「影の皇妃」は、フランツェ大公の頼みで熱病で死んだ娘ベロニカの代わりになった主人公エレナのファンタジー漫画です。
皇妃として暮らしていると死んだはずのベロニカが現れ、エレナは殺されてしまうのですが、なぜか死なずに過去に戻っていた!
今度は以前のように殺されないように、自分を陥れた大公家への復讐を誓います。
ネタバレの話になりますので知りたくない人はこの先は読まないでください。
影の皇妃 前回のあらすじ
エレナはリアブリックに一日の予定を報告し、許可を得ます。
ついでに自分の騎士はいつ決まるのかと聞きますが、リアブリックはかつてエレナを刺したローレンツ卿を推薦します。
エレナは喜ぶフリをしながらも冗談じゃないと思い、庭の散歩と称して第二騎士団の訓練場に向かいます。
そこでエレナは三剣のうちの一人のフューレルバードに出会います。
影の皇妃 18話のネタバレ
帝国を守護する三剣とは、皇室に受け継がれる本物の剣・建国剣バリーサ、氷の騎士フューレルバード、そして荒野の狼レンの三つを指していました。
エレナが目をつけていたフューレルバードは、レンと並ぶ帝国最高の騎士でした。
エレナは、フューレルバードが以前記憶していたままだと思いながら、騎士たちの方へ向かっていきます。
エレナはじっとしていられなかったと言い、一人の騎士の汗を拭き、皆にねぎらいの言葉をかけます。
そしてさりげなくフューレルバードに微笑みかけます。
フューレルバードに接するのは、今日はこれだけにしておこうと考え、次に騎士全員に伝えます。
エレナの直属騎士の選任をきちんとした選任式でエレナが直々に選ぶと言います。
エレナは、式当日は必ず全員来ることと釘をさし、自分の目で騎士を決めると断言します。
騎士団長は、重大な決定は手順を踏むべきなのに、なぜ公女が直接選ぶのだろうと疑問に感じていました。
エレナは、誰が自分の騎士に選ばれるか楽しみだとフューレルバードを見ながら言いました。
エレナの行動を知らないリアブリックは、ローレンツ卿に会っていました。
リアブリックは、ローレンツ卿にエレナの騎士になって欲しいと伝えると、すぐに了承します。
エレナに忠誠を尽くす姿を見せながら、彼女を監視するように命じます。
ローレンツ卿は、それに応じながらも、ベロニカが戻ったら自分の名誉を自分で挽回させてもらいたいと頼みます。
リアブリックは、偽の公女に仕えることは不名誉な事と理解し、ローレンツ卿の頼みを受け入れます。
選任式は2日以内に略式で済ませようと伝え、ローレンツ卿が去るとすぐにベロー卿がやってきます。
そしてリアブリックに、訓練場にエレナが来て大々的に選任式をすると言った事を伝えます。
エレナ自身で直属の騎士を選ぶと言って大公家の騎士に召集令を出したのだと言います。
ベロ―卿がリアブリックに指示を仰ぐと、リアブリックはすぐにエレナを連れてくるように命じました。
リアブリックは、エレナが好き勝手し放題な事にはらわたが煮えくり返っていました。
影の皇妃 18話の感想
エレナは初めからフューレルバードを自分の騎士にしようと企んでいるようでしたね。
それも、フューレルバードへの近づき方まで計画しているようでした。
遠い親戚と言うレンも、三剣の一人だったんですね。
大公家を憎んでいるのは同じなので、むしろレンを騎士にした方が良いのではと思うのですが、何かフューレルバードを選ぶ理由があるのでしょうか。
ローレンツ卿は、エレナの騎士になる代わりに、ベロニカが戻った時には自分で名誉を挽回したいといっていました。
その行動が、エレナを殺すことになったのですね。
リアブリックが略式でローレンツ卿をエレナの騎士にねじ込もうとしていましたが、エレナは正式な方法で選任をすると既に騎士たちに告げていました。
リアブリックがエレナを呼び出したところで、状況を変えることは出来ないと思います。
しかし、エレナは朝にリアブリックの騎士の推薦を聞いていたのに、選任式をするといった事にどう言い訳をするつもりなのでしょうか。
続きが気になります。