「隠された世界」は、ピッコマで連載中のMISHA先生原作のファンタジー漫画です。
大学3年生の芦田桃は何度も奇妙な夢を見るようになります。
夢の中で登場する男に会った事がある気がするのですが、毎回顔は絶対に見えません。そしてその夢を見たら必ず切らなければならないほど髪が異常に長くなってしまいます。
タロットカード占いがよく当たる友人がある男とぶつかった拍子に落ちたカードは悪い意味しか持たない「塔」のカードでした。これから何か悪い事が起きる予感がしていました。
ネタバレの話になりますので知りたくない人はこの先は読まないでください
隠された世界 前回のあらすじ
死んだハトにショックを受けた暁斗の代わりに桃が解剖をするよう林田先生に指示されます。
解剖しようとする桃を暁斗はにらみますが、もっと多くの動物を救うためには必要なのだと伝えます。
暁斗は自分の過去の記憶と重なり、耐えられなくなって授業を飛び出しました。
授業が終わった後、桃は林田先生に同級生が記憶を失っているのはなぜかと質問します。
林田先生は浅田愛夢が記憶を取り戻して桃を怪物呼ばわりする方がいいのかと問い返します。
林田先生は他に疑問があるなら電話するように言いますが、桃が小声で電話したら出てくれるかなと言うと、遠くにいたはずの林田先生は、桃からの連絡なら電話に出ると答えました。
隠された世界【18話】ネタバレ
林田先生は綺麗な男性、金光蒼汰と会い、大学に来るなと伝えます。
蒼汰は、自分の事を「クリス」と呼ぶように言ってから、800通ほどメッセージを送ったのに返事がないから来たのだと言い返します。
林田先生は蒼汰の相手をするのが面倒くさかったので、メールをブロックしていたようでした。
林田先生は、蒼汰を女性と勘違いして後をついてきた男子学生に気付きました。
そして眼鏡をずらして、視線で男子学生の記憶を消して、蒼汰を別の場所へ連れて行きました。
暁斗はなぜこんな大学にいなければならないのかと怒っています。
そして、調査など時間の無駄だと考え、自分達は狩猟者なのだから獲物にたいして憐憫など必要ないと心を決めました。
蒼汰は暁斗の存在に気付いたようで、この大学は汚らわしい鳥類の臭いがすると言います。
蒼汰は「アマガサヘビ」の遺伝子を持っているようで、嗅覚が鋭敏でした。
蒼汰は神羽族を倒すために自分の爪にある毒を貸そうかと申し出ますが、林田先生は大学での事は自分で対処するから、蒼汰は蒼汰がするべきことをしろと言い、錠剤を渡します。
その錠剤は林田先生の血から作った薬で、一時的に神羽族が蛇族の匂いを分からなくするものでした。
林田先生は蒼汰に12時間以内に片をつけて出てくるよう指示しました。
蒼汰は、林田先生だけがなぜ蛇族の臭いがしないのかと問うと、自分の血には彼女の血が流れているからだと答えます。
彼女がいなければ自分は生き続けられなかっただろうと付け加えます。
蒼汰が、あの子は何者なのかと問うと、蛇でもなく鳥でもない、生まれつき全く悪意を持たない蛇族だと言います。
蒼汰はそれならどうして桃は神羽族の暁斗にバレたんだろうと不思議に思っていました。
隠された世界【18話】感想
今回は色々な情報がありました。
林田先生は、やはり蛇族だったんですね。
暁斗のように術を使えるようで、視線で学生の記憶を消していました。
そして新しい蛇族の男性、金光蒼汰が出てきました。
蛇族といってもみんな同じ遺伝子なのではなく、神羽族のように蛇の種類も色々あるみたいで、それによって持っている特殊能力も少しずつ違うようでした。
蒼汰は林田先生にもらった錠剤で誰かの「片をつける」みたいですが、大学内は林田先生が対処すると言っていたので暁斗ではなさそうですが、誰の片をつけるのでしょうか。
林田先生から蛇の臭いがしなかったのは「彼女の血が流れているから」と言っていました。
蒼汰が「あの子」と言っていたのは「桃」の事のようですが、「彼女」と「桃」は別人なのでしょうか。
桃は生まれつき悪意を持たない「蛇族」と林田先生は言っていましたが、林田先生と桃の関係は何なのでしょうか。
林田先生と桃の父親が知り合いという事は、桃の父親も蛇族だという事でしょうか。
暁斗はハトのショックが大きかったようで「自分に憐憫など必要ない」と言い出しました。
それは自分が大学から逃げ出すために桃の調査を打ち切って、桃を殺して大学を辞めるという事なのでしょうか。
疑問がたくさん出てきてしまって、続きが気になります。