3人の兄弟から妹と認めてもらえず肩身の狭い思いをしていましたが、やっと縁談が決まって家を出られると思ったら、なぜか目が覚めると幼少期に戻っていた!
「お兄ちゃんたちに気をつけて!」は、母親を亡くしてエルンスト公爵家の養子となった主人公、ハリがやっと縁談が決まって屋敷を出ていくことから話が始まる異世界ファンタジー漫画です。
ネタバレの話になりますので知りたくない人はこの先は読まないでください。
お兄ちゃんたちに気をつけて!前回のあらすじ
キャベルからヨハンを守った事で、ハリはバスティーエ兄弟から憧れのまなざしで見つめられていました。
食後にキャベルはヨハンが嫌がっている事に気づかずに、また雪合戦に誘います。
それを見てすかさずハリはキャベルの注意をそらし、無理やり部屋に戻るように仕向けました。
二人の行動を見たヒューバートは、ハリがキャベルが好きで面倒を見てあげていると勘違いして、素晴らしいとハリの頭をなでます。
ユージンはヒューバートがハリの頭を撫でているのを見て、子供嫌いのヒューバートといつ仲良くなったのかと聞いてきますが、ハリはユージンに冷たい態度を取ります。
ユージンは何の用事で来たのだろうと思っているハリに、ヨハンは、ユージンはハリの頭をなでに来たのではないかと言います。
それに対してハリはそんなこと絶対にありえないと言い切りました。
→お兄ちゃんたちに気をつけて!20話ネタバレはここからチェック
お兄ちゃんたちに気をつけて! 21話 ネタバレ
ヨハンは、ユージンがハリの頭をなでに来たと言う考えが絶対に合っていると思っていますが、ハリはヨハン兄さんはユージン兄さんのことを知らないからそんなことが言えるのだと否定します。
ヨハンは、ハリに「ヨハン兄さん」と呼ばれた事を嬉しく思い、もう一度呼んで欲しいと頼みます。
ハリがもう一度呼ぶと、まぶしいほどの笑顔をハリに見せ、ハリは魅了されます。
一人で部屋に戻ろうとするハリの後ろをずっとヨハンがついてきます。
ハリが、ヨハンは道が分からないのだと思って案内しようとすると、ヨハンはハリの側にいたいのだと言います。
ヨハンがハリに側にいてもいいかと聞くと、ハリは即答で承諾しました。
そして二人は手をつないで話を続けていました。
狩猟がはじまると、アリナの「死」にトラウマを抱えているエーリッヒは体調を崩して部屋に引きこもるようになりました。
ずっと引きこもっているエーリッヒの姿しか見ていないルイーゼは、エーリッヒの身体が弱いのかとハリに聞きます。
ハリは、遠回しに犬を例えにして、エーリッヒは生き物が死ぬのがつらいのだと説明します。
それを聞いたルイーゼは、エーリッヒがすごくいい子なんだと、自分の中での印象を含めて話しますが、エーリッヒの性格を知っているハリはありえないと感じています。
ルイーゼがハリとお人形遊びをしたいと言っていたちょうどその時に、キャベルが遊んでくれとハリを誘いに来ました。
ハリがキャベルも一緒に人形遊びをするかと聞くと、キャベルが返事をする前に、キャベルを嫌っているルイーゼが一緒に遊びたくないと拒否をしました。
キャベルも嫌だと言いますが、こちらはルイーゼが嫌いなわけではなく、人形遊びではなくボール遊びをしたい理由のようです。
ボールを取ってくるとキャベルが去ったスキに、ハリとルイーゼは他の部屋へ逃げます。
途中でヨハンに会いますが、ハリが嫌でなかったら一緒に遊びたいと言い、キャベルの一方的さと違ってハリの意思を聞いてくれるところが3兄弟と違うと一人感心しています。
部屋を移動して絶対見つからないだろうと思って三人で遊ぼうと思っているとキャベルがハリたちを見つけて部屋へ入ってきます。
なんとキャベルは犬のペニを使ってハリたちを探し当てていました。
エーリッヒもやってきて、キャベルにペニを勝手に連れて行くなと怒ります。
キャベルはボールと、ハリが好きなペニを連れてきたから遊ぼうとハリの腕をつかみます。
ヨハンがキャベルを止めようとしますが、キャベルは引っ込んでろと相手にしません。
そして、ペニを連れて行こうとするエーリッヒにも、ペニを連れて行かないように命令します。
よろめいてしりもちをついてしまったハリに、キャベルは早く立てと急かします。
ハリが本気で怒ろうとした時に、ヨハンがキャベルの腕をつかんで、ハリに謝るように促しました。
お兄ちゃんたちに気をつけて! 21話 感想
今回のヨハンもかわいい&カッコ良かったですね!
ハリに「ヨハン兄さん」と呼ばれて素直に喜びを顔に出していたり、「ハリの側にいたい」なんて恥ずかしいセリフをきちんと言葉にしたり。
ハリがヨハンの頼みに速攻で承諾する気持ちも分かります。
ヨハンがすごくかわいく思えました。惚れてまうやろ~!!
キャベルが無理やりハリを遊びに誘った時も、何度も止めようとして、キャベルが言葉で分からなかったので最終的に腕をつかんでハリから手を離させようとしたりしていたヨハンはすごく頼もしく感じました。
キャベルは、いつも悪気がないのは分かるのですが、強引すぎますね。
今回はルイーゼと遊んでいるハリと無理やり自分が遊びたい遊びに誘って、やめてと言っているエーリッヒから勝手にペニを連れてきて、ハリと遊ぼうとしていました。
ずっと前からエーリッヒよりハリと遊びたがっていたので、キャベルはハリの事を気に入っているようです。
わざわざペニを連れてきたのも、ハリがペニと遊んでいる姿を見ていたから、チャンバラは嫌がられるけれどペニと一緒だったら喜んでくれるとキャベルなりに考えての事なのではないでしょうか。
でもキャベルもタイミングが悪く人形遊びを始める時に横から入ってきて、ボール遊びならばヨハンを誘った方がいいのに、相手の都合を考えずに好きな相手と遊ぼうとしている点は、なおした方がいいですね。
止めに入ったヨハンに対してキャベルはどのような態度を取るのでしょうか。
続きが気になります。