「影の皇妃」は、フランツェ大公の頼みで熱病で死んだ娘ベロニカの代わりになった主人公エレナのファンタジー漫画です。
皇妃として暮らしていると死んだはずのベロニカが現れ、エレナは殺されてしまうのですが、なぜか死なずに過去に戻っていた!
今度は以前のように殺されないように、自分を陥れた大公家への復讐を誓います。
ネタバレの話になりますので知りたくない人はこの先は読まないでください。
影の皇妃 前回のあらすじ
エレナはフューレルバードを部屋の中へ招きます。
エレナは、すぐにレンが来た理由を問います。
レンは、生誕の宴前に完治したというベロニカの事を、偽物ではないかと疑っていました。
レンは証拠を確認しようとしにきましたが、エレナは前もって対策をしていたので、偽物とバレませんでした。
部屋を追い出されたレンは、毒にかかっているはずのベロニカがどうやって回復したのかといぶかっていました。
そして、フューレルバードを思い出し、面白くなってきたと感じていました。
影の皇妃 25話のネタバレ
生誕の宴が始まる前、エレナはフランツェ大公を見つけて、いつか引きずりおろしてあげると心の中で思っていました。
リアブリックがエレナを呼びに来て、エレナはまた緊張しているフリをします。
皆に顔を見せると、その笑顔に多くの人が魅了されました。
エレナは、フランツェ大公に手をとられ、ベロニカとして参加し、ロゼルト公爵を祝いました。
フランツェ大公の話も終わり、エレナはずっと監視しているリアブリックを引き離して自分の時間を楽しもうと考えていました。
そこへ貴族令嬢がエレナに挨拶に来ます。
令嬢が、エレナに以前話していた庭園の話を聞かせて欲しいと頼みますが、ベロニカが話したことだったので、エレナには何の話か分かりません。
それを見てリアブリックがエレナを助けに入ります。
少しもめているところへ、アヴェラがエレナに挨拶に来ます。
アヴェラは4大名家のラインハルト家の長女であり、将来皇太子妃の最終候補に選ばれて派閥争いをするほどの犬猿の仲でした。
アヴェラは、ベロニカが不在だった間にベロニカ側の令嬢を全員自分の味方につけていました。
しかしエレナにとっては、もっと熾烈な争いを経験していたので、今のアヴェラはまだお子ちゃまだと感じていました。
お互い笑顔で会話をしながらも、握った手に力を込めて水面下で争っています。
アヴェラは、ベロニカに紹介したい令嬢がたくさんいると話しますが、それを聞いてもエレナは「可愛い」と感じるほど、嫌がらせが稚拙だと感じます。
アヴェラは話を変えて、学術院にはまた通うのかと問うと、側に控えていたリアブリックがすぐに出てきて、復学する予定だと伝えます。
そこで広間にざわめきが起こりました。
レンが現れ、エレナに群がっている貴族令嬢たちに、楽しそうだから自分も仲間に入れろと話しかけます。
レンを見たアヴェラはそそくさとエレナに挨拶をして蜘蛛の子を散らすように退散していきました。
レンは、まさかお前まで逃げないよなと、エレナに話しかけました。
影の皇妃 25話の感想
アヴェラがエレナに紹介しようと思った令嬢とは、おそらく元はベロニカ側についていた令嬢のことだったのでしょうね。
でもそれを聞いてもエレナには「かわいい嫌がらせ」程度にしか感じていないようでした。
女性だけで話をしているところへレンが割り込んできたおかげで、エレナのまわりには誰もいなくなりました。
レンはアヴェラからエレナを助けようとしたのでしょうか、それとも前話と同じようにただ嫌がらせをしているのでしょうか。
続きが気になります。