「影の皇妃」は、フランツェ大公の頼みで熱病で死んだ娘ベロニカの代わりになった主人公エレナのファンタジー漫画です。
皇妃として暮らしていると死んだはずのベロニカが現れ、エレナは殺されてしまうのですが、なぜか死なずに過去に戻っていた!
今度は以前のように殺されないように、自分を陥れた大公家への復讐を誓います。
ネタバレの話になりますので知りたくない人はこの先は読まないでください。
影の皇妃 前回のあらすじ
領主の追跡から逃れるためにも今晩中に国境を越えなければならないとリアブリックはエレナ達に言います。
覚悟をしていたエレナでしたが、両親との別れはつらいものでした。
エレナはリアブリックに頼み、2時間だけ両親と過ごす時間をもらいます。
リアブリックが家から出ると、エレナは両親にすぐに家を出て逃げるように伝えます。
そして、二人が安全に逃げるために作り上げていた書類を手渡します。
父親はやっとエレナを信じ、三人はまた会う約束をしました。
影の皇妃 8話のネタバレ
エレナは一人残された家で二人が去ったことを確認します。
そろそろかと思っていた頃、リアブリックから時間だと告げられます。
エレナはわざと目をこすって充血気味にし、悲しい演技をして家を出てきます。
両親を確認するリアブリックには、別れが辛くなるから来ないでいいと伝えたと言います。
リアブリックは両親を領主から避難させるためと随行してきた騎士を呼びます。
その騎士は、かつてエレナの騎士であったのに、ベロニカが姿を現した途端にエレナに剣を突き刺したローレンツでした。
自分の主が戻ったからとエレナを突き刺し、ベロニカに許しを請うと冷たく言ったのでした。
エレナが裏切られた心の痛みは大きく、そして両親を殺したのもローレンツだろうと予想していましたが、その通りでした。
エレナは、いつかローレンツにも対価を払わせると考えていました。
馬車の中でエレナは、今回は依然の気持ちと違い、悲しみの演技をしています。
リアブリックはエレナを慰め、エレナが自分を頼り始めていると思ってエレナを操れていると考えていました。
ローレンツは女性の歩幅と馬車までの距離を計算し、エレナ達が出発したと考えてそろそろ両親を殺しても大丈夫だと予測します。
リアブリックは大公家の名誉のためにエレナの両親を殺すように命令していました。
家に入ってみると、両親はいませんでした。
逃げたと理解しましたが、身の危険をどうやって察知したのか分かりませんでした。
ローレンツは部下と両親の捜索を始めました。
エレナは車中で、無垢でバカなフリをし、リアブリックに「操りやすい人間」と思わせていました。
エレナはリアブリックを油断させて、復讐を遂げようと画策していました。
影の皇妃 8話の感想
リアブリックは、エレナを操っていると思っているようですが、2度目の人生を繰り返しているエレナは演技でリアブリックを騙して復讐しようと考えています。
まさに狐とタヌキの化かしあいですね。どちらが先に尻尾を見せるのでしょうか。
1話でエレナは背中かから剣を突き刺されていましたが、それがローレンツの仕業だったのですね。
自分を守ってくれていると信じていた騎士に殺されるとは、信じられない事だったでしょうね。
過去に戻ったことで、ローレンツが両親を殺した事実を知ったと思いますが、彼にはどのようにして復讐を遂げるのでしょうか。
エレナは騎士を自分で決めると約束させていましたが、誰か決めている人がいるのでしょうか。
屋敷に着いたらエレナはどのように大公に立ち向かうのでしょうか。
続きが気になります。