活字中毒者の最上智博は、本をたくさん読みたいという理由でバーチャルゲームの「ラグドギア」を始めました。
ゲームを始めても本を読むための最小限の戦闘以外はせず、ずっと図書館で本を読んでいたのに、そのせいで「大魔導士の後継ぎ」となってしまい、ゲームの開発者の注目を浴びてしまいます。
ネタバレの話になりますので知りたくない人はこの先を読まないでください。
活字中毒者が大魔導士の後継ぎになった【47話】ネタバレ
エイミーが智博にお茶をすすめますが、それを断り、すぐに魔塔長からの手紙を渡します。
エイミーは内容を確認してから、智博に内容を読んでみるか聞いてきました。
智博が手紙を確認すると、キールが智博をエイミーの元へ会いに行かせるが、あまり深入りはしないようにとの注意書きと、智博は魔法書を渡すだけでも内容を理解するだろうという事が書かれていました。
それを読んで、智博は、自分がエイミーから魔法を教えてもらえるのかなと理解し、聞いてみます。
エイミーは、智博に火の魔法を教える約束をキールとしていたようです。
しかし、エイミーは智博が習うかどうかを智博の意思でで決めさせてくれるといいます。
智博がクエスト報酬の内容を確認すると、魔法を教えてもらうのを承諾しても断っても、どちらも親密度があがると出ていておかしいなと感じます。
そしてどうやって魔法を教えてらえるのだろうと思いながらも、魔法を習いたいとエイミーに伝えます。
それを聞いてエイミーは喜び、智博に魔法について書かれている本を渡しました。
キールと同じかと少しがっかりしていた智博でしたが、必要な材料があればエイミーが用意してくれると言うのを聞いて喜びます。
早く本を読みたいとすぐに立ち去る智博に、エイミーは少し残念そうでした。
しばらくして、また智博がエイミーの元へやって来ました。
分からないことがあったのかと聞くエイミーにそうではないと答える智博を見て、自分にもう一度会いたくて来たのではないかと想像し、喜びます。
エイミーの期待もむなしく、智博が来たのは材料を用意してもらうためでした。
しかし、エイミーですら理解するのに3日かかった本をすぐに理解できた智博にエイミーは感動し、素敵だと言います。
いつ頃材料がそろうか問う智博に、エイミーは明日中にそろえると言い、明日の11時頃に来てほしいと伝えます。
そしてまたすぐに帰ろうとしていた智博でしたが、エイミーがまた残念そうにもう帰ってしまうのか、お茶でもどうかと言うのを聞いて、お茶を頂いて帰ります。
その姿を見てルイスは、エイミーが智博に恋に落ちそうだと危ぶんでいます。
エイミーは恋に落ちたら相手に貢ぎまくってしまうので、「火の赤は赤字の赤」なんて呼ばれたくないと思っているルイスの元へエイミーがやってきました。
そして智博さんに頼まれたから材料を明日までに用意して欲しいとルイスに頼みます。
ルイスは、本当にエイミーが恋に落ちていそうでヤバいと感じていました。
翌日智博がエイミーの元へ伺うと、副魔塔長のルイスが徹夜してやつれた顔で智博を待っていました。
そして、智博がエイミーに会う前に智博と話がしたいと言います。
その内容は、魔塔長のエイミーが智博に恋をしてしまったようだという内容でした。
少し前に徹夜してやっと材料をそろえたルイスは、エイミーを探して他の者にどこにいるのか聞きました。
するとエイミーは、智博が来る前に楽しそうに料理をつくっていました。
その姿を見て、ルイスは、エイミーが完全に智博に恋をしてしまったと確信しました。
活字中毒者が大魔導士の後継ぎになった【47話】感想
智博は一度目は本が読みたいと言ってすぐにエイミーの元を退室しましたが、二度目は寂しそうなことも読み取ってお茶を受けていました。
案外気の利く人なのかなと思いましたが、お茶をしている時にエイミーとはどのような話をしていたのでしょうか。
恋をしているエイミーはかわいらしいですが、智博のためにと材料を集めるにも、自分で集めずにルイスにムチャぶりをしていて、下の者がかわいそうでしたね。
ルイスが「赤字の赤」と言っていたように、エイミーが魔塔長になってからずっと恋をして貢いでを繰り返して赤字が続いているのでしょうか。
そういえばキールからも智博に深入りしないようにと注意されていましたね。
智博を呼ぶ時間も、お昼を食べてもらうためにわざわざ翌日の11時に呼ぶなんて!策士ですね。
ルイスの言葉を聞いて、智博はどう行動するのでしょうか。