3人の兄弟から妹と認めてもらえず肩身の狭い思いをしていましたが、やっと縁談が決まって家を出られると思ったら、なぜか目が覚めると幼少期に戻っていた!
「お兄ちゃんたちに気をつけて!」は、母親を亡くしてエルンスト公爵家の養子となった主人公、ハリがやっと縁談が決まって屋敷を出ていくことから話が始まる異世界ファンタジー漫画です。
ネタバレの話になりますので知りたくない人はこの先は読まないでください。
お兄ちゃんたちに気をつけて!前回のあらすじ
エルンスト夫妻は、狩猟大会で次期皇帝を狙った襲撃を受け、自分たちの馬車に次期皇帝を乗せて逃げる途中で、転覆事故を起こして亡くなりました。
エルンスト夫妻のお葬式ではエルンスト家に関して色々噂話をされていました。
バスティーエ夫妻はハリたちを心配して声をかけてくれますが、エルンスト一族はハリを無視します。
ユージンは家のきりもりをするようになり忙しくなりました。
キャベルはシューマッハ伯爵の屋敷で治療をしており、エーリッヒは食欲がなかったので、ハリは一人だけで食事をするようになります。
ユージンがエーリッヒに食事をとるように説得してくれますが、ユージンも食事をとっているのか心配になるほど疲れて見えました。
→お兄ちゃんたちに気をつけて!27話ネタバレはここからチェック
お兄ちゃんたちに気をつけて! 28話 ネタバレ
ユージンは大人に混ざって貴族会議で争う事が多くなったため、態度も冷たくなっていきました。
親族を頼ったらどうだという侍従に、親族とは誰だとユージンは言い返していました。
ハリたちの面倒をみるために、叔母のレノルド侯爵夫人がやってきました。
レノルド夫人は、エルンスト家に居座るハリが気に食わないようで、冷たい態度を取ります。
食事中も、レノルド夫人はエーリッヒに話しかけ、ハリを無視します。
キャベルはいつ戻ってくるのだろうと考え事をしながら食事をしていたハリは、食べ物を滑らせてお皿から飛ばしてしまいました。
レノルド夫人は見逃さずにしつけがなっていないと言います。
ハリには嫌味を言った後に、エーリッヒには食べ終わった後にプレゼントをあげると甘やかします。
レノルド夫人はハリに作法を教える間は自分を「レノルド夫人」と呼ぶように教え、挨拶をしてみるように指示します。
ハリが小さくなる前にレノルド夫人から叩き込まれた伝統式あいさつをすると、レノルド夫人は驚きました。
一度レノルド夫人から習ったので今回は大丈夫だと思っていたハリですが、レノルド夫人は基礎から教えると言いながら難易度の高い茶道を教え始めます。
夫人がやった通りにしたハリですが、レノルド夫人はハリに罰を与えると言います。
どこがダメだったのかを聞くハリに、レノルド夫人は答えずにマナーがなっていないと言います。
そしてムチでハリの太ももをたたきます。
もう一度お茶を入れますが、まだハリをムチで打つと言います。
ハリもイラっとして、どこが出来ていないのか聞きますが、とにかくダメの一点張りでした。
理不尽な理由に、ハリはひと暴れしてやろうかと考えます。
今のエルンストは混乱を極めているのだから、ハリまで面倒をかけるなと言われて考え直し、おとなしく罰を受けます。
レノルド夫人は、ハリのお茶を入れる時の手首の角度が違うとダメ出しをして、もっと練習するように言います。
なぜ傷が治ったのにキャベルが戻ってこないのかとハリはユージンに聞きます。
ユージンは、キャベルの面倒が見れない事と、キャベルが向こうにいたいと言っているからだと答えます。
そして、レノルド夫人がハリたちの面倒を見れて嬉しいと喜んでいたと伝えます。
立ち去ろうとするユージンに、ハリはキャベルが厄介者のように言うんですねと言います。
そんなことはないと言い、ユージンはヒューバートを下がらせて仕事の打ち合わせをすることを諦め、ハリに説明をします。
キャベルは事故のトラウマで、両親との思い出が残っているエルンスト家に帰りたがらないようでした。
直接話した方がいいのではと提案するハリに、今週中にはいくつもりだが、夜に行くのでハリたちは連れていけないと説明します。
ハリはユージンに、自分たちのことはいいから気を付けて行ってくるように言います。
ユージンは、レノルド夫人とはうまくいっているかと聞いてきますがハリは良くしてもらっていると笑顔で答えました。
お兄ちゃんたちに気をつけて! 28話 感想
レノルド夫人には以前もしつけを叩き込まれていたようですが、しつけを教えることが目的なのではなく、ハリをいじめることが目的のようでしたね。
エーリッヒは、目の前でハリがキツイ言葉を言われていても、両親を失ったショックの方が大きくて全く周りが見えていないようでした。
ハリがうるさくてもキャベルが戻ってくることを願うのも納得してしまいます。
レノルド夫人は、ハリが作法の基礎が出来ていると分かると、ハリが出来そうにないレベルのものをわざと選んで、ただ叩くはけ口にしていました。
それもスカートで見えなくなる太ももを狙うなんて、理不尽ですね。
ハリはユージンが仕事以外の事で心配事を増やしてほしくなくてレノルド夫人とはうまくやっていると言っていました。
ハリはこのままレノルド夫人の言われるがまま体罰を受け続けるつもりなのでしょうか。
続きが気になります。