「潰れる家門を生かしてみます」は放送作家だった奈緒が事故に合い、小説の世界へ飛ばされてしまう「異世界ファンタジー系マンガ」です。
小説の話のままだと一族は潰れて自分も死んでしまう!
なんとか運命を変えようと奮闘するヒロインの物語です。
ネタバレの話になるので知りたくない人はこの先は読まないでください。
潰れる家門を生かしてみます 前回のあらすじ
ニルスは、皇子にテラの真似をしながら伝言の内容を伝えます。
皇子のおかげで1つのものを失い、3つのものを得ることが出来たと。
そして、テラが行政官試験を通過し、皇子がテラの話に興味を持ってくれたなら、皇子に自分を使役する機会を与えると。
そしてその対価は、206ゴールドだと言います。
それを聞いた皇子は、ニルスに、今度は皇子そっくりの真似をしてテラへ伝えるよう命じます。
皇子はニックに、テラの伝言の例えの解釈を教え、行政官試験3次面接の面接官にする手はずを整えるよう命じます。
エリオス家では、アンドレ・ピットにより、ワイン密輸を企てたゲリック・アントンが獄中死したことを皆に伝えられます。
そして今回の宿題の回答をそれぞれ発表していきます。
→「潰れる家門を生かしてみます」18話のネタバレはこちらからチェック!
潰れる家門を生かしてみます 19話 ネタバレ
クロエはアンドレ・ピットに何か紙を渡します。
それは、クロエがお金の力で手に入れた「治安部の公式日程報告書」でした。
その報告書には、訪問目的は「詐欺事件に関わった貴婦人たちの調査」となっていました。
宿題内容は、「皇子の訪問目的を調べてくること」だったので、公式的な訪問記録ほど正確な答えはないとクロエは主張します。
ジェイソンは、宿題内容は皇子の真の目的を把握してくることだったはずだから、その答えは正しくないと主張します。
しかしアンドレは、対面すら出来なかったり対面しても答えを把握出来なかった者よりも、証拠の書類を持ってきたクロエが一番過去問題をもらう権利を得られる者に近いと伝えます。
一回目の宿題は、クロエの勝ちになりました。
皆が席をはずしてから、アンドレはテラに皇子と対面したのに真の目的が分からなかったのかと問います。
そして答えられなかった理由を知っているかのような質問をテラにします。
反応を楽しんでいるアンドレに、テラはイラっとします。
テラは努力して7キロの減量に成功しましたが、バーナードは自由自在に斧を振り回せるようになるには、あと30キロの減量が必要だと言います。
アンドレ・ピットの2つめの課題は、アンドレではなく、教師が出しました。
内容は「オシリア国の歴史と経済」で、テラが満点をとったようです。
皇子はその情報を部下から聞きますが、それについては何も意見を言わず、違う件に関する貴族からの返答の報告を尋ねます。
2伯爵家からは中立の維持を、1男爵家からは要求に応じるとの返事がありましたが、他の1公爵と、エリオス家からは保留の申し出がありました。
そして、皇子の宮にいるアンドレ・ピットの手先の数を確認します。5人中3人は追い出されたようです。
皇子は残りの執事についている侍従の方に、貴族家の情報をさりげなく流すよう指示します。
ロイド伯爵の元に、アンドレの部下が来ます。
伯爵は皆の前では話せない内容と理解し、人払いをしたのち、二人で話をします。
皇子が貴族に要求していたことは、軍士の選出でした。
ロイド伯爵は、アンドレの部下からの情報を書類でもらいます。
カイル皇子の軍士の要請についての陛下の考えをアンドレの部下に聞きますが、その情報分の料金をもらっていないと断られます。
第2皇子の軍士選出の件でアンドレに直接会いたいというロイド伯爵に、子供たちの3番目の宿題にするという事が答えだと言って去っていきます。
テラはいつも通りバーナードに稽古をつけてもらっています。
そこに二人の騎士が、副団長がバーナードを呼んでいると伝えに来ます。
騎士の解除通告を受けるんだろうと嫌味を言う騎士たちに何も言い返すことなく、バーナードは副団長の元へ向かいます。
その様子を気にしているテラも、ロイド伯爵に呼び出されます。
潰れる家門を生かしてみます 19話 感想
アンドレ・ピットはテラに30分以上も皇子と対面しておいて何も調べなかった?と聞いていましたが、まさか対面時間まで把握しているとは、恐ろしいですね。
そのアンドレの手先の数を把握し、さらに自分の仕事を早めるためにわざと情報を流して利用するなんて、皇子はさらに手ごわいですね。
その流した情報がすぐにロイド伯爵の元に届くのだから、アンドレの動きも早い!
皇子の要請が「軍士の選出」という事でした。
これについてアンドレはどのような課題を出すのでしょう。
もしかして、この「軍士の選出」で、バーナードは大出世をするのでしょうか?
続きが気になります。