「姉が男主人公を拾ってきた」は、前世の記憶を持っている「エイミー」の姉が、前世で読んだ小説と同じ展開で森から男の子を連れて来ることから始まる恋愛ファンタジー漫画です。
姉の運命を変えるため、小説の主人公「リノク」の名付け親になったエイミー。昼は子供の姿、夜は大人の姿になるノクス(リノク)との生活が始まります。
ネタバレの話になりますので知りたくない人はこの先を読まないでください。
姉が男主人公を拾ってきた 前回のあらすじ
リンネがエイミーの元へお客を連れてきます。
エイミーはディアナの友人のハバンだと思っていましたが、リンネがけが人と思って連れてきた人でした。
見た目はけがをしている様子はありませんでしたが、手袋を取ると、相当な痛みを伴う毒にかかっていました。
エイミーは古代の魔法で男性の毒を治しました。
エイミーが男性の落とし物を拾うと、それは皇太子の象徴の赤の記章でした。
その男性は、皇太子タンシズ・ラグナルでした。
→姉が男主人公を拾ってきた 28話ネタバレはここからチェック
姉が男主人公を拾ってきた 29話 ネタバレ
エイミーは小説でタンシズがブロンドの美男と書かれていましたが、髪を魔法で変えていたので気づきませんでした。
エイミーがなぜタンシズがこの村にいるのかを問うと、討伐に向かう噂を知らないのかと言います。
タンシズは噂で聞いていた逃亡者の里を見に来たかったが、騎士を連れてきたら里の者が驚くから一人で来たと答えます。
エイミーは、タンシズがこの里を消すつもりなのかを問うと、自分を救ってくれたエイミーが住む里だから目をつぶると言います。
そして、自分は美しいものに弱いと付け加え、エイミーの手にキスをします。
タンシズはまさか手の毒を治してもらえるとは思っていなかったようで、エイミーにお礼を言います。
エイミーはリノクの幸せを願って里に逃げてきたのに、リノクを殺したいほど憎んでいるタンシズに出会ってしまい、まずい事になったと考えています。
エイミーはタンシズを追い返した後、どこかに隠れようと考えます。
そして人ごみに隠れようと考え、リンネにソルフィンで開かれる祭典に行こうと誘います。
それもすぐに出かけようと言います。
3日後にはソルフィンについていましたが、エイミーは車酔いしていました。
ソルフィンには、リノクと魔法使いセレナの銅像がありました。
リンネは、セレナを見られるかもしれないと言います。
魔獣の王を倒した後は、小説では三角関係に発展し、リノクはセレナにプロポーズして結婚するはずなのに、二人の結婚を祝うお祭りではなく、パレードをしているようでした。
エイミーはここにいてはいけないと考えます。
翌日、エイミーは疲れて寝過ごしてしまいます。
エイミーは先に広場に向かってるリンネに、パレードが始まる前にこの場を離れると伝えようと探します。
誰かを探しているのかと問われて腕をつかまれた相手は、タンシズでした。
姉が男主人公を拾ってきた 29話 感想
タンシズが逃亡者の里を見に来た理由は、里を滅ぼす思いがなかったわけではないと言っていたので内偵の目的もあったのですね。
エイミーがタンシズの毒を治さなかったら里はどうなっていたか分かりませんね。
魔獣の王を倒したパレードという事なら、タンシズもソルフィンにいてもおかしくはないですが、あの数の中からエイミーを見つけるとは、すごい能力ですね。
エイミーの作戦はムダに終わってしまいました。
さらにパレードにはリノクもいるようです。
タンシズにつかまったエイミーはどのような行動をとるのでしょうか。
続きが気になります。