「隠された世界」は、ピッコマで連載中のMISHA先生原作のファンタジー漫画です。
大学3年生の芦田桃は何度も奇妙な夢を見るようになります。
夢の中で登場する男に会った事がある気がするのですが、毎回顔は絶対に見えません。そしてその夢を見たら必ず切らなければならないほど髪が異常に長くなってしまいます。
タロットカード占いがよく当たる友人がある男とぶつかった拍子に落ちたカードは悪い意味しか持たない「塔」のカードでした。これから何か悪い事が起きる予感がしていました。
ネタバレの話になりますので知りたくない人はこの先は読まないでください
隠された世界 前回のあらすじ
桃は母親が、生き残ることはどんな動物にとっても最も強い本能なのだと言われたことを思い出します。
桃は曉斗の結界を伸びた髪で破ります。
それを見て曉斗は、桃を蛇族の一員だと推測し、点数稼ぎのために桃を殺そうと襲ってきます。
逃げる桃に、誰かが大きな石の方に走るよう指示します。
曉斗が石もろとも桃を消そうとした時、桃の髪が桃の肌を切り、その血で石に描かれている模様が見えるようになりました。
隠された世界【6話】ネタバレ
黒い大きな天幕・日食に覆われているのは3匹の巨大な蛇。その3匹の間から刺す光は太陽。
蛇が太陽を飲み込もうとしている姿です。
3匹の蛇が桃の血を求めて近づいてきます。
桃は、蛇が何をしたいのか分からず怖がりますが、そこに男の人の幻影が現れ、怖くないと伝えます。
桃に全ての力を取り戻せと言います。
蛇にかみつかれた桃は、曉斗が攻撃をする前に消えてしまいます。
曉斗は桃と石を一緒に葬ろうとしたことで、奇しくも目覚めの儀式を発動させてしまっていたのでした。
曉斗は腹を立てながらも、雷封塔を「普通の塔」にするため、大きな石を破壊します。
曉斗を採点している男は、蛇族の相当の人物を逃がしてしまったようなので、どう点数をつけたらいいだろうとまたイヤミを言ってきます。
大きな石を利用して覚醒出来る蛇族なら、桃は只者ではないと考えています。
しかし曉斗は焦らず、桃の荷物を確認し、学生証から身元を調べます。
曉斗は桃を必ず殺すつもりのようです。
桃は夢の中で鳥に追われています。
遅すぎると言われ、こんなに遅かったら敵にやられると追いかけられます。
目を覚ますと桃は家で眠っていて、髪も短くなっていました。
父親は、昔の知り合いの林田賢が桃を家に送り届けてくれたのだと言います。
隠された世界【6話】感想
初めの説明は石の文様についてでしたが、蛇が太陽を飲み込もうとしている文様って言われると、どちらかと言うと神として崇拝されたりする太陽を飲み込もうとする=悪い存在のように捉えてしまうのですが、善悪のイメージは関係ないのでしょうか。
私の解釈が間違っているのかもしれませんが、日食の黒い天幕の下、蛇の真ん中に太陽があるっていう図も、真ん中に太陽があるなら黒い天幕の後ろにある光は太陽じゃないの?とか考えてしまい、よく理解できませんでした。
桃に話しかけてきた幻影の男はおそらく夢に出てきていた男でしょうね。
彼は現実世界では存在していないのでしょうか。
夢の中で桃は鳥に追われていましたが、忠告をしながら追っていたので、桃の敵ではないのかなと感じました。
まるで修行をしているみたいだなと思いました。
目覚めの儀式で、桃に異変はあったのでしょうか。
曉斗はまた桃を殺しにやってくるのでしょうか。
続きが気になります。