「潰れる家門を生かしてみます」は放送作家だった奈緒が事故に合い、小説の世界へ飛ばされてしまう「異世界ファンタジー系マンガ」です。
小説の話のままだと一族は潰れて自分も死んでしまう!
なんとか運命を変えようと奮闘するヒロインの物語です。
ネタバレの話になるので知りたくない人はこの先は読まないでください。
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潰れる家門を生かしてみます 47話 ネタバレ
こんなに近くに敵がいたというテラの言葉に、ベスはどういう意味なのかを問います。
テラは、ベスを信頼していたのに恩を仇で返されたと言います。
その言葉を聞いたベスは、自分はテラを裏切っていないと言いますが、テラは気づかぬ間にポケットの中に入っていたものが伝書ではなく毒針だったらどうなっていたと思うのかと言います。
ベスは泣きそうな顔で自分はそんなことをしないと言います。
テラは少しきつく言いすぎたかと思いますが、今後何が起こるか分からないので、今しっかりとベスに気を引き締めるように警告するべきだと考え直します。
テラはベスの行動が信じられないことを指摘して、今後ベスが持ってくる食べ物や服は一切受け取らないと言い切ります。
周りに気を付けるよう気を引き締めさせるために言っていると気づかずにテラの言葉をそのまま鵜呑みにし、自分が裏切り者だと思われていると考えているベスは、自分はテラに毒針など入れたりしないと信じてほしいと懇願します。
そこでテラは、自分がベスを味方だと考えて気を許しているからと言って、ベスが自分の仕事の手を抜くことを許している訳ではないと伝えます。
そう言われたベスは心当たりがあることを思い出し、自分の気が緩みすぎていたと認識し、テラに謝ります。
テラは、ベスがテラのマントをほったらかして目を離した時間があった事を指摘し、テラの部屋の前に来るまでマントを確認しなかったベスの不注意を指摘します。
テラは、自分がベスを信頼しきっているので、そのベスの軽率な行動で自分の命を失うことにもなることや、二人の信頼関係が陰謀のターゲットになる可能性も伝えます。
それを伝えたうえで、ベスにはもっと慎重になって欲しい事、最低限守るべき部分は気を緩ませることなく徹底的に守ることをベスに言い聞かせます。
ベスもテラの言いたいことを理解し、二度とこのような失態がないように気を付ける事を伝えます。
その後、テラはいつマントから目を離したのかベスに確認します。
ベスは寝起きに水を飲むことを日課にしていましたが、なぜか汲んでおいたはずの水がなくなっていてのどが渇いていたところに、新鮮な水を勧められたようです。
その時に一瞬コートをテーブルに置きっぱなしにしてしまったそうです。
偶然を装って水を勧めてきたのは官舎侍従のジャックだったようです。
それを聞いたテラは、いままで黒社会の人間だという正体を隠していたジャックが、こんなバレやすい行動をしたのは、きっと知られてもいいと許可を得ていたのだろうと推測していました。
テラはベスに今回の事を絶対に忘れないように釘を刺し、首都に戻れば宮やエリオスの屋敷内にもたくさんの敵がいる事を伝えます。
そして、テラとベスの関係を利用しようと考える敵も出てくるだろうと言います。
そして、常に警戒して気を抜いてはダメだと慎重になるように言い聞かせます。
ベスは肝に銘じるとテラに誓い、テラのドレスに細工がされていたりしないか確認しに行きたいと言います。
テラはベスの真面目さに感心しながら、ベスの思うようにするように促しました。
アンドレからは最近連絡がなかったのに急に連絡が来たので、テラは何か重大な情報が見つかったのだろうかと想像しています。
兄弟についての裏調査の件だろうかと考えますが、その程度でジャックの正体を明かす理由がみつかりません。
テラは、ジャックの正体に気づかせたのは、テラも黒社会の一員だからか、組織のメンバーが知られる以上に重要な事が起こったからかのどちらかだと予測しています。
とりあえず、テラは伝書に書かれていた指定場所に向かいました。
ゲオナル・ベンチは約束の場所にやってきたテラを見て、17歳のこんな小娘に何が出来るのだろうかと考えています。
そしてテラに急ぎで渡すよう言われていた手紙を渡します。
内容を読んだテラは、アンドレが仕事を振ってきたのが急だと指摘します。
ゲオナルは、勉強になりそうな仕事があるからちょうどいい時期だと言っていたと伝えますが、テラはそれはアンドレの勝手な考えだろうと言い返します。
そして、アンドレの手紙から、何人もの弟子が逃げてきたことを理解し、ゲオナルに話します。
ゲオナルは手紙の内容をむやみに見せられては困ると伝えますが、テラは今自分の問いに答えてくれるのはゲオナルしかいないと指摘します。
敬語を使わないでいいというゲオナルの言葉を受け、テラは何人弟子が逃げたのかと問うと、十数人程度逃げたと答えます。
アンドレの下で働いていたら耐えられなくなるのも無理はないだろうとゲオナルに同意を求めますが、ゲオナルは何を言わんとしているのか分からないと伝えます。
テラも初対面でアンドレの陰口を言うのは良くないと考え直し、悪口大会はもう少し仲良くなってからしようと伝えます。
テラは手紙の内容からヒステリックな気配を感じ、ゲオナルが自分の監視を命じられてきたのか問います。
ゲオナルは側で補佐をするように言われたと言いますが、テラにははっきりと監視だと理解できました。
ジャックの正体に気づかせたのもそのためなのかと言い、黒社会の仕事をまともにしたことのないテラに何をさせようというのだとテラが問います。
ゲオナルは、テラがジャックが黒社会の人間だとテラが気づいていたことに驚きます。
アンドレの会話で、テラがジャックの正体に気づき、さらにそれに気づかせた理由まで考えるだろうというアンドレの予想通りでした。
テラは驚いてテラを見つめるゲオナルに、自分がそんなに見つめられるほどキレイになったなんて知らなかったと冗談を言いますが、ゲオナルは真面目な返答しかせず、テラに失礼を詫びます。
テラは気持ちを切り替えて、話をまとめにかかります。
ダーボンにスコーピオンという情報組織の本拠地がある可能性がある事、候補地を調べてスコーピオンのメンバーがいるかを確認する事、スコーピオンのメンバーは手首にサソリのタトゥーがある、そしてスコーピオンは元黒社会のメンバーの派生なので黒社会の主要人物を知っているので、スコーピオンを調べる初期の任務には新入りを使うこととなり、テラも新入りなので投入されたという流れを確認しました。
教育のためにあえて子弟に底辺の仕事をさせるなんて古典的ではないかとテラは意見しますが、ゲオナルはそれがアンドレの意向だとだけ伝えます。
そこでテラは、スコーピオンが黒社会が自分たちの本拠地を探している事知らないなんてことがあるだろうかと疑問を口にします。
ゲオナルがアンドレの言葉をテラに伝えると、テラはアンドレが対策を立てている事に気づきます。
そして自分だとしたらどうするかを意見しますが、その方法はアンドレが考え付いた方法と同じでした。
ゲオナルはテラの洞察力を見て、テラが本当に17歳なのかと疑います。
いち早く首都に戻りたいテラは、弟子としての活動は首都に戻ってから始めるのはダメなのかと交渉しようとします。
色々理由を説明しようとするテラに、ゲオナルは任務を嫌だと言ったらテラに伝えるようにアンドレから言われていた数字を口にしました。
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その数字を聞いたテラは、青ざめて叫んでいました。
潰れる家門を生かしてみます 47話 感想
数話前からベスが緩みすぎだという話は出ていましたが、今回はかなりキツイお灸をすえていましたね。
そもそもエリオス本家にもたくさん黒社会の人間が入り込んでいるのだから、当主も気づかないものをベスに気づけというのは難しいのでは?と思いましたが、危険な目に遭う可能性も考えて、しっかり気を引き締めて欲しいというつもりで話したのでしょうね。
ゲオナルは、初めはテラが若い女性だったので少しテラの力量を疑っていたようでしたが、テラがアンドレの予想通りの行動をし、最終的にその洞察力に驚かされていましたね。
テラが仕事を断ろうとした時に発したゲオナルのあの言葉は一体何を意味していたのでしょうか。
続きが気になります。