「潰れる家門を生かしてみます」は放送作家だった奈緒が事故に合い、小説の世界へ飛ばされてしまう「異世界ファンタジー系マンガ」です。
小説の話のままだと一族は潰れて自分も死んでしまう!
なんとか運命を変えようと奮闘するヒロインの物語です。
ネタバレの話になるので知りたくない人はこの先は読まないでください。
潰れる家門を生かしてみます 前回のあらすじ
チンピラにからまれていた男は皇子様でした。
皇子は禁酒令に反している「ワインの流通網」と、それに投資している人の「リスト」を調べようとしていました。
一方、テラはレクトン街に来た目的のお店「ドラゴンドランクン」に到着しました。
テラは黒社会の主、アンドレピットに会うためにやってきたのです。
それもアンドレの弟子になりたいといい、理由を語り始めました。
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潰れる家門を生かしてみます 7話 ネタバレ
物語の行く末を知らないアンドレ・ピットにはテラの「家門を立て直す」という意味が理解できません。「1位の座にのぼりたいという意味?」とテラに質問をします。
ちょうどその時、ひっくり返してもらった砂時計が全て下に落ちました。
テラは立ち上がりドアを開けると、バーナードが今にもドアを壊して中に入ろうとしていました。
テラはバーナードに10分追加を告げて、すぐにアンドレの元に戻ります。
先ほど聞かれたアンドレの返答に、「新しい皇帝が、自分を支持していなかった家門を皆殺しにする可能性もあるから」と告げます。
そんな想像だけの理由で弟子になりたいのかと問うアンドレに、「この帝国についてもっと深く見つめることが出来るように視野を広げてくれる師匠が必要なんです!」と白紙の小切手を差し出します。
しかしアンドレはお金に目をくらますことはありませんでした。
するとテラは今度は挑発します。そしてエリオス家の次期当主になる人間が、今弟子として師匠に会いにきているのだと告げます。
アンドレは、テラが行政官試験を通過したら、弟子として受け入れるかどうか決める。と条件を出しました。
そののち、アンドレ・ピットがテラの師匠だとロイド伯爵に伝えてきました。
さらに弁護士からもテラについての件といい、ロイド伯爵に連絡があり、内容を知った伯爵は驚き、急ぎ弁護士を呼びます。
テラはその件でロイド伯爵に呼ばれましたが、いつもの執務室ではなく、本館会議室に来るように言われ、驚きました。
商団各支部の総括責任者が集まる場のようですが、テラは責任者になっていなかったからです。
会議室では、話し合いがされていました。
ジェイソンもクロエも、禁酒令が解禁されるので、お酒の貯蔵庫を作るべきだと伝えます。
クロエは情報の出どころは法務大臣である「アントン公爵家」からの情報だといいます。テラも伯爵もその情報を疑っています。
それよりもテラが気になっていたのは、自分の知っている物語の流れと変わってきているという事でした。
もしかしてエリオス家の滅亡が3年後ではなく、もっと早まるのではないかと不安になります。
潰れる家門を生かしてみます 7話 感想
今回は中身の濃いお話でした。
前回バーナードが、テラが一人でアンドレに会う条件というのは、時間を指定する事だったんですね。
でも運よくテーブルに砂時計が置いてあったからいいですが、時間を知る道具がなかったらどうするつもりだったんでしょうか?
アンドレの返答にも、「将来家門がつぶれることを知っているから」では信じてもらえないので、「皇帝が支持していない家門を皆殺しにするかもしれないから」と言い換えているのも賢いですね。
アンドレは行政官試験に通過したら弟子にするか考えると話していましたが、「丸々と太った弟子ができたわ!」「実力を引き上げるには何が必要かしら」と考えているところを見ると、もう弟子にしようという意思はあるようですね。
会議に出てきていた「禁酒令」の内容も、なかなか怪しいです。
話の流れが変わっているのは、テラが色々動いていることが原因なのでしょうか。
次回も楽しみです。