「影の皇妃」は、フランツェ大公の頼みで熱病で死んだ娘ベロニカの代わりになった主人公エレナのファンタジー漫画です。
皇妃として暮らしていると死んだはずのベロニカが現れ、エレナは殺されてしまうのですが、なぜか死なずに過去に戻っていた!
今度は以前のように殺されないように、自分を陥れた大公家への復讐を誓います。
ネタバレの話になりますので知りたくない人はこの先は読まないでください。
影の皇妃 前回のあらすじ
レンがエレナから立ち去った後、エレナは目的の人物の元へ向かいます。
エレナはマダム・ド・フランローズに会おうとしていました。
貞節の象徴とされていたマダムは、実は不倫をしており、エレナはその事実を知っているという事をマダムに伝えます。
エレナは暴露されるのではないかと怯えるマダムに、大公家に会いに来て欲しいと言って、念押しに自分のハンカチを渡します。
エレナは、マダムの優秀な侍女を手に入れようと考えていました。
影の皇妃 28話のネタバレ
宴の後、エレナはリアブリックに本当に素敵な夜だと話します。
リアブリックは、エレナがうまくベロニカを演じられていたと褒めます。
そして、エレナが休む前に今日レンと何を話したのか全て教えて欲しいと頼みます。
エレナはあの時自分は余裕がなかったと言いながら、話しても問題ない部分だけ伝えます。
そして、話をしている時のレンの顔が本当に怖かったと言います。
リアブリックはその話を聞いて、エレナが代役だという事をレンに気づかれたのだろうかとヒヤヒヤしています。
リアブリックは、途中でレンが転んだのはエレナが突き飛ばしたからだというのを聞くと、剣術の天才が女性の力で転んだという事をいぶかしみ、自分が何かを見逃している気がしていました。
エレナにレンとは関わらないように注意しながら、もう一人会話をしていたマダム・ド・フランローズとの会話の内容を聞きます。
エレナが何かを渡しているように見えたというリアブリックに、エレナは褒められたから嬉しくてハンカチを渡したと伝えます。
リアブリックはエレナに礼儀作法がまだまだだと言い、ベロニカの代役である事に気づかれたらどうするのだと責めます。
これから気を付けるというエレナにリアブリックは自分の立場と故郷の事を忘れるなと言って脅します。
しかしエレナはくだらない脅迫だと感じていました。
エレナは逃走用に作ったギラギラの宝石ドレスの偽物を作るための宝石を買い、処分するルートと工芸士を探そうとしていました。
大公家にはリアブリックがいるが、学術院に行けば思うままに動けると考えていました。
お茶を飲んでいる時に、フューレルバードがエレナに話しかけます。
エレナはフューレルバードが話しかけてくるなんて珍しいと言いながら、どうしたのか問いました。
フューレルバードは、エレナに言われていたのにレンにたて突いてしまった事を償いたいと言います。
どんな処分も受けるというフューレルバードに、エレナは脱いでほしいと言います。
それを聞いたフューレルバードは冷や汗を流しています。
フューレルバードはエレナがからかっている事が分からず、本当に自分の見た目だけで騎士にしたのかと混乱します。
エレナは冗談だと言い、手袋を脱いでほしいと頼みます。
エレナはその手袋にLという文字を刺繍をし、皇室の行事や儀式で使われる文字だと伝え、肌身離さず付けているように命じます。
フューレルバードは戒めの意味なのかと問うとエレナは違うと答えますが、どんな意味かは自分で考えるように命令します。
Lは皇室だけが使用し読むことのできる古代帝国語で、「光」を意味する文字でした。
そしてその文字はエレナの名前にも入っていました。
相変わらず何を考えているのか分からないと言うフューレルバードにエレナは、フューレルバードに対する今までの行動に嘘偽りはなかったと断言します。
それを聞いたフューレルバードは、もらった文字を心に刻むと伝えました。
翌日、マダム・ド・フランローズがエレナに会いにやってきました。
影の皇妃 28話の感想
エレナは監視されながらも宴を楽しんだようですが、しっかりリアブリックに報告をさせられていました。
リアブリックは、レンがベロニカではなくエレナだと言うことに気づいたのではないかとハラハラしていましたが、前回はレンにバレていた事は知っていたのでしょうか。
レンがエレナの言葉に動揺して転んだことにもエレナの説明では納得でいなくて不審に思っていました。
エレナはフューレルバードに「光」を意味するLのマークを刺繍しましたが、なぜその文字をフューレルバードに渡したのでしょうか。
エレナの人生を左右するのはフューレルバードだと伝えたかったのでしょうか。
早速エレナの元にマダム・ド・フランローズが来ていました。
リアブリックにバレずにエレナはマダムと交渉する事が出来るのでしょうか。
続きが気になります。