「影の皇妃」は、フランツェ大公の頼みで熱病で死んだ娘ベロニカの代わりになった主人公エレナのファンタジー漫画です。
皇妃として暮らしていると死んだはずのベロニカが現れ、エレナは殺されてしまうのですが、なぜか死なずに過去に戻っていた!
今度は以前のように殺されないように、自分を陥れた大公家への復讐を誓います。
ネタバレの話になりますので知りたくない人はこの先は読まないでください。
影の皇妃 前回のあらすじ
生誕の宴でフランツェ大公と共にロゼルト公爵を祝ったあと、自分の時間を楽しもうとしているところにアヴェラが挨拶にやってきます。
アヴェラは将来皇太子妃の候補として派閥争いをする相手でした。
人生をやり直しているエレナにとって、今のアヴェラの嫌がらせは可愛いと感じるものでした。
貴族令嬢と話をしている中にレンが現れ、他の者が退散する中、エレナを引き留めました。
影の皇妃 26話のネタバレ
エレナは密かにレンがやってくることを待っていました。
そして、レンの手を借りようと企んでいました。
ベロニカに何をしてやろうか考えていたと言いながらエレナに近づくレンの前に、リアブリックがエレナを守ろうと立ちはだかります。
しかしすぐにレンにどけられ、レンはエレナの腕をつかみ、自分と踊ろうと言います。
一度は手を振りほどくエレナでしたが、レンは嫌とは言わせないとエレナを逃がさず、結局踊ることになります。
どうしてこんなマネをするのかと問うエレナに、レンは「お前がベロニカだから」としか言いません。
しかしエレナには、剣の天才のレンにとって、百年条約がレンを拘束する鎖となっているのを知っているので、大公家に対する単なる憎しみが理由だと分かっていました。
エレナは哀れで見ていられないと言ってレンを挑発します。
そして、不満があるなら大公家にかみつけと言い、踊りながらレンの足を蹴ります。
自分がかみついたらベロニカと大公は死ぬぞとレンは言いますが、エレナは自信があるなら好きにすればいいと答えます。
そして、エレナはレンが大公家にかみつけない理由は根っから下僕だからだとさらに挑発しました。
レンが本気で怒りそうになったとき、エレナはレンを突き放し、地面に尻もちをつかせます。
それをみた観客は、レンを見て笑いものにします。
それを見てエレナも、レディに無礼を働くからだと笑います。
その状況で、レンはいきなり大笑いをし始めました。
影の皇妃 26話の感想
前の人生では、エレナはレンに脅されていたようですが、今回はそれを怯えずに逆にレンを利用しようと考えていました。
エレナは大公家に反旗をひるがえすようにレンをそそのかしていましたが、レンが言っていたように「ベロニカ」ではなく「エレナ」が危険な目に遭うかもしれないのに心配はしていないのでしょうか。
それとも、それを想定して、レンから自分を守るためにフューレルバードを選んだのでしょうか。
それにしても、自分の身も危険になるかもしれないのに、大胆なことをしますね。
エレナの挑発に対して、レンは最後に大笑いをしていました。
レンはエレナをどうするつもりなのでしょうか。
続きが気になります。