「姉が男主人公を拾ってきた」は、前世の記憶を持っている「エイミー」の姉が、前世で読んだ小説と同じ展開で森から男の子を連れて来ることから始まる恋愛ファンタジー漫画です。
姉の運命を変えるため、小説の主人公「リノク」の名付け親になったエイミー。昼は子供の姿、夜は大人の姿になるノクス(リノク)との生活が始まります。
ネタバレの話になりますので知りたくない人はこの先を読まないでください。
姉が男主人公を拾ってきた 前回のあらすじ
エイミーは、毒草を使って魔物から逃げ切ろうと考えます。
リノクは毒草を剣で切り落とし、魔物の聴覚を麻痺させるために石を投げて大きな音を出しました。
魔物たちが混乱している隙に、リノクはエイミーを抱えて逃げます。
エイミー達はなんとか魔物から逃げ切ることが出来ました。
リノクは、再度エイミーに自分の事が特別な存在なのではないのかと問います。
そして、何もしないから隣で寝ていて欲しいとエイミーに頼みます。
そう言いながら倒れそうになったリノクの背中には、魔物に引っかかれた傷がありました。
→姉が男主人公を拾ってきた 11話ネタバレはここからチェック
姉が男主人公を拾ってきた 12話 ネタバレ
リノクの背中は魔物に傷つけられていました。
魔物にはテテスの毒が回っていたので、その毒が引っかかれたリノクにも回ってしまったようです。
ケガはないと言っていたリノクに、エイミーは悪態をつきます。
リノクを抱えて家に連れて行こうとしますが、重くて担げません。
エイミーは、リノクが朝になったら子供の姿に戻る事を思い出しますが、すでに朝になっていましたがまだ子供の姿になっていませんでした。
もう子供の姿に戻らないかもしれない、ディアナにどう説明したらいいのかと悩んでいたところ、リノクから光の文字が現れ、子供の姿に戻りました。
エイミーはそのタイムラグに違和感を感じました。
エイミーは首飾りを見つめながら、それが一体なんなのか考えています。
リノクにかかっている魔法は決まった時間に姿が変わるはずなのに、その時間がずれたのはなぜかと考えます。
普段と違ったのは、山奥の家で見た、エイミーの手の甲に現れた魔法陣と、その魔法陣に似ている首飾りです。
エイミーは首飾りの方が怪しいと考えています。
そこにノクスが目を覚ましました。
ノクスは少し考え、苦しいとエイミーに伝えます。
エイミーはノクスに安静にするように伝え、痛むところがないか確認しました。
ノクスはその問いに首をふって答えますが、その意味が「分からない」と言っているのか、「痛むところがない」という事なのかエイミーは判断できません。
とりあえずノクスに必要なものを持ってこようと席を立とうとするエイミーをノクスは行って欲しくないと懇願します。
子犬に見つめられているように錯覚してしまうエイミーは、仕方がないのでノクスを抱いて一緒に連れていきます。
ノクスは、エイミーがずっとそばにいてくれるから、ずっと病気だったらいいのにとエイミーに言います。
ノクスは、エイミーの手が腫れている事に気付きますが、エイミーは大丈夫だと伝えます。
その言葉を聞いてもノクスはとても心配そうな顔をしていました。
エイミーが病気になったら自分が代わると言うノクスに、エイミーは二人とも元気が一番だと言って、ノクスに眠るよう促します。
今眠るから夜は寝ないでエイミーと一緒にいるとノクスは言い張ります。
夜はエイミーは誰かに会いにいくのかと聞いてくるノクスに、心の中でノクス自身だと言います。
そして夜になり、エイミーは大人の姿になったリノクに会います。
姉が男主人公を拾ってきた 12話 感想
今回は、ノクスはちゃんと「苦しい」と自分の気持ちを素直にエイミーに伝えていましたね。
リノクも同じように素直になれればいいのですが…。
今回もノクスはエイミーにべったりでしたね。
とてもかわいかったですが、ノクスの方には説明をしていないから、自分が夜に大人になっているという事は知らないのですね。
魔法使いの家から持ってきた本で、リノクにかかった魔法は解けるのでしょうか。
続きが気になります。