「隠された世界」は、ピッコマで連載中のMISHA先生原作のファンタジー漫画です。
大学3年生の芦田桃は何度も奇妙な夢を見るようになります。
夢の中で登場する男に会った事がある気がするのですが、毎回顔は絶対に見えません。そしてその夢を見たら必ず切らなければならないほど髪が異常に長くなってしまいます。
タロットカード占いがよく当たる友人がある男とぶつかった拍子に落ちたカードは悪い意味しか持たない「塔」のカードでした。これから何か悪い事が起きる予感がしていました。
ネタバレの話になりますので知りたくない人はこの先は読まないでください
隠された世界 前回のあらすじ
林田先生は金光蒼汰(自称クリス)と学校で会っています。
林田先生は蒼汰の姿を見られたくないのか、蒼汰を追ってきた男子学生の記憶を目力を使って消してしまいます。
蒼汰は曉斗を倒す手助けをしようかと林田先生に申し出ますが、蒼汰がするべき事をしろと断り、神羽族が蛇族の臭いをわからなくする錠剤を渡します。
林田先生が蛇族の臭いがしないのは、自分に「彼女の血」が流れているからだと言います。
蒼汰が桃は何者かと問うと、林田先生は生まれつき全く悪意を持たない蛇族だと教えました。
隠された世界【19話】ネタバレ
浅田愛夢が桃に声を掛けます。
次の日曜日に出るモデルコンテストに桃と暁斗に同行してコンテストに参加して欲しいと頼みます。
桃には期待していないが、木南暁斗がならモデル事務所にスカウトされる可能性があると言って、一緒に参加してくれるよう説得してくれたらたキャンパスヘルプサークルで高い評価を出すと交渉してきます。
コンテストに優勝したらニュースターが売り出してくれるようで、桃と暁斗にボディーガードになって欲しいと言います。
桃はそれを聞いて、ハトの解剖も出来ないんだから暁斗は役に立たないと思うと伝えます。
それを盗み聞きしていた暁斗は、腹が立って弱虫でないところを見せようとボディーガードを買って出ます。
桃はなぜあんな依頼を引き受けたのかと暁斗に聞くと、愛夢がつけていたネックレスが理由のようです。
桃は真珠のネックレスだと思っていましたが、あれは蛇のウロコで、ニュースターが目をつけている者に与えている印だと暁斗は言います。
ウロコのネックレスをもらった人達は印をつけられた獲物なのだと。
暁斗は桃に自分の同族がしでかしたことを逃げずに見定めろといいます。
桃がもし蛇族と何の関りもない可能性を聞くと、暁斗は、その時は自分を煮るなり焼くなり自由にしろと言います。
蒼汰が行く場所はニュースターが開催している同じモデルコンテストのようです。
そのコンテストに参加したモデルが何人も失踪していて、手掛かりは、失踪した人はみんな愛夢がつけていたものと同じ蛇のウロコのネックレスをつけているようです。
林田先生は、そのウロコから苦しみと恨みを感じ取ります。
そして生きたままはがされたと推測します。
蒼汰はモデル失踪事件は蛇族の仕業だと断言します。
蒼汰は自分たちは弱小な種族で、生きていくだけで精一杯なのに濡れ衣を着せられるなど不愉快だと言いました。
隠された世界【19話】感想
浅田愛夢は桃の事を嫌っているのに、暁斗にイベントに参加して欲しい理由でキャンパスヘルプサークルはしっかり利用するなんて、あつかましいですね。
暁斗は明らかに失踪事件は蛇族の仕業だと考えていましたが、自分の一族を苦しめてはぎとったウロコで印をつけたりするでしょうか。
前の話で、林田先生が蒼汰がやるべきことと言って渡した錠剤は、この失踪事件に使うつもりなのでしょうか。
もしそうだとしたら、神羽族に臭いが分からなくするという事は、ニュースターの失踪事件の犯人は神羽族と考えているという事ですね。
しかし蒼汰はモデル失踪事件は蛇族の仕業と断言しながら、濡れ衣を着せられていると言います。
これは失踪を計画したのは蛇族だが、それはその人達を守るためにやった事だといいたかったのでしょうか。
真相はどうなのでしょうか。
続きが気になります。