「影の皇妃」は、フランツェ大公の頼みで熱病で死んだ娘ベロニカの代わりになった主人公エレナのファンタジー漫画です。
皇妃として暮らしていると死んだはずのベロニカが現れ、エレナは殺されてしまうのですが、なぜか死なずに過去に戻っていた!
今度は以前のように殺されないように、自分を陥れた大公家への復讐を誓います。
ネタバレの話になりますので知りたくない人はこの先は読まないでください。
影の皇妃 前回のあらすじ
フューレルバードは三剣に選ばれるほどの実力の持ち主でしたが、平民出身で入隊したばかりであったため、誰もフューレルバードの才能に気づいていませんでした。
フューレルバードはエレナの望み通り、騎士としての誓いを立てました。
エレナはお茶をしながら、客が来るので席を外してほしいとフューレルバードに頼みます。
予想通りリアブリックがエレナを訪ねてきますが、予想外に「謝らないでいい」とエレナに伝えたので、怒られると思っていたエレナは拍子抜けしました。
影の皇妃 22話のネタバレ
驚いているエレナに、リアブリックは、騎士を選ぶ権利はエレナにあるので、エレナの意見を尊重すると言います。
どういうことだと思いながら、エレナは勝手な行動はもうしないとリアブリックに約束します。
リアブリックはエレナの肩を掴んだ手に力を込めて、両親の安全をネタにエレナを脅します。
それを聞いて怯えたエレナを見てリアブリックは満足します。
そして、生誕の宴でヘマをしないようにエレナに釘をさしました。
エレナは、以前オーダーした生誕の宴に着ていく宝石のたくさんついたドレスを試着しています。
リアブリックに似合うか尋ねますが、リアブリックはあまりのギラギラぶりにドン引きしています。
リアブリックは、生誕の宴は初代当主を称え敬う場なので、その服装はふさわしくないと言い、違うドレスを着るよう指示します。
ためらっているエレナにリアブリックは圧をかけ、ドレスの変更に同意させます。
しかしエレナのギラギラドレスは将来の逃走用の資金として作ったものだったので、着れなくても問題ないと考えていました。
試着を終えたエレナにリアブリックは明日の宴の注意点を伝えます。
エレナだとバレないようにあまり話さないことと、単独行動の禁止、そしてレン・バスタージュに注意する事でした。
エレナもレンに対する注意だけは同意見だと考えていました。
エレナはお茶をしながら、フューレルバードに馬車の行列についてどう思うか問います。
帝国には貴族が多いというフューレルバードの意見に賛成し、ムダに多いとエレナも言います。
フューレルバードと目が合ったエレナは何か問題があるかを問うと、フューレルバード謝ります。
エレナは罰として自分をずっと見つめておくように命じます。
フューレルバードはエレナは何を考えているのか分からないと伝えると、分かりやすい女性は魅力に欠けるとエレナは良い事にとらえます。
エレナはレン・バスタージュを知っているかフューレルバードに問います。
そして、レンはチンピラで、無礼極まりない男なのだとフューレルバードに教えます。
エレナはそのレンが自分の所にやって来るとフューレルバードに伝えますが、レンがエレナにどんな失礼な行動をしても絶対に間に入らないように頼みました。
影の皇妃 22話の感想
リアブリックは、言う事を聞かないエレナに、両親の安全で脅してきました。
それを聞いて怯えるしぐさをしていたエレナでしたが、両親はエレナの計画で逃げてしまって追っ手もつけていないので、リアブリックの出まかせに乗って怯える演技をしていたのでしょう。
宴のドレスも、初めてのエレナのデビューなので、ヘマをしても悪目立ちしないように控えめなドレスにしていました。
エレナもそれに勘付いていたようですね。
エレナは、レンが来る事をフューレルバードに伝えたけれども、間に入らないように前もって注意していました。
エレナはレンとどんな話をするつもりなのでしょうか。
続きが気になります。