「影の皇妃」は、フランツェ大公の頼みで熱病で死んだ娘ベロニカの代わりになった主人公エレナのファンタジー漫画です。
皇妃として暮らしていると死んだはずのベロニカが現れ、エレナは殺されてしまうのですが、なぜか死なずに過去に戻っていた!
今度は以前のように殺されないように、自分を陥れた大公家への復讐を誓います。
ネタバレの話になりますので知りたくない人はこの先は読まないでください。
影の皇妃 前回のあらすじ
エレナはロゼルト公爵殿下の生誕の宴に間に合うようにと大公家に連れていかれます。
フランツェ大公はエレナを出迎え、部屋へ招き入れます。
しかしエレナがいなくなったら、卑しい小娘とさげすみます。
エレナは侍女のアンを集中的に叱りつけます。
エレナが以前殺された時に、アンはリアブリックの味方をしてエレナを裏切りました。
エレナはアンにも時期が来たら復讐をするつもりでした。
エレナはベロニカの部屋へ行くと、彼女の使っていたものに触れたくないと考え、調度品を全て捨てるように命じました。
影の皇妃 15話のネタバレ
侍女たちは急いで部屋のものを移動させます。
エレナはアンに腕のいい仕立て屋と匠人を呼ぶように執事に伝えるよう指示します。
すぐに去ろうとするアンにまだ終わっていないと呼び止めて、仕立て屋に今日中に店のドレスとカーテン、カーペットを全部持ってくるように伝えるよう命じました。
リアブリックは侍女がベロニカのドレスを持って走り回っているのを見て呼び止めます。
侍女がエレナが部屋の中のものを全て燃やせと言ったのだと伝えるととても驚きます。
仕立て屋のルセンが来ると、エレナは生誕の宴用のドレスのデザインを見せてもらい、ダメ出しをします。
望みのデザインを聞かれたエレナは、社交界の星の言葉通り、銀河のようにしずく型の宝石がいっぱいのドレスがいいと注文します。
ルセンは公女のために華やかなドレスを作ると意気込みます。
本当はエレナはドレスなどどうでもいいと思っていました。
エレナの目的はドレスについた宝石であり、自分の財産として手に入れようとしていたのでした。
以前のエレナはリアブリックの監視下で限られた金額しか使えなかったのですが、自分はベロニカそのものになるのだから、大公家の財産を利用して大公家もろとも飲み込むつもりでいました。
エレナは、リアブリックにバレないように、ルセンにデザインを変えたことを秘密にするようお願いします。
一日中、部屋の調度品を入れ替えたエレナは、そろそろリアブリックが来る頃だと予想しています。
怒っているリアブリックに、おバカなふりをして上機嫌で彼女を迎え入れます。
リアブリックは人払いをした後、勝手な行動をしないようにとエレナを睨みつけます。
エレナは、リアブリックはいつも忙しいから、ドレスと家具を買うくらいの些細な事で許可をもらいに行くのが迷惑かと思ったから伝えなかったと言います。
怪しまれるだろうというリアブリックに、エレナはなぜ怪しまれるのだといい、自分のどこが悪かったのかと問います。
リアブリックは何か違和感を感じますが、今後は許可を得てから行動するようにだけ言って去ります。
エレナは許可を得るのが望みならそうしてやると立ち去った後のリアブリックに言いました。
影の皇妃 15話の感想
リアブリックはすぐにとんでくるかと思いましたが、夕方まで来ませんでしたね。
それだけリアブリックのするべき仕事が多いという事でしょうか。
リアブリックに止められる前にすごく高価な買い物を済ませました。
両親の時のように逃走用に宝石は使うつもりなのでしょうか。
エレナは、仕立て屋には宴に来る人を驚かせたいと言って、リアブリックたちにバレないように秘密にさせていましたが、この時点で既にアンがリアブリックの味方だったら、告げ口されるのではないでしょうか。
エレナはリアブリックに都度許可を得るように言われましたが、それに受けて立つような態度を取っていました。
エレナにはなにか策があるという事でしょうか。
続きが気になります。