「潰れる家門を生かしてみます」は放送作家だった奈緒が事故に合い、小説の世界へ飛ばされてしまう「異世界ファンタジー系マンガ」です。
小説の話のままだと一族は潰れて自分も死んでしまう!
なんとか運命を変えようと奮闘するヒロインの物語です。
ネタバレの話になるので知りたくない人はこの先は読まないでください。
潰れる家門を生かしてみます 前回のあらすじ
テラは気絶していて分かりませんでしたが、ニルスが罰を受ける事もなく、無事だったようです。
カイル皇子は、最後までニルスをかばっていたテラを思い出し、自分の考えていたものと少し違うのかもと考えています。
テラはアンドレ・ピットが宿題の期限を皇子が帰る日までと言った事から、エリオス家の人間が捕まる不安がなくなったと推測します。
テラは、皇子達との食事のあと、ロイド伯爵に呼ばれます。
皇子はテラに、行政官試験に期待している事と、次は徹夜をしてでもまともに準備をしてこいと言い残します。
テラはロイド伯爵の部屋から戻ってからすぐに、ベスにニルスを呼んでくるように頼みます。
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潰れる家門を生かしてみます 17話 ネタバレ
ベスは、テラを気遣ってお金を取り返さないでもいいといいます。
テラは正式には取り返せないかもしれないが、お金を没収していった担当者に払わせるつもりだが、期待はしない方がいいと言った。
そしてテラはベスにニルスを呼んで来るよう頼みました。
ニルスは、自分が自白をしないと信じてくれなかったテラに少しがっかりしていました。
でもテラがニルスのためにむち打ちを受けると言ってくれたことに感銘を受け、これからはテラの頼みならなんでもやろうと心に誓います。
一方ベスは、皇子がテラにむち打ちをしようとしたと聞いて激怒しますが、テラに話をやめるようさとされます。
テラは早速ニルスに仕事を頼みます。
テラはニルスにその仕事の前金を渡しますが、今度はお金を受け取ります。
テラは皇子を大人しくさせようと考えているようです。
ベスは、自分なら行政官試験など受けずに優雅に暮らすのになぜ面倒な皇子と関わろうとするのかと不思議に思います。
テラも、自分が死ぬ運命でなければ、毎日遊んで幸せに暮らすのになと、ベスの意見に同意します。
皇子は夜に、誰かに手紙を渡すよう部下に命じています。
そこに、ニルスが皇子のお付きのニックに連れて来られます。
皇子は、ニルスが自分に会ってもらえると思った理由を言うように言われます。
ニルスは、テラが話しているように堂々と、皇子はどんな内容なのか聞いてテラの鼻っ柱をへし折ってやろうと考えるはずだからだと言います。
皇子は興味を持ち、話をするように促します。
ニックはテラになったつもりでテラの兄弟弟子のピーターの話を話し始めます。
ピーターは才能があり、技術の覚えも早い者でしたが、ある日自分を殴った男に会いに行き、彼に戦いを挑みました。
ピーターを殴った男はケンカが強く、口も達者で、さらにフェアな性格であり、ピーター自信、その男に勝てない事は分かっていました。
やはりピーターは完敗します。しかし、ピーターはそこで諦めず、自分を鍛えるため訓練を続けました。
この話の最終的な結末は、皇子ならよくわかっていると思うと伝えます。
ニックは訳が分からなく、ニルスに結末を教えるよう脅しますが、ニルスも続きを知らないので教えられません。
皇子はテラの意味を理解しており、ニルスに他の伝達事項を伝えるよう命じます。
潰れる家門を生かしてみます 17話 感想
今回も謎解き回でしたね。またピーター大活躍です(笑)
ピーターの最終的な話の内容は、普通の結末から考えたら努力の末相手を打ち負かせたということになるのでしょうが、設定が微妙なのでもしかして違う結末かもしれません。
ピーターを殴った相手といいながら、相手の事を凶悪に例えていません。むしろ文武両道に長けた、ずるをしない人間だと称えてさえいますしね。
おそらくピーターはテラ、相手の男は一度テラの失態を暴いたカイル皇子に例えているので、相手の男を悪くいう事は皇子を侮辱する事になるから、不思議な例えになったのでしょう。
そう考えると、テラが皇子を打ち負かすなんて事は身分的にあっていい事なのか分かりません。
そうなると、最終的にはお互いを認め合って和解するという内容が無難なのではないかなと推測するのですが、結論はどうなのでしょうか。
また、初めにベスと話していた「お金を没収した担当者」とは、誰の事なのでしょうか。
犯行グループは捕まったはずなので、そのお金を没収したとすれば、もしかしてカイル皇子にお金を払わせようとしているのでしょうか。
ともあれ、テラにまた信頼する仲間が増えて良かったです。
テラのたとえ話の結末はどうなるのでしょう。皇子への別の伝達事項とは何なのでしょう。
続きが気になります。