「隠された世界」は、ピッコマで連載中のMISHA先生原作のファンタジー漫画です。
大学3年生の芦田桃は何度も奇妙な夢を見るようになります。
夢の中で登場する男に会った事がある気がするのですが、毎回顔は絶対に見えません。そしてその夢を見たら必ず切らなければならないほど髪が異常に長くなってしまいます。
タロットカード占いがよく当たる友人がある男とぶつかった拍子に落ちたカードは悪い意味しか持たない「塔」のカードでした。これから何か悪い事が起きる予感がしていました。
ネタバレの話になりますので知りたくない人はこの先は読まないでください
隠された世界 前回のあらすじ
赤蛇を助けようと桃も不死泉に飛び込もうとしますが、曉斗に止められてしまいます。
赤蛇は地上に戻ってきますが、ひどいけがをしていて、桃は治そうとしますが、自分の身体が透けていることに気づきます。
青鳥の力も使えなくなっている桃に、曉斗は、桃がここに来た理由は青鳥を赤蛇の元へ連れてくることなのだと考えました。
そうしなければ、桃が生まれるという過去の出来事もなくなってしまうと考えていました。
桃は急いで青鳥を呼びに走りました。
隠された世界【64話】ネタバレ
洞窟で青鳥は石を使って手かせを壊そうとしていました。
青鳥は、もう神羽族にも潜龍族にも誰にも縛られたくないと考えていました。
手かせを取ろうとしていると横から石が手かせをめがけて飛んできて、解除することが出来ました。
そして、石は青鳥を誘うように飛んでいきます。
自分を呼んでいるのかと考える青鳥でしたが、石ごときで操られようとは思っていませんでした。
しかし桃が青鳥に触れたことで、明庭は見えないけれども自分以外の青鳥の存在を認識しました。
誰なのだと探す明庭でしたが、桃の力はどんどん弱くなっていき、桃が出来る事は限界に達していました。
明庭にしか赤蛇を救えないと考える桃は、もう一度石を投げて青鳥を赤蛇の元へ連れて行こうと試みました。
赤蛇を見守る曉斗は、これ以上時間がかかると本当に赤蛇が死んでしまうと心配しています。
そこに石が飛んできて、体が透明になってしまった桃が青鳥を連れて戻ってきました。
曉斗は、桃が青鳥を連れてくることでウロボロスのように時間の流れを一連の環に戻すことが出来たと考えていました。
あとは青鳥が赤蛇を救いさえすれば、桃が生まれて過去のこの場所にまた戻ってくるという一連の流れが出来て、全てが元に戻ると考えていました。
青鳥は、赤蛇が本当に命を顧みずに実在するかどうかも分からないものを探しに行ったことに驚き、赤蛇はここまでして何がしたいのかと問います。
その時赤蛇は血をつけずに大事に持ってきた洞冥幽蘭の花を青鳥に差し出します。
赤蛇は青鳥にこれでここを去らないで欲しいと頼むのを聞いて、赤蛇がここまでしたのは、蛇族が生き延びるという願いを叶えることなのだと理解します。
青鳥は、赤蛇との出会いが自分にとっての避けられない厄運なのかもしれないと伝えました。
すると、桃の身体が光りだしました。
隠された世界【64話】感想
青鳥は、手かせを取ろうとして傷を作ってしまっていましたが、ケガをしたら治癒能力が使えないといっていたのに、最後赤蛇を助けていた気がするのですが、なぜ赤蛇を助ける事は出来たのでしょうか。
タイムラグ的なものがあったのでしょうか。
青鳥は赤蛇を助けてそのまま蛇族に居続けることになりそうですが、桃たちは無事に元に戻れるのでしょうか。
続きが気になります。