「隠された世界」は、ピッコマで連載中のMISHA先生原作のファンタジー漫画です。
大学3年生の芦田桃は何度も奇妙な夢を見るようになります。
夢の中で登場する男に会った事がある気がするのですが、毎回顔は絶対に見えません。そしてその夢を見たら必ず切らなければならないほど髪が異常に長くなってしまいます。
タロットカード占いがよく当たる友人がある男とぶつかった拍子に落ちたカードは悪い意味しか持たない「塔」のカードでした。これから何か悪い事が起きる予感がしていました。
ネタバレの話になりますので知りたくない人はこの先は読まないでください
隠された世界 前回のあらすじ
明庭が生まれた時には既に両親は亡くなっており、明庭の元には朝目が覚めた時から他人の病気を治す毎日がずっと続いていました。
しかし蛇族の地では、毎朝緋炎が明庭のためにバラの露を用意してくれ、この自由な世界を体験した明庭は、この地が自分のために生きていける土地だと感じていました。
緋炎の出産は神羽族の力が反発して危険な状態になります。
明庭は、緋炎の望みを叶えるために、緋炎に不死の力を与えました。
しかしそれが緋炎を苦しめてしまうことになるのでした。
隠された世界【70話】ネタバレ
桃は、今度は自分が母親を助けると決めていました。
このまま赤蛇を死なせるわけにはいかないと考えていました。
桃に触れた緋炎は、自分を緑の光が包んでいる事を感じ、身体の痛みが消えていく懐かしい感覚を、青鳥の治癒能力だと気が付きます。
緋炎は明庭だと思い、必死に明庭を探しますが、明庭同様に桃の力を感じても桃の姿は見えていないようでした。
桃は、明庭と一緒に緋炎を守ると決め、青鳥の力で道を切り開きます。
緋炎はそれが砕骨泉から安全に抜け出せる道だと気づき、蛇族に一緒に逃げるように呼びます。
その状況を見ていた曉斗は、赤蛇が蛇族を連れて逃げ出せたのは、赤蛇一人の力ではなく、桃の助力もあったからだと理解しました。
蛇族はすぐに脱出せずに、緋炎の周りに集まります。
その姿は、赤蛇こそが唯一の救世主だと思っているようでした。
曉斗には、緋炎と蛇族を守る桃の姿が見えていました。
その姿は、まるでそこでその命を使い果たそうとしているかのように見えました。
曉斗は桃が力を使い果たしてしまわないように止めます。
桃は今の状況から、砕骨泉の通り道は青鳥の力でしか開くことが出来ない事を知り、緋炎が成し遂げたいこは自分にしか出来ないと確信しています。
自分が蛇族の運命の握る鍵だと考えていて、蛇族の未来がここを逃れる事にかかっているなら自分は全力で成し遂げたいと言います。
自分が鍵なら、それを実行しなければ桃たちもここから脱出することが出来ないだろうと曉斗に伝えます。
その時、泉の外から鎖のついた武器が下りてきて、緋炎を貫きました。
隠された世界【70話】感想
桃は赤蛇を守っていましたが、赤蛇は青鳥同様に桃の青鳥の力しか感じる事が出来なかったのが、なんだか歯がゆいですね。
最後に、赤蛇の身体が貫かれていましたが、その後赤蛇は捕まってしまうのでしょうか。
そのせいで赤蛇は生き地獄を味わわなければならいことになってしまうのでしょうか。
続きが気になります。