「隠された世界」は、ピッコマで連載中のMISHA先生原作のファンタジー漫画です。
大学3年生の芦田桃は何度も奇妙な夢を見るようになります。
夢の中で登場する男に会った事がある気がするのですが、毎回顔は絶対に見えません。そしてその夢を見たら必ず切らなければならないほど髪が異常に長くなってしまいます。
タロットカード占いがよく当たる友人がある男とぶつかった拍子に落ちたカードは悪い意味しか持たない「塔」のカードでした。これから何か悪い事が起きる予感がしていました。
ネタバレの話になりますので知りたくない人はこの先は読まないでください
隠された世界 前回のあらすじ
朝起きたら曉斗と桃の関係を知りたいというメールがたくさん届いていました。
曉斗と桃は、学長が考えた罰である「キャンパスヘルプサークル」のメンバーにされていました。
タロット占いの得意な杏は、不可抗力を意味するカードをが出たと桃に教え、この罰から逃れられない事を教えます。
そこで浅田愛夢に会いますが、昨日自分に何が起こったか全く覚えていなく、生物学の授業もなかったと言います。
その言葉を不審に思っている桃でしたが、浅田愛夢は自分にいじめられた夢を正夢にしてあげると言って桃をどつきますが、後ろに倒れそうになった桃を曉斗が助けました。
隠された世界【16話】ネタバレ
曉斗に桃をどついたのを見られて愛夢は曉斗に冗談だと弁解します。
桃はそれに怒り、その冗談は全く面白くないと言い、いじめをやめない愛夢に食ってかかります。
愛夢は言い返そうとしますが、曉斗がそれをさえぎります。
そして今度何かされたらしたいようにすればいいと、桃の味方をしました。
曉斗が教室に入ろうとすると、教室からハトが出てきました。
そのハトを可愛く思っている曉斗に、林田先生は全羽解剖するから逃がさずに持ってきてくれと言います。
鷹の能力を持つ曉斗は同じ属性の鳥類を殺す事にためらっています。
観察部位を淡々と説明している林田先生とはうらはらに、曉斗は固まって何も出来ません。
杏はその様子にいら立って、動物医学専攻なのだから解剖は当然だと言い、スーパーで買い物しているんじゃないのだから早く解剖しろと急かします。
林田先生が来て、曉斗に君は優しい、残酷な事に手を染めた事がないのだろうと言います。
か弱いものの命を奪うマネができないのかと、明らかに桃を殺そうとしていた事と対比させて話します。
その様子を見て、桃は林田先生が曉斗を嫌っているような気がします。
曉斗は自分が鳥が好きだから、他の動物に換えてもらったら解剖するというと、林田先生は個人的な感情で方針を変える事は実験の精神に反すると言って申し出を断ります。
そして、鳥類に対処する時は直接殺せばいいと言って、林田先生が自らハトを殺しました。
隠された世界【16話】感想
曉斗は本当に桃を調査をしなくて殺そうとはしていないようでした。
桃が同級生にいじめられていた時も「何かされたらしたいようにすればいい」と桃の力を使いたければ使って身を守る事を勧めました。
杏はハトをにぎりしめている曉斗に、「スーパーで買い物してるんじゃないんだから」と言っていましたが、やっぱり中国の市場でハトをそのまま売っている事を言っているのでしょうか。
そういえばハトはあまり見ませんでしたが、香港では路面で蛇をさばいている姿はよく見ましたね。
林田先生は曉斗に明らかな敵意を見せていましたね。
曉斗のために念入りに計画していたのは、これだったのですね。
曉斗の桃に対する仕打ちに怒りを覚えていて、同じことを鳥類にさせようと仕返しをするなんて、ちょっと意地悪ですね。(曉斗は人を殺そうとしていたのだからそうでもないか)
林田先生は鳥類に対処する時は直接殺せばいいと言っていましたが、林田先生自身は神羽族を殺した事があるのでしょうか。
目の前で鳥類を殺された曉斗はどうするのでしょうか。
続きが気になります。