「隠された世界」は、ピッコマで連載中のMISHA先生原作のファンタジー漫画です。
大学3年生の芦田桃は何度も奇妙な夢を見るようになります。
夢の中で登場する男に会った事がある気がするのですが、毎回顔は絶対に見えません。そしてその夢を見たら必ず切らなければならないほど髪が異常に長くなってしまいます。
タロットカード占いがよく当たる友人がある男とぶつかった拍子に落ちたカードは悪い意味しか持たない「塔」のカードでした。これから何か悪い事が起きる予感がしていました。
ネタバレの話になりますので知りたくない人はこの先は読まないでください
隠された世界 前回のあらすじ
蛇族の研究員は、林田先生の血液を抽出して神羽族に察知されなくなる薬を作っています。
研究員は、青鳥の純血の桃の血を欲しがりますが、林田先生が桃に手を出さないように釘を刺します。
しかし研究員は、桃の血を諦めてはいないようでした。
一方暁斗は、桃に神羽族がいる場所には普通の人間が勝手に出入りできないと言います。
しかし、桃は引き下がらず、行く方法があるのだろうと聞くので曉斗の力で桃を上空に連れて行きます。
そして、桃に行きたいのなら行く資格があると証明をしろと伝えました。
隠された世界【37話】ネタバレ
曉斗は上空で桃の結界を解除し、地面に落として桃が神羽族かを確かめようとします。
桃は、上空から落とされているのが幻覚じゃないと認識すると、髪の毛が桃を守ろうと勝手に伸びました。
曉斗は桃から青色の光が出ているのが分かりますが、桃には何の変化も起こりません。
蛇族の力は限界まで発揮されていますが、反対に神羽族の力は深く眠っているようです。
地面に追突しそうになって、曉斗は桃が飛べないと分かり助けようとしますが、間に合いません。
そこに大雁が網を張って桃を助けました。
鷹族はいつも衝動的なのだと言って桃を助けたのは、モデル会社で幸摩と一緒にいた神羽族、唄野峠でした。
唄野峠はサカツラガン族のようです。
桃は気が付いたらまた学校の廊下にいて、今の出来事は曉斗の幻覚だったのだろうかと想像します。
唄野は、桃の青鳥の血統が簡単に覚醒するなら、長い間神羽族が桃を見つけられない訳がないだろうと曉斗に言います。
意味が分からない曉斗に、唄野は青鳥と赤蛇の子供が黒髪なはずがないと言いますが、まだ曉斗はその真意が分かりません。
本当に分からないのかと聞きながらも、唄野は、赤い瞳に長髪の蛇族の見た目しか持たない桃のどこに神羽族の要素があるのだと教えます。
そして、桃の青鳥の血統は既に封印されているのだと曉斗に言いました。
隠された世界【37話】感想
桃は地上に落とされた時に、青い光を放ちますが、力を発揮する事は出来ませんでした。
曉斗は桃が地面に着きそうになってようやく桃を助け用としていましたが、遅すぎましたよね。
桃が確実に空を飛べると思って油断していたのでしょうか。
幸摩と一緒に蛇族を苦しめていたはずの唄野峠が登場しましたが、桃に対して幸摩のように失礼な態度はとりませんでした。
二人とも蛇族を蔑んでいるのかと思っていたのですが、二人が組んでいたのは何か別々の目的があったからなのでしょうか。
桃の青鳥の力が封印されていると知った神羽族はどうするつもりでしょう。
続きが気になります。