「隠された世界」は、ピッコマで連載中のMISHA先生原作のファンタジー漫画です。
大学3年生の芦田桃は何度も奇妙な夢を見るようになります。
夢の中で登場する男に会った事がある気がするのですが、毎回顔は絶対に見えません。そしてその夢を見たら必ず切らなければならないほど髪が異常に長くなってしまいます。
タロットカード占いがよく当たる友人がある男とぶつかった拍子に落ちたカードは悪い意味しか持たない「塔」のカードでした。これから何か悪い事が起きる予感がしていました。
ネタバレの話になりますので知りたくない人はこの先は読まないでください
隠された世界 前回のあらすじ
天井が開いて金翅鳥が蛇族を襲ってきました。
唄野たちサカツラガン族は、金翅鳥を落ち着かせるために蛇族を捕らえていたのでした。
唄野は、金翅鳥の主人である青鳥が戻って来たなら、金翅鳥の暴走が収まるだろうと桃に期待していました。
隠された世界【43話】ネタバレ
桃を鷲掴みする金翅鳥に、曉斗が桃は青鳥の娘だと説明するが、金翅鳥は納得しません。
曉斗が力を使って金翅鳥から桃を離し、早く自分が青鳥だと説明しろと桃に伝えますが、桃には訳が分かりません。
弱水に落ちたら青鳥の力が戻るのかと予想していた曉斗でしたが、桃は弱水に落ちても何も変わりませんでした。
そこにまた金翅鳥が桃を襲い、曉斗が桃を守ろうとしますが、それを唄野が止めます。
そしてもし桃が金翅鳥に食べられたら、それは桃が青鳥ではなかったという証明になると言います。
曉斗は確かに桃が青鳥の力を目の当たりにしたので、桃に青鳥の力がある事は確信していますが、桃の蛇族の力は危険が迫ると呼び覚まされたのに、青鳥の能力が目を覚まさないのはなぜか考えていました。
そこで、さきほど桃の青鳥の能力が目覚めた時には、曉斗の血が流れていた事に気づきました。
曉斗は、以前体内に何か重要なものを入れられたおかげで生き残ったと曉斗の父親が言っていた事を思い出します。
父親は、曉斗がその持ち主に出会った時には絶対に返してあげるようにと話していました。
隠された世界【43話】感想
曉斗が予想していた、青鳥を目覚めさせるきっかけは「弱水」ではありませんでした。
しかし、曉斗は自分の過去を思い出して、自分の血がきっかけになっているのではないかと気づきました。
「重要なもの」とは、青鳥の血ではないかと思いますが、「返す」とはどういう事なのでしょうか。
林田先生も桃から血をもらっていましたが、何も返していませんよね。
まだはっきりと「返すもの」が理解できません。
次回には判明するのでしょうか。