「影の皇妃」は、フランツェ大公の頼みで熱病で死んだ娘ベロニカの代わりになった主人公エレナのファンタジー漫画です。
皇妃として暮らしていると死んだはずのベロニカが現れ、エレナは殺されてしまうのですが、なぜか死なずに過去に戻っていた!
今度は以前のように殺されないように、自分を陥れた大公家への復讐を誓います。
ネタバレの話になりますので知りたくない人はこの先は読まないでください。
影の皇妃 前回のあらすじ
エレナはフロンティア学術院で反撃の土台を作るつもりでした。
エレナは自分の味方を増やすために、ルナリーンの代わりにメイを連れて行きたいとリアブリックに頼み、了承を得ます。
エレナは侍女の前で学術院に連れて行く侍女を発表した後、メイだけを残します。
エレナはメイに返事を待っていると伝え、自分も大公をとても恨んでいるという事を重ねて伝えます。
エレナはメイが自ら歩み寄ってくれるまで待つつもりでいました。
影の皇妃 31話のネタバレ
フロンティア学術院出発の日、エレナは大公とリアブリックに見送られて馬車に乗り出発します。
馬車の中では、これから嫌でも繋がりの深い人達と出くわすだろうと予測しています。
ベロニカをいじめることが生きがいのレンとは特に関わらざるを得ないだろうと考えています。
単独寮には皇族と高位貴族しかいないので、シアンともいつか顔を合わせる事があるだろうと考えいますが、互いを傷つけることのないよう、知らないふりをしようとエレナは決めていました。
学術院に到着すると、アンは新しい環境の学術院に感動しています。
しかし、一度経験しているエレナは何とも思わず、アンに早く荷物を運ぶよう促します。
部屋に入ると、エレナは二人にこれからの対応を伝えます。
エレナはアンに、お客様が来た時のお茶とお菓子の担当を命じます。
メイの先輩として手本を見せてほしいと頼まれたアンは、やる気満々で早速整理をしに行きました。
アンが席を外すと、エレナはメイに別の用事を頼みます。
ルシアという1年生が在学中か調べて、在学中ならエレナの宝石を渡すように頼みます。
そして、メイに頼んだことは、これからもずっとアンには知られないようにと強く命じます。
二人に仕事を頼んだエレナは、そのあと夕方頃まで眠ってしまいました。
エレナはとても久しぶりにぐっすり眠られたと感じていました。
メイが戻ってきて、頼まれていたルシアは在学中ですが、ルームメイトもしばらく見かけていないという情報を持ってきて託されていた宝石をエレナに返しました。
考古学部1年のルシアは、北部熱病にかかり、休学の手続きをする間もなく立ち去ったことを、過去に戻る前の情報で知っていました。
ルシアの父親は薬を探してルシアの元に向かったが、間に合わず父親が到着する前日に亡くなったようでした。
ルシアの父親は10大貿易商のひとつのカストル商会の商会長であり、娘の治療に巨額の金を使ったといううわさが皇妃となっていたエレナの耳にまで入ってきていました。
今回エレナは、そのルシアの命を救ってあげようと考えていました。
そしてその代わりにルシアの名前を貸してもらおうと考えていました。
学術院にいる1年間、エレナはルシアの名前を借りるつもりでいるようでした。
影の皇妃 32話の感想
エレナは到着早々アンをあまり近くに寄らせないために、お茶係をさせることにしました。
そうとは気づかないアンは、エレナにメイの「先輩」と言われたのが嬉しくてすごくやる気を出していましたね。
エレナは、過去に噂で聞いたルシアを利用して、名前を借りるつもりでいるようでしたが、その名前をどのような時に使うつもりなのでしょうか。
シアンに会う時に名前を偽って皇后になることを避けるつもりなのでしょうか。
でもレンと会ってしまったらそれも出来ないですしね…。
そして、メイに渡してほしいと頼んだあの宝石は何を意味していたのでしょうか。
ただ友達になるための贈り物だったのか、他に何か意味があったのでしょうか。
エレナは名前を借りて何をするつもりなのでしょうか。
続きが気になります。