしめてなにかをこらえている事にアドリーヌは気づきます。
しかしそこに美味しそうな料理が出てきたので、アドリーヌはそちらに集中してしまいます。
公爵はペトルスの異様な雰囲気に気付いたようでしたが、理由が分かりません。
公爵はアドリーヌの成人の儀式について話し始めました。
公爵はアドリーヌの獣人の待遇改善に関して褒めました。
そして、成人の儀式のために一族の財産をアドリーヌがどのように運用するか一年をかけて注視していくと言います。
成果を上げられなければ一族と名乗らせないと公爵は真剣なまなざしで伝えますが、アドリーヌの本音は一族を名乗れなくてもへっちゃらでした。
正式な一族を名乗れなくても財産は相続できるので、お金が手に入れば称号なんて気にしていませんでした。
むしろそれをわずらわしく思い、わざと不合格になろうと考え、散財してやろうと画策しています。
儀式の間一族の印鑑をアドリーヌに渡すことを公爵が宣言し、アドリーヌはそれに対し丁寧にお礼を言います。
その態度に公爵は少し驚いているようでした。
アドリーヌは一族の印鑑を手に入れられると聞いて、最高ランクのブラックカードを手に入れたと喜んでいます。
エリオットが次の話題を話し始めますが、アドリーヌは次期公爵はエリオットに任せようと考えており、議論の内容を聞かずにお金を使って自分がやりたい事ばかりを想像していました。
ダメ貴族になりたい公爵令嬢 14話の感想
ファラディ家は龍の加護を受けている一族だったのですね。
その関係でペトルスは屋敷に来たことがあったのでしょうか。
しかし、龍を称えて乾杯をしているのに、険悪な雰囲気で公爵をにらんでいたのはなぜでしょうか。
ペトルスの様子がおかしい事に気付きながらも、美味しそうな料理に負けてしまうアドリーヌが、自分の欲望に素直で好感が持てました。
成人の儀式の話になっても、外側では従順に儀式を受けるように思わせ、心では自分の欲望のままに散財する意欲を見せているところなども、自分の個性をころしてクロワンスのマネばかりしていた頃のアドリーヌと正反対で面白かったです。
一族でなくなったらそのまま追い出されるのかと思っていましたが、身分が一族と認められないだけでお金の不自由はしないのですね。
それだったら、プライドを気にしなければ成人の儀式で不合格になっても貴族同士の付き合いさえなければ何不自由なく楽しく暮らして行けそうですね。
しかし、儀式中とはいえ、アドリーヌにブラックカードなど渡したらどんなに散財するのか恐ろしいです。
ペトルスの様子がおかしかったのはなぜなのでしょうか。
続きが気になります。