「ダメ貴族になりたい公爵令嬢」は、ピッコマで連載中のファンタジー漫画です。
交通事故に遭い小説の世界に入り込んでしまった主人公が、脇役キャラでも気にせずに公爵令嬢として豪華な暮らしを満喫していたら、様々なハプニングに巻き込まれます。
猫の姿のイケメン王子に見守られながらみんなをハッピーにしてしまう主人公アドリーヌの物語です。
ネタバレの話になりますので知りたくない人はこの先は読まないでください
ダメ貴族になりたい公爵令嬢 1話のネタバレ
メイドの一人が主人のアドリーヌ・ファラディについて悪口を言っています。
アドリーヌはクロワンスの真似をするためにサンティーバヴィラに来て質素な生活をして悪あがきをしていると言います。
成人の儀式もまともに挙げてもらえないから、貴族にもなれないかもと言い、公爵がアドリーヌを探しには来ないのではないかと話している時、アドリーヌは目を覚ましました。
アドリーヌの身体は虚弱だったため、随分眠っていても疲れが癒えていませんでした。
アドリーヌになっている人物の本来の身体は猫にエサをやっている最中に車にひかれて亡くなっていました。
そしていつの間にか恋愛小説「クロワンスの過ち」の脇役、ファラディ公爵家の令嬢アドリーヌ・ファラディになっていました。
ファラディ家は帝国最大の財産と名声を誇っていましたが、アドリーヌは一族の汚点と呼ばれていて、小説のヒロインのクロワンスの真似ばかりする誰にも愛されない哀れな女性でした。
アドリーヌは、お金さえあればどうでもいいと二度目の人生を楽しもうと決めていました。
しかし、アドリーヌはあることに気が付きました。
ダメ貴族になりたい公爵令嬢 2話のネタバレ
二度目の人生を楽しもうと考えていたアドリーヌでしたが、この小説の結末が世界の滅亡だった事を思い出します。
そのきっかけが、クロワンスが飼っていた猫を捨てたことで、猫が世界を滅亡させていくという内容でした。
その猫は実は動物の姿にもなれる人間、獣人の王子様だったのです。
アドリーヌは、世界の滅亡を防ぐために、その猫を先に引き取って面倒を見ようと考えます。
前世で猫を飼っていたから野良猫を1匹てなづけるのは朝飯前だと思っています。
アドリーヌは侍女オリーに、アドリーヌが使える財産を確認し、人生を謳歌する決意をします。
オリーに大切なお客が来るから掃除をしておくよう頼んで、アドリーヌは獣人市場へ向かいます。
従者のグリッツがアドリーヌに行き先を尋ねます。
アドリーヌが獣人を買うというと、とても暗い顔をしてため息をついていました。
ダメ貴族になりたい公爵令嬢 3話のネタバレ
アドリーヌは、早く猫を抱っこしたいとウキウキしています。
小説では、アドリーヌを侮辱したというサデーロ公爵がぺルラ子爵領地内の獣人市場で獣人を買ってクロワンスにプレゼントすることになっていました。
アドリーヌは、獣人が動物扱いで物のように売買されている事をひどいと感じています。
アドリーヌが、猫王子の特徴を言うと、同じ条件の猫が2匹いました。
黒い猫がアドリーヌのにおいをかごうとすると、白い猫がそれを止めて、アドリーヌをじっと見つめてました。
そして、手を出しているアドリーヌにお手を返しました。
ダメ貴族になりたい公爵令嬢 4話のネタバレ
アドリーヌはお手をされた肉球を触って上機嫌です。
そこへサデーロ公爵の家臣がやってきました。
物語の通り、クロワンスに送るための猫を探しに来ていました。
アドリーヌは、早く来た順に猫獣人を選ぶ事を誓ってくれるかとサデーロ公爵の家臣に問います。
サデーロ公爵の誓いを聞いてから、アドリーヌはぺルラ獣人市場をまるごと買うと宣言します。
アドリーヌが全ての獣人を買ったことで苛立っていたサデーロ公爵の家臣は、質素な生活は見せかけで、クロワンスへの嫉妬で真似をしていただけなのだろうと言いますが、アドリーヌは誰に無礼な口を聞いているのかと言い返します。
アドリーヌはサデーロ公爵の家臣に誓いを守らせ、先に二匹の猫を引き取って帰ろうとします。
サデーロ公爵の家臣は、サデーロ公爵がアドリーヌを侮辱した憂さ晴らしをしているのだろう、後悔しても知らないと怒りをあらわにしていますが、アドリーヌは一歩も引かず、ファラディ公爵家を軽く見ていたサデーロ公爵の方が後悔することになると言い返しました。
アドリーヌは従者のグリッツにもう一匹の猫を抱っこするようお願いをしますが、獣人に触れる機会がないはずなのにグリッツは慣れた手つきで猫を抱いていました。
ダメ貴族になりたい公爵令嬢 1話~4話の感想
主人公は本当に猫が大好きで、そのせいで車にもひかれちゃったんですね。
しかし、クロワンスが主人公の恋愛小説のはずなのに、飼っていた猫のせいで世界が滅亡するって、恋愛はどこへいったのでしょうか。
大切なお客様が来るからとオリーに掃除をお願いしていましたが、お客様とは猫の事だったのでしょうか。
獣人市場へ行ってからもアドリーヌの猫愛が爆発していました。
多くの猫を同じゲージに詰め込んでいる様子や、物のように売買されている獣人たちを見て胸を痛めていて、2匹の猫を見る時もどちらに対してもメロメロでした。
これは将来お猫様に尻に敷かれること確定ですね。
結局どちらが王子様なのでしょうか。
グリッツが獣人市場に行くことで暗い顔をしていたことと、普通の人間は猫に触れる機会もないはずなのに抱きなれているのは、本人か親戚に獣人がいるからなのでしょうか。
続きが気になります。