3人の兄弟から妹と認めてもらえず肩身の狭い思いをしていましたが、やっと縁談が決まって家を出られると思ったら、なぜか目が覚めると幼少期に戻っていた!
「お兄ちゃんたちに気をつけて!」は、母親を亡くしてエルンスト公爵家の養子となった主人公、ハリがやっと縁談が決まって屋敷を出ていくことから話が始まる異世界ファンタジー漫画です。
ネタバレの話になりますので知りたくない人はこの先は読まないでください。
お兄ちゃんたちに気をつけて!前回のあらすじ
エーリッヒはハリに犬をけしかけますが、ハリは犬を手名付けてしまいます。
次にキャベルがハリとチャンバラをしようとやってきますが、ハリはうまく回避します。
それを見ていたユージンが、ハリが倒れてから人が変わったようだと指摘します。
母親をだましているようなら許さない、お前を家に迎えるんじゃなかったと言うユージンに、ハリは少し傷ついているようです。
ストレスでまた熱を出してしまったハリを母親が看病しています。
そして辛いときは甘えてほしい、我慢しないでほしいとハリを抱きしめます。
母親に抱きしめられながら、これが愛なのかとハリは感じました。
→お兄ちゃんたちに気をつけて!6話ネタバレはここからチェック
お兄ちゃんたちに気をつけて! 7話 ネタバレ
たくさん食べるように促す父親に、ハリはおじさんもどうぞと自分の嫌いなブロッコリーを食べさせようとしますが、ユージンにバレてしまいます。
食後にのどがおかしいと感じているハリのもとに母親がやってきて、薬を飲ませます。
そしてご褒美に飴をもらいます。
子供扱いされたと思いながらもうれしくて、ハリは食べるのがもったいないと感じます。
そこにユージンが入ってきました。
あからさまに嫌な顔をするハリに、30分経ったら出ていくと言います。
母親が、ハリの様子を見るようにユージンに頼んだようです。
ハリは、自分が寝ていたからと言って部屋を出ていくことをユージンに提案しますが、すぐにバレてしまうと部屋に居座ります。
無言でいる二人でしたが、ハリが飴をいじっているのを見て、ユージンは顔色を変えます。
その飴をどこで手に入れたか聞かれたので、母親にもらったと伝えると、ユージンは「それはアリナのだ」と飴を奪おうとします。
母親からもらった飴は、アリナの好物だったようです。
飴を渡すことに応じないハリに、ユージンはしつこく飴を取りにかかります。
奪い合っているうちに、ユージンがハリの上に覆いかぶさってしまいます。
それで気まずくなってしまった二人の間に、様子を見に来た父親が部屋に入ってきます。
事情を聞いた父親がユージンから飴を取り返そうとすると、ユージンはかたくなに拒否しました。
すると父親はユージンのほほを叩きました。
父親は、ユージンに、ハリに謝るように命令し、ハリには代わりに好きな飴を買ってあげると言って、ユージンを連れて部屋を出ていきます。
ハリは父親がユージンをぶったことに驚いていて父親の問いに答えられませんでした。
ハリは今まで兄弟にひどいことをされてきましたが、今回のユージンの出来事を胸が痛く感じる事をハリ自身が不思議に感じていました。
お兄ちゃんたちに気をつけて! 7話 感想
ハリは一度父親の事を「お父さん」と呼んでいたのに、まだなじまないのかまた「おじさん」と呼んでいましたね。
中身が大人だからこそ、恥ずかしくてすぐに新しい呼び方に変えるのも難しいのでしょうか。
ユージンも冷静な性格ですが、やっぱり子供ですね。
アリナの好物をハリが持っているだけであんなに本気になって奪おうとするなんて。
父親にぶたれたユージンを、ハリは胸がスッとするどころか心を痛めていますね。
中身が大人なので、子供の頃と違ってユージン達の気持ちも分かってしまい、胸が痛く感じているのでしょうか。
初めの食事で次のターゲットはキャベルだとハリが決めていましたが、一体何をするつもりなのでしょうか。
続きが気になります。