「隠された世界」は、ピッコマで連載中のMISHA先生原作のファンタジー漫画です。
大学3年生の芦田桃は何度も奇妙な夢を見るようになります。
夢の中で登場する男に会った事がある気がするのですが、毎回顔は絶対に見えません。そしてその夢を見たら必ず切らなければならないほど髪が異常に長くなってしまいます。
タロットカード占いがよく当たる友人がある男とぶつかった拍子に落ちたカードは悪い意味しか持たない「塔」のカードでした。これから何か悪い事が起きる予感がしていました。
ネタバレの話になりますので知りたくない人はこの先は読まないでください
隠された世界 前回のあらすじ
桃が正気取り戻した時には神羽族は倒されており、蛇族は堅い意思を持つようになっていました。
林田先生は、桃は集鱗という能力を持っていると言います。
桃の母親は、王蛇と呼ばれる、赤蛇の緋炎だと教えます。
曉斗も、浩樹から桃が青鳥と蛇族の子供だと教えられます。
浩樹は曉斗に、他の神羽族が気づかぬうちに桃を手に入れるよう指示しました。
隠された世界【33話】ネタバレ
桃は自分の家に帰って来ます。
母親と父親は心配して桃を捜索しようとと電話をしているところでした。
心配してくれている両親を見ながら、自分の本当の両親ではないと知った桃は、この関係も作りものなのかなと考えます。
しかし母親が桃がいつ帰ってきても食べられるようにと桃の好物ばかりを用意してくれているのを見て、とても幸せだと感じ、自分がなぜ普通の人間でないのかと悲しみます。
今の両親は、桃が神羽族に見つからないようにと林田先生が普通の人間を選んで、両親の記憶を操作していたのでした。
桃は両親に育ててくれたことを感謝し、両親を守るために桃の力で両親の記憶を消しました。
両親は桃の事を忘れるが、自分は幸せな時間をくれた両親の事を忘れないと誓い、家を出ます。
雨の降る中荷物をまとめて出てきた桃に、林田先生は自分の上着を着せます。
泣いている桃に、よく頑張ったと伝え、家を出ることがみんなにとって一番いい事なのだと言います。
桃は、林田先生に自分の本当の母親がまだ生きているというのは本当なのかと確認します。
桃の父親の青鳥は、一生のうちに一度だけ人に永遠の命を与えることができ、桃の母親がそれに選ばれたということでした。
隠された世界【33話】感想
桃の両親が林田先生を知っていたということから、もしかして両親も蛇族なのかと思っていましたが、両親は普通の人間だったのですね。
桃の母親は父親に永遠の命を与えられて生きているようですが、以前林田先生は桃の母親は神羽族に殺されたと言っていた気がするのですが、神ではいなかったのですね。
ずっと姿を現さないのは、神羽族から受けた傷のせいでどこかで眠っているのでしょうか。
桃はこれから母親を探しに行くのでしょうか。
曉斗たちや神羽族に捕まらないで会う事が出来るのでしょうか。
続きが気になります。