「隠された世界」は、ピッコマで連載中のMISHA先生原作のファンタジー漫画です。
大学3年生の芦田桃は何度も奇妙な夢を見るようになります。
夢の中で登場する男に会った事がある気がするのですが、毎回顔は絶対に見えません。そしてその夢を見たら必ず切らなければならないほど髪が異常に長くなってしまいます。
タロットカード占いがよく当たる友人がある男とぶつかった拍子に落ちたカードは悪い意味しか持たない「塔」のカードでした。これから何か悪い事が起きる予感がしていました。
ネタバレの話になりますので知りたくない人はこの先は読まないでください
隠された世界 前回のあらすじ
曉斗と唄野は、神羽族へと通じる入口を探す桃に同行しています。
曉斗は唄野が力仕事を他人に任せて楽をしようとする性格だという事を知っています。
桃がどうして青鳥の娘だと知っているのかと唄野に聞くと、同族を襲う曉斗の姿と、神羽族の印が浮かぶ桃の姿が映ったビデオを見せられました。
唄野は、曉斗が珍しい血統の桃の事を独り占めするつもりかと責めます。
本能的に神羽族への入り口を見つけた桃を神羽族の血を引いている事を認識し、桃を神羽族の元へ連れて行こうとしていました。
隠された世界【39話】ネタバレ
神羽族は、天空に属する神鳥の末裔で、人類に混じって自分たちの力を利用して巨大な利益を生む集団を形成していました。
その一方で人類に完全に溶け込まずに自分たちだけの世界空間を作り上げていました。
神羽族の聖地へと続く通路は巨大な光輝く樹木でしたが、姿を潜めているのでそこに辿り着くことは困難と言われていました。
秘密の通路を開くことが出来るのは神羽族だけで、唄野は桃の為に神羽族への扉を開きました。
自分が桃を神羽族の元へ連れて行くという唄野に、曉斗は桃は自分の獲物に触れるなと警告をします。
しかし唄野は、桃が神羽族の元に辿り着いたら曉斗だけの獲物ではなくなると確信していました。
桃は大雁の網に捕まって、オオカリ族の浮翠閣に連れて行かれていました。
唄野は、神羽族の入り口の「光の木」を使って自分の一族の領地に送り込んでいました。
曉斗は大雁から桃を助けますが、唄野に操られている大雁に二人はしつこく襲われます。
もうすぐ自力で逃げられた者がいないという「弱水」に落ちてしまうところで、曉斗は覚悟し賭けをする事にして水に飛び込みます。
クリスは林田先生に、桃が神羽族の元に連れていかれたのに魚にエサをあげている場合じゃないと指摘します。
落ち着いている林田先生とは逆に、クリスは赤蛇の娘をちゃんと守ってあげろと怒ります。
林田先生は、クリスに桃は青鳥の娘でもあるが、神羽族の能力を持っていないと教えます。
林田先生は、桃は神羽族の能力を封印されていると推測しており、それを解除するには新羽族が必要だと考えていました。
隠された世界【39話】感想
唄野は曉斗が言う通り、ずるい性格のようでした。
桃を神羽族ではないと言いながら、本能的に神羽族の入り口に辿り着いた桃を自分の一族の元へ送っていました。
幸摩を襲った曉斗を責めていたくせに、大雁を操って曉斗を襲わせていました。
やはり唄野は幸摩同様「良い人間」ではないようです。
クリスが桃が襲われてすごく焦っている中、林田先生はすごく落ち着いていました。
桃の能力を解除させるためという目的があるようでしたが、そのまま桃に神羽族に監禁されてしまうかもという不安はないのでしょうか。
弱水で血を流している曉斗は大丈夫なのでしょうか。
続きが気になります。