「影の皇妃」は、フランツェ大公の頼みで熱病で死んだ娘ベロニカの代わりになった主人公エレナのファンタジー漫画です。
皇妃として暮らしていると死んだはずのベロニカが現れ、エレナは殺されてしまうのですが、なぜか死なずに過去に戻っていた!
今度は以前のように殺されないように、自分を陥れた大公家への復讐を誓います。
ネタバレの話になりますので知りたくない人はこの先は読まないでください。
影の皇妃 前回のあらすじ
エレナはアンに仕立て屋と匠人を呼ぶように執事に伝えるよう指示します。
仕立て屋が来ると、エレナは仕立て屋のデザインをダメ出しし、宝石がたくさんちりばめられたドレスを作るよう依頼します。
それはデザインにこだわったわけではなく、将来自分の財産とするための宝石を手に入れることが目的でした。
一日かけて部屋の総入れ替えをしたエレナの元へリアブリックがやってきます。
リアブリックはエレナが勝手をした事をかなり起こっていましたが、エレナは些細な事だと言い、自分のどこが悪かったのか分からないと言います。
リアブリックは違和感を感じながらも、今後は許可を得てから行動するようにだけ伝えて部屋を後にしました。
影の皇妃 16話のネタバレ
リアブリックがエレナを連れてくるのにかなりの時間を無駄にしてしまったため、業務が山積みになってしまっています。
ベロニカが不在で跡継ぎ問題に打撃を与えたため仕方がなかったし、後継者の座を末端の家門などには譲れないと考えています。
仕事が忙しい中、誰も通すなと言ってあったリアブリックの書斎にエレナがやってきます。
エレナは、些細な事でも許可を得ろと言われたからと言って、靴を買っていいかと聞いてきます。
リアブリックは、エレナを見ながらも、手を止めずに仕事を続けます。
部屋を出て行ったと思ったら、またエレナが戻ってきて、靴に合わせる装身具も欲しいと言います。
しばらくしてまたやってきたエレナは、装身具が高いのだが、いくつまで買ったらいいかと聞いてきます。
さすがにもう来ないと思っていたのに、化粧品が欲しい、バニラ紅茶が欲しい、靴職人を変えたいなど、何度もリアブリックを訪れます。
リアブリックはついにキレて、身の程を分からせてやると考えます。
朝からエレナはリアブリックの部屋を訪れます。
機嫌の悪いリアブリックを見て出直すと言いますが、意外にも部屋に入れてくれ、書類を片付けたら話そうと言います。
エレナは、リアブリックが仕事をしている風ではないので、何を書いているのだろうと思っています。
リアブリックが書いていたものは、今後のエレナのルールでした。
ルールの中の、10日間の使用限度額は2万フランという項を読んで、普通の貴族には充分な金額だが、以前に使っていた金額に比べるとかなり少ないと感じます。
しかしエレナはそれを守る気はありませんでした。
公女の名で大公家にツケておけば払わざるを得ないだろうと考えており、限度額など無意味だと思っています。
他に毎朝必ず一日の日程を報告して、日程通りに動く事という指示もありました。
エレナの行動を監視しようと考えているのだろうと予測しますが、エレナはそれを逆手に取ろうと考えます。
ルールを読み終わったら、リアブリックは証拠隠滅のためにその紙を燃やします。
エレナは早速今日の日程を書くといいます。
リアブリックは、もっと早くにルールを書いておけばよかったと思っています。
エレナは、最初から何を書くかは決まっていると、何かをたくらんでいました。
影の皇妃 16話の感想
リアブリックは、大公家のほとんどの仕事をきりもりしているのですごく大変そうでしたが、逆にエレナは暇そうなので、これは確実にエレナに有利です。
リアブリックが言った事とはいえ、あそこまで仕事を邪魔されては少し気の毒ですね。
リアブリックはすぐに対策を講じましたが、エレナは平気でそのルールを破ろうとしています。
そして、今回のリアブリックに許可を得る事と同じように、リアブリックが書いたルールを逆手に取ろうとしていました。
エレナは一日の行動に何を書こうとしているのでしょうか。
続きが気になります。