「姉が男主人公を拾ってきた」は、前世の記憶を持っている「エイミー」の姉が、前世で読んだ小説と同じ展開で森から男の子を連れて来ることから始まる恋愛ファンタジー漫画です。
姉の運命を変えるため、小説の主人公「リノク」の名付け親になったエイミー。昼は子供の姿、夜は大人の姿になるノクス(リノク)との生活が始まります。
ネタバレの話になりますので知りたくない人はこの先を読まないでください。
姉が男主人公を拾ってきた 前回のあらすじ
エイミーはタンシズが小説に書かれていた髪色と違ったため気づきませんでした。
タンシズは討伐に向かう途中で里を見に来ていましたが、この里を消すという選択もあったようですが、エイミーが住む里だから見逃すと言います。
エイミーはタンシズを追い返した後、タンシズにバレないように身を隠す方法を考え、人ごみに隠れることを思いつきます。
そしてすぐにリンネの家に行き、ソルフィンの祭典に行こうと誘います。
ソルフィンに着いたエイミーは、リノクとセレナの結婚を祝うお祭りでない事を知り、パレードが始まる前に離れようとしますが、リンネが見つかりません。
誰かを探しているのかと言われて振り返ると、そこにはタンシズがいました。
→姉が男主人公を拾ってきた 29話ネタバレはここからチェック
姉が男主人公を拾ってきた 30話 ネタバレ
また会えたというタンシズに、エイミーはなぜここにいるのかと問います。
タンシズは、街中では「皇太子」と呼ばないで欲しいと頼みながら、エイミーが自分を追ってきてくれたのかと問います。
エイミーは手の毒について教えて欲しくて魔法で跡を追ってきたと嘘をつきます。
手の毒は、上級魔獣のロレムリンにやられた傷でした。
専門の魔法使いでも治すのが難しいのに、エイミーはどのように治療したのかと逆に質問されます。
エイミーはタンシズに腕をつかまれていたので、距離が近いので少し離れて欲しいと頼みます。
離れた後に、エイミーはタンシズの顔がきれいだといいつつ、性格は悪そうだと悪口を言います。
そしてリノクがいると後ろを指して、振り返ったタンシズをまいて逃げました。
かなり歩いて馬車に乗ろうと鞄をあさっていると、具合が悪いのかと声を掛けられます。
そこには今度はグレイが立っていました。
グレイに挨拶をして、急いでいると逃げようとしますが、グレイも急ぎの用だと言って引きません。
エイミーは先に謝り、袋から粉を取り出してグレイにかけます。
そして逃げ切ろうとしますが、今度はグレイに謝られ、肩に抱えられて連れていかれます。
荷物みたいに抱えないで欲しいと頼むエイミーですが、グレイはエイミーをお姫様抱っこしたら叱られるのだと言い訳します。
エイミーはグレイに目は大丈夫かと声を掛けます。
グレイはずっと涙を流していて、前が良く見えなくなっていました。
エイミーがグレイに投げた粉は毒薬に近い粉だったようで、早く洗い流した方がいいと進言します。
エイミーはグレイを攻撃して肩から降ります。
粉は神経に作用する毒だから無理しないでと言い、リノクを離れてから3年も経っているのだから自分の事は忘れて欲しいと伝言を頼んで逃げ去ります。
夜になって、エイミーは歩き疲れてしゃがんで一人で花火を見ています。
エイミーは馬車を使ってディアナの所へ行こうと行動します。
エイミーがよろめいたところを誰かが支えてくれますが、離してくれないので振り返ると今度はリノクが立っていました。
リノクはどこへ行くつもりだと問い、自由を満喫したかと尋ねてきました。
姉が男主人公を拾ってきた 30話 感想
今回エイミーは忙しいほど色々な人と出会いましたね。
私はタンシズがお祭りにいるのは仕方ないですが、あんなに多い人の中よく出会いましたね。
それも自分を追いかけてきたのかというタンシズ。他の女性からはモテているからこそ出る言葉でしたね。
体調を心配して声を掛けてくれた人が偶然グレイだったなんてこともあるんですね。
それもエイミーをお姫様抱っこしたら叱られるとは、リノクは意外と嫉妬深いのでしょうか。
最後にはもう会うことはないと思っていたリノクに出会いました。
エイミーは他の人と同じようにその場から去るつもりなのでしょうか。
続きが気になります。