「姉が男主人公を拾ってきた」は、前世の記憶を持っている「エイミー」の姉が、前世で読んだ小説と同じ展開で森から男の子を連れて来ることから始まる恋愛ファンタジー漫画です。
姉の運命を変えるため、小説の主人公「リノク」の名付け親になったエイミー。昼は子供の姿、夜は大人の姿になるノクス(リノク)との生活が始まります。
ネタバレの話になりますので知りたくない人はこの先を読まないでください。
姉が男主人公を拾ってきた 前回のあらすじ
リノクは自分が手をけがしていることに気付きますが、ノクスと同じように大したこともないとほっておこうとします。
それに対してエイミーはノクスに言ったように、痛いのならちゃんと痛いと言ってほしいと言います。
ディアナが3日間家を留守にするので、エイミーは大人の姿のリノクに家の中を見せて回ります。
エイミーは姉が拾ってきた剣で手を切ってしまい、痛がっているエイミーの手をリノクは舐めて痛みを和らげようとします。
その行動にドキドキするエイミーは、魔法使いが使っていた家の話に話題を変えます。
魔物が出るかもしれなくて危険な夜に家に行くというリノクが、エイミーにもついてきてほしいと言います。
エイミーが誠意を見せてほしいというと、リノクはエイミーの手を取り、ひざまずき、お供してほしいと頼みます。
姉が男主人公を拾ってきた 8話 ネタバレ
いきなり思っていた以上に丁寧な対応をされたエイミーはドキドキします。
リノクは、またいつものように意地悪な笑いを見せてこのくらいの丁寧さでいいかエイミーに聞きます。
エイミーはリノクの綺麗な顔で丁寧な対応をされて心臓がバクバクしてしまいます。
リノクは、自分をなぜここまで助けるのかと前回と同じ質問をします。
エイミーは心配だからといいますが、リノクは自分を受け入れるという事かと問います。
エイミーは突然そのようなことを聞かれても答えられないので、「答えないという答え」を返します。
明日の夜に魔法使いの家に行こうと話をしながら、エイミーは姉の部屋で寝ようと移動します。
リノクはなぜ自分と一緒の部屋で寝ないのかと聞いてきます。
エイミーは心の中で半裸のリノクとは一緒に寝れない!と叫びますが、エイミーもなぜリノクがそんなことを聞いてくるのか分かりません。
エイミーがベッドが狭いというと、リノクはやっと納得しますが、どこかさみしそうです。
朝になると、ノクスがエイミーが見当たらないので探しに来ました。
ノクスは素直にさみしかったという感情を出していて、エイミーはそれをかわいく思います。
ノクスはエイミーに捨てられたかと思って怖くて、不安そうにしていたのでした。
そんなノクスにエイミーは、記憶を取り戻してもここにいたいと思ったらいてもいいと安心させます。
夜になり、エイミーとリノクは魔法使いの家に向かいます。
魔物だけでなく、毒草などもあるようなので、慎重に進みます。
エイミーが幽霊が怖くないかとリノクに問うと、リノクは死んだものは何もできないから怖くないといいます。
それを聞き、エイミーが何か思い出したのかを聞き、さらに話しかけようとすると、リノクに静かにするように言われます。
暗い森の中から赤い光がいくつも見えていました。
姉が男主人公を拾ってきた 8話 感想
今回のリノクは、少しノクスのように素直になっている気がしました。
分かりやすくはないですが、エイミーに一緒にいてほしそうな態度をしたり、寂しそうな顔を見せたり。
少しずつエイミーの事を信頼してきて、好きになってきているのでしょうか。
エイミーが見当たらなくて探すノクスに、一人で眠るのが寂しそうなリノク。過去にどんな寂しい生活をしていたのでしょうか。
森に出た時にリノクが言っていた「死んだ人間は何もできない」という言葉も、生きた人間にどんだけひどいことをされていたんだろうと想像してしまいますね。
でも嫌な思い出でも、断片的に記憶があるのは、記憶が元に戻る前兆かもしれないですね。
森の中にいたのはこうもりでしょうか、リノクたちは夜の間に山奥の家に行き、戻ってこれるのでしょうか。
続きが気になります。