「ダメ貴族になりたい公爵令嬢」は、ピッコマで連載中のファンタジー漫画です。
交通事故に遭い小説の世界に入り込んでしまった主人公が、脇役キャラでも気にせずに公爵令嬢として豪華な暮らしを満喫していたら、様々なハプニングに巻き込まれます。
猫の姿のイケメン王子に見守られながらみんなをハッピーにしてしまう主人公アドリーヌの物語です。
ネタバレの話になりますので知りたくない人はこの先は読まないでください
ダメ貴族になりたい公爵令嬢 前回のあらすじ
今社交界で噂になっている事は、アドリーヌが行った事業の成功の話でした。
アドリーヌは模倣性ではなく、浪費家になりたいので、この噂をあまりうれしく思いません。
他の話を催促されたグリッツは、アドリーヌに自分に投資をして欲しいと言う自称企業家が何人もいると伝えます。
それを聞いたアドリーヌは、わざと詐欺師に騙されようとして、その企業家たちに会うと言います。
アドリーヌのもとに三人の男が通され、アドリーヌはその中から真の詐欺師を探し当てようとわくわくしていました。
→ダメ貴族になりたい公爵令嬢23話ネタバレはここからチェック
ダメ貴族になりたい公爵令嬢 24話のネタバレ
アドリーヌは自分の直感で、一番詐欺師っぽいのは誰かを探します。
テルーからきたパラントゥという男は緊張が伝わり、衣服もボロボロで実直そうでした。
ジーグラーは平凡で印象が薄く、詐欺師に見えません。
デイヴィス・ウェイドは服装は着飾っていて、しゃべり方もこなれていて、顔がずる賢そうに見えたので、アドリーヌはすぐに彼を詐欺師だと認定しました。
パラントゥはマーレン山脈の魔法石鉱山で魔法石の採掘に魔術師を雇用したいという依頼でした。
ジーグラーも画廊で警備と美術品修復をする魔術師の雇用依頼でした。
デイヴィス・ウェイドが自分の話を聞いて欲しいと頼んだ時、アドリーヌはうっかりデイヴィスをペテン師と呼ぼうとしてしまい、途中でごまかしました。
デイヴィスは、自分の運営する孤児院に資金を提供して欲しいと依頼してきました。
個人経営の個人があったか疑問に思ったアドリーヌは、孤児院の場所を問います。
そこはアントニオの教会の近くでとても小さな孤児院だと説明しますが、しどろもどろに話しているのを聞き、アドリーヌはデイヴィスが孤児院の設定をきちんと覚えていないのだと思います。
ジーグラーがそんな場所に孤児院はないと思うと言うと、最近開設したから知らないのだと話すデイヴィスに、アドリーヌはまたウソをついているのだろうと考えています。
さらにアドリーヌが孤児院を見学したいというと、資金をもらった後に招待すると言い、見せるのを拒みました。
企画書を求めるアドリーヌに、そのようなものが必要だと知らなかったと言い、代わりに孤児院の子供たちが書いた手紙を渡します。
その内容は、同音の誤字も正しい意味の漢字に訂正されていて、子供が書いたというよりもまるで大人の書いたビジネス文書のようでした。
デイヴィスは、孤児院の子供たちは優秀だから手紙も上手に書けているのだと付け加えます。
アドリーヌは、手紙の言葉遣いに子供らしさのかけらもなかったので、デイヴィスを詐欺師に確定しました。
アドリーヌのイメージしている詐欺師の3つの特徴である饒舌さ、派手な身なり、狡猾な性格にぴったり合っていると考えたのです。
そして当然、アドリーヌはデイヴィスに投資することに決めました。
ダメ貴族になりたい公爵令嬢 24話の感想
執事は適当な人物を選んでアドリーヌに会わせると言っていましたが、なぜデイヴィスのような派手な格好の人物を選んだのでしょう。
見た目からしたら、お金がありそうで資金に困ってなさそうに見えるのですが、なにか思うところがあったのでしょうか。
アドリーヌからしたら、デイヴィスがあからさまに目についたでしょうね。
一人だけキラキラな恰好で来ていますし、企画書がないにしても、代わりに見せた手紙が最悪でした。
この話の流れからすると、実は彼だけが詐欺師でなかったという事になりそうですが、あの手紙はいったい誰が書いたものだったのでしょう。
先に孤児院を見せたくないと言っているので、おそらく獣人のように、世間では嫌われている存在の集まる孤児院なのではないでしょうか。
それを知られて投資を断られたくないという事なのでしょうが、一体どんな孤児院なのでしょう。
デイヴィスが選ばれたことに他の二人は納得するのでしょうか。
そしてデイヴィスの孤児院とはどんなものなのでしょうか。
続きが気になります。