「隠された世界」は、ピッコマで連載中のMISHA先生原作のファンタジー漫画です。
大学3年生の芦田桃は何度も奇妙な夢を見るようになります。
夢の中で登場する男に会った事がある気がするのですが、毎回顔は絶対に見えません。そしてその夢を見たら必ず切らなければならないほど髪が異常に長くなってしまいます。
タロットカード占いがよく当たる友人がある男とぶつかった拍子に落ちたカードは悪い意味しか持たない「塔」のカードでした。これから何か悪い事が起きる予感がしていました。
ネタバレの話になりますので知りたくない人はこの先は読まないでください
隠された世界 前回のあらすじ
ニュースターの社長は、神羽族のオウギワシ家の出来損ない、宮部幸摩でした。
幸摩は、コンテストで美女を集めて蛇族の捕獲とお偉いさんの機嫌取りのための遊び道具として利用していたのでした。
夢の中に出てくる男はクリスだと思い、彼を探そうとする桃でしたが、幸摩に目をつけられて強制的に幸摩の元へ連れて行かれます。
そこでコンテストの本当の意味を知った桃は、幸摩に殴り込みに行こうとしますが、暁斗が止めに入り、自分に任せろと桃に伝えました。
隠された世界【24話】ネタバレ
桃は暁斗に自分が知った真実を教えます。
モデルを金持ちに与える機嫌取りの品物として扱っていて、それが失踪事件の原因なのだと。
暁斗は桃に上着を渡し、目立つので化粧を落とすように促しました。
暁斗は、桃が話した事実を自分も聞いた事を伝えますが、失踪事件の犯人の社長をすぐには捕まえようとせず、桃が考えているよりもこの事件は複雑なのだと言います。
そこに宮部幸摩がやってきます。
暁斗に蛇狩りがうまくいっていないようだが、自分の縄張りを荒らしに来たのかと聞いてきます。
桃は幸摩達からも暁斗と同じ神羽族の臭いがすることに気付きました。
桃は、暁斗がコンテストに参加させたのは、全部桃を神羽族の縄張りに誘い込むことだったのかと思います。
そして、暁斗は幸摩と同じ神羽族だと思い出した桃は、その場から逃げ出しました。
幸摩は暁斗にスマホを見せ、桃がお偉いさんたちにどれだけ気に入られているかを見せました。
先に暁斗の追っている蛇族だったことを知った幸摩は、自分が独占するわけにもいかないので、桃を利用する代わりにどれくらいの分け前が欲しいか暁斗に聞きます。
それを聞いた暁斗は幸摩を殴ります。
殴られて怒っている幸摩に、自分たちの目的は蛇族を滅ぼすことであって、このような扱いはしてはいけないと言います。
しかし幸摩は、美しい蛇族の女性をそのまま滅ぼしてはもったいない、蛇族の持っている毒をコントロールさえすれば滅ぼさないでいいのだと暁斗を諭します。
そして、美しい女性は上層社会ではもてはやされ、その中でも桃は上等だと言い、暁斗から桃を買い取ろうとします。
それを聞いた暁斗は幸摩に膝蹴りを食らわせ、「異なる種族は殺してもいいが辱めることは許されない」と言い、規則を破っている幸摩を神羽族の長老院に報告する事を伝えます。
それを聞いてあせる幸摩に、もう一人の神羽族の男、唄野峠が先手を打つべきだと進言します。
防犯カメラを作動していつも通り蛇を捕獲し、逆に暁斗が蛇族を助けている姿を映すことが出来れば暁斗が反逆者になると言います。
反逆者になった暁斗が幸摩の罪を訴えても誰も信じないだろうと。
幸摩はそれを聞いて唄野にずる賢い奴だと言いながらも進言通りすぐに蛇捕獲網を起動させ、桃の捕獲を実行に移しました。
隠された世界【24話】感想
暁斗が蛇族の仕業と思っていた失踪事件の犯人は神羽族でしたが、すぐに捕まえることが出来ない複雑な理由とは何なのでしょうか。
表向きは蛇族を捕まえているという神羽族の「使命」を全うしているので、罪を問える場所がないということなのでしょうか。
もし蛇族の仕業だったならば、何も考えずに問答無用で殺してしまうつもりだったのでしょうか。
桃は無事にここから逃げ出すことは出来るのでしょうか。
暁斗は幸摩達の策略にはまらないで桃を見つけ出すことが出来るのでしょうか。
そして蒼汰は桃の危機に一体何をしているのでしょうか。
続きが気になります。