「姉が男主人公を拾ってきた」は、前世の記憶を持っている「エイミー」の姉が、前世で読んだ小説と同じ展開で森から男の子を連れて来ることから始まる恋愛ファンタジー漫画です。
姉の運命を変えるため、小説の主人公「リノク」の名付け親になったエイミー。昼は子供の姿、夜は大人の姿になるノクス(リノク)との生活が始まります。
ネタバレの話になりますので知りたくない人はこの先を読まないでください。
姉が男主人公を拾ってきた 1話 ネタバレ
エイミーが16歳の誕生日の朝に、特別なものを準備すると宣言していた姉、ディアナが男の子を連れて帰ってきました。
その男の子を連れてきた理由を聞くと、エイミーが10年前に欲しいと言っていた友達となる子を連れてきたといいます。
さらってきたのかと思い、元の場所へ連れて帰るように諭すエイミーに、姉は森の外れに倒れていたから連れてきた。親が捜しに来るまで保護してあげると言います。
しかしエイミーには、この子供がただの子供ではない予感がありました。
エイミーには前世の記憶があり、連れてきた男の子は前世のロマンス小説に出てきた「リノク・イベルク」だと考えていました。
物語の通りだと、彼は古代の魔法にかかっているというのです。
姉に記憶のない男の子の名前はどう呼ぶか相談されたので、エイミーは夜の森で拾ってきたのでラテン語で夜を意味する「ノクス」と名付けました。
物語の通りだと、姉が男の子の名付け親になり、そして皇太子の手先に殺されてしまいます。
姉が死なないようにエイミーが名付け親になりましたが、そのためにエイミーが死んでしまう可能性があります。
皇太子の手先が殺しに来る前に、逃げる策を考えます。
姉が男主人公を拾ってきた 2話 ネタバレ
エイミーは10年前の事を思い出しています。
エイミーたちは騎士団長の娘でした。
エイミーは魔力のない前世の世界をなんとなく記憶しており、自分は生まれ変わったのだなと感じています。
でも生まれ変わった自分の名前「エイミー・ラミアス」という名前と姉のディアナの名前に聞き覚えがありました。
なんとエイミーが前世で読んだ小説の内容そっくりだったのです。
小説によると、イベルク公国の主リノク・イベルク(ノクス)は両親の不幸な事件のせいで親から愛されずに一人で生きてきました。
父親に虐待を受け続けた結果父親を殺し、大公になり多大な手柄を立てますが、いとこの皇太子、「タンシズ」から目をつけられます。
昼は子供、夜は大人になるイベルク家の魔法がリノクにある事をエサにタンシズにおびき出され、死にかけて森に倒れていたところを姉が連れてきたのです。
物語では姉は皇太子の手先に殺され、そのショックで記憶を取り戻したリノクはセレナという女性と出会い、皇太子に復讐をして幸せに暮らすストーリーになるようです。
しかし本当にその物語の「リノク」なのか確証がないエイミーは、ノクスが夜になったら本当に大人になっているのか確かめようとします。
姉が男主人公を拾ってきた 3話 ネタバレ
姉が寝たのを確認して、エイミーはノクスの部屋に向かいます。
すると部屋には大人になった「小説の中で一番の美男」のリノクの姿がありました。
本物の物語の主人公だと確信したエイミーは部屋へ戻ろうとしますが、リノクにばれてしまします。
リノクは小さい頃の記憶はないようで、エイミーは姉を守るために自分がリノクを連れてきたと言います。
そして、昼間は子供の姿をしていることも伝えます。
エイミーの言葉を信じないリノクは、朝まで待ってみてエイミーの話が本当か確かめるといいます。
姉が男主人公を拾ってきた 1~3話 感想
エイミーは前世の記憶をおぼろげに持ちながら、現在の世界に生まれかわって生活をしていたんですね。
子供の頃に、自分の前世の記憶にある物語の世界に入っていると気づいた時は、すごい衝撃を受けたのではないでしょうか。
それもお姉さんが死んでしまう物語、なんとか運命を変えたかったでしょうね。
でもリノクが出てくるまでは半信半疑だったかもしれませんね。
本当に物語通りに話が進んでいることを知ったエイミーは、この先どうしていくのでしょうか。
続きが気になります。