「姉が男主人公を拾ってきた」は、前世の記憶を持っている「エイミー」の姉が、前世で読んだ小説と同じ展開で森から男の子を連れて来ることから始まる恋愛ファンタジー漫画です。
姉の運命を変えるため、小説の主人公「リノク」の名付け親になったエイミー。昼は子供の姿、夜は大人の姿になるノクス(リノク)との生活が始まります。
ネタバレの話になりますので知りたくない人はこの先を読まないでください。
姉が男主人公を拾ってきた 前回のあらすじ
夜に大人になったリノクは、エイミーがいない事に少し機嫌を悪くしています。
リノクが自分のベッドの横ではなく、前の椅子に座ったエイミーに、距離が遠いと言って頬に触れます。
エイミーはドキッとしながらも、勝手に顔を触れるのは常識的でない、許可が必要だと諭します。
では、エイミーが常識を教えてくれとリノクは頼みます。
食べ物を取りに行くというと、リノクはエイミーを抱え上げ一緒に台所へ行きます。
そして、ノクスと同じように食べ物を食べさせてくれと頼みます。
気まずくなったエイミーは、ディアナの話をします。
ディアナに早く戻ってきて欲しいというエイミーに、リノクは自分はそうは思わないと答える。
→姉が男主人公を拾ってきた 13話ネタバレはここからチェック
姉が男主人公を拾ってきた 14話 ネタバレ
姉のディアナが、誰かに呼ばれています。
傭兵として働いていたハンスさんでした。
ディアナが今も魔物狩りをしていると聞いて、気がかりなことがあると伝えてくれます。
ハンスさんは、騎士団が数十人という人数で近くを通ったのだと言います。
騎士団という正体は伏せていたけれど、剣を帯刀していて、龍が刻まれた赤の記章をしていたのだといいます。
もしかしたら皇室が魔物の討伐を始めるのかもしれないが、そうなれば魔物の形態が変わってしまうから、ディアナがまだ魔物狩りをしていることを心配してくれていました。
そして、ディアナに用心するようにいい、町に身を寄せてもかまわないと言ってくれて、アルフィンの薬を手渡してくれました。
赤い龍の記章は、皇太子の騎士団を指していました。
そのように考え事をしながら歩いていたディアナの前に、男が声を掛けてきました。
一方エイミーは、持ってきた魔法の本の内容を確認していますが、専門知識がないので読めてもさっぱり理解できません。
「すべての呪文は祈りであり、呪文をかけることも解くことも祈りから始まる」
という前書きしか分からないので、諦めて絵を見てみます。
すると、山奥の家で見つけた首飾りと同じ文様が書かれたページがありました。
どうやら、「マタリ」という古代の魔法らしいのですが、詳しく載っていません。
リノクのかかっている魔法に関係があるのかと考えているところに、服を着替えたリノクがやってきます。
リノクなら分かるかもと、本を読んで聞かせますが、リノクも魔法の本の内容を理解できません。
苦労して手に入れたのに、何の手掛かりにもならなくって落ち込んでいるエイミーの頭を、リノクはやさしくなでます。
そして許可を得ていなかった事に気づき、リノクはエイミーの頭に触れてもいいかと聞きます。
エイミーは照れながら、触った後に言っても遅いと言います。
そこに、玄関の方から大きな音が聞こえました。
自分が見てくると言うリノクを止めて、エイミーが様子を見に行きます。
ドアを開けると、そこにはディアナの姿がありました。
姉が男主人公を拾ってきた 14話 感想
ハンスさんは、傭兵だったようですが、ディアナ達の父親の知り合いなのでしょうか。
せっかく苦労して持って帰ってきた魔法の本でしたが、全然理解できなかったのは残念ですね。
前書きに魔法は祈りが大事だと書いてあったので、リノクがかけられた魔法も、誰かの祈りだったという事になりますが、「祈り」の中には「呪い」も入るのでしょうか?
事後報告でしたが、エイミーに触れるのにちゃんと許可を得ようとしたリノク、常識を教えたらきちんと守れる人のようですね。
それにしてもあんなに遅い時間に帰ってきたディアナ、一体どうしたのでしょうか。
帰り道の途中で声を掛けられていましたが、何かあったのでしょうか。
続きが気になります。