「隠された世界」は、ピッコマで連載中のMISHA先生原作のファンタジー漫画です。
大学3年生の芦田桃は何度も奇妙な夢を見るようになります。
夢の中で登場する男に会った事がある気がするのですが、毎回顔は絶対に見えません。そしてその夢を見たら必ず切らなければならないほど髪が異常に長くなってしまいます。
タロットカード占いがよく当たる友人がある男とぶつかった拍子に落ちたカードは悪い意味しか持たない「塔」のカードでした。これから何か悪い事が起きる予感がしていました。
ネタバレの話になりますので知りたくない人はこの先は読まないでください
隠された世界 前回のあらすじ
大きな石には黒い天幕に覆われた3匹の蛇の姿があります。
その真ん中に太陽があり、蛇はその太陽を飲み込もうとしています。
その3匹の蛇が桃の血を求めて近づいてきます。
怖がる桃に、男の幻影が現れ、怖がることはないと伝えます。
桃は目覚めの儀式を発動させてしまいました。
目が覚めると自分の家で眠っており、伸びていた髪もいつもの長さに戻っています。
父親は、知り合いである林田賢先生が桃を連れてきてくれたのだと言います。
隠された世界【7話】ネタバレ
杏は、タロットカードで桃の事を占っています。
その占いで杏がひいたカードは正位置の「死神」でした。
タロットカードでの死神の意味は「死んでも生き返る」という意味で、「新生」を意味することが多いく、大きな変化が起こる事を意味していました。
杏は、カードを見つめながら、桃に何が起こったのかと気にかけています。
桃の腰あたりには、大きな石にあった紋様のようなあざが出来ていました。
桃は、着替えて林田先生に自分に何が起こったのか聞こうと思い急いで着替えて出かけます。
全部悪夢だった事を願い、話を聞きに林田先生の元へ行く途中桃の頭めがけてバスケットボールが飛んできますが、桃は振り向きもせず反射でボールをよけました。
桃は聴覚が発達したようで、ボールが飛んできた音や人のヒソヒソ声まで聞こえていました。
そこで周りの人の声が以前より何倍も大きくなって聞こえていることに気付きました。
林田先生が、自分は正常だと証明してくれるのを願いながら学校へ向かいますが、バスケットボールをよけたように身体能力も上がっているようで、学校にずいぶん早く着いてしまいました。
自分でも否定できないくらいに聴力も身体能力も上がっていて、桃は不安に感じながら林田先生が講義をしている教室へ向かいました。
途中で入室してきた桃に対して林田教授は大丈夫なのか心配します。
桃が質問したいことがあるというと、講義が終わってから聞くと言います。
林田先生が桃に優しくしている姿を見て、修学旅行のバスで一緒だった女性がまたありもしない悪口を言います。
いままでは聞かないふりをしていましたが、今は聴力が上がっているのでいろんな人の陰口が鮮明に聞こえてきます。
我慢の限界に達したとき、桃は「黙りなさい」と心の中で叫びます。
すると、最初に悪口を言い出した女性が空中高くに放り投げられていました。
隠された世界【7話】感想
杏は桃が戻ってきた以前の雷封塔に入った後の事をほとんど覚えていないと言っていたのは、暁斗が何か術をかけたのでしょうか。
桃が目覚めの儀式をしたことを知らないのに、「新生」したと当てられるなんて杏の占いは本当によく当たりますね。
桃にあざが出来てしまっていましたが、これは暁斗たち神羽家が首に出来る印と同じようなものなのでしょうか。
桃は大学へ行く途中で聴覚も身体能力も上がっていることに気付きましたが、嫌がらせをしていた女性を吹き飛ばしてしまったのも桃の能力なのでしょうか。
というかあんな事をしたらまた桃の評判が悪くなりそうなのですが…目覚めたばかりで制御できないので仕方ないですね。
男の幻影が言っていた「全ての力」とはどういうものなのでしょう。
桃の質問に林田先生は何と答えるのでしょう。
続きが気になります。
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